槍ヶ岳 (春合宿後半)

2022年5月3日(火・祝)〜5日(木・祝)

メンバー:
P1(4名)=NY、 FK、 NM、 AO
P2(3名)=YM、 KT、 KN(記)

2泊3日で、飛騨沢~槍ヶ岳ルートを行きます。
AOさんと私の新人2名は、初めての槍ヶ岳!期待に胸がふくらみます。

<5月3日>

好天に恵まれ、朝7:20、新穂高温泉駐車場からテント泊地の槍平小屋に向かって出発!

テント泊荷物は大きくて重い
穂高平小屋で休憩
沢を渡る場面も
じょじょに雪道となってきます

私は、残雪の道歩きは初めてで、雪は解けると滑りやすく、さらに重い荷物でバランスを崩しやすく、安定した歩行が難しかったです。そして、雪ののった岩に立ちこんだ時に滑ってしまい、危ない場面もありました。そこから、アイゼンを装着して歩き始めました。しかし、岩の露出している場所はアイゼンでは歩きづらく、困難な道が続きました。

時折こんな絶景に出会い、山々に励まされて歩きます

歩き始めて6時間後に槍平小屋に到着しました。

テント2張りを設営。雪壁で風を防ぎます。トイレも作りました。
雪のテーブルとベンチも作って、さっそく宴会に

風もなく穏やかな春の陽を浴びて、雪をまとった穂高連峰を見ながらのお酒は、とっても美味しい!! お酒の呑めない2名はお茶です。心配していた水は、沢から流れている綺麗な水を使うことができて幸運でした。一生懸命歩いてきた苦労が実ってうれしいなぁ。

こんな絶好のコンディションで槍ヶ岳に行けることは滅多にないから、明日は頑張りましょうと先輩たちからエールを送ってもらいました。

<5月4日>

朝4:30に出発。荷物を軽くして行けるので、助かります。

アイゼンとピッケルで、ずっと登ります

P2は、2時間ほどで飛騨沢千丈乗越分岐に。飛騨乗越までは、遠い遠い。。。先は見えているのに、なかなか到着できません。1時間半かけて飛騨乗越に到着。風の通り道となっているため風が強くなって、歩きづらい。。。

槍ヶ岳山荘前

ついに、8:30 槍ヶ岳山荘に到着。目の前に雑誌でよく見かける槍の姿が現れました。ここに荷物をデポして槍の穂先へ向かいます。雲が少しかかっていますが、風の影響はあまりなさそう。

混雑もなく順調に登っていきます

P2は、9:16 に、P1は、10:30頃に山頂に登頂。

ついに!

P2の先輩。 ちょっと雲がかかってて残念!

新人の私も登頂できて感激!

P1の4名。雲がとれて最高ですね!
絶景!絶景!絶景!

下りは慎重に。

クライムダウンで鎖に助けられながら下山。

テント場まで戻ります。だいぶ雪はゆるくなっています。
朝来た道を振り返ってみれば、美しい雪原

下りながら、雪道を歩く練習。体重のかけ方、足の置き方、KT先輩が丁寧に指導してくださり、少し上手になったかも。途中、朝にはなかった雪崩の後があり、ちょうど登っている時だったら…という怖い場所も通りました。融雪の時間は速く通過することが肝心です。

12:30 テント場到着

登頂の祝杯!

<5月5日>

テントを撤収、トイレをきれいにして5:50出発。
/

往き道で、私はポールよりもピッケルの方が安定して歩けることがわかったのでピッケルを手に、先輩たちはポールを手に下山です。アイゼンを付けての岩道下りは私にとってはとても難しい道でした。

6:50 藤木レリーフ
7:00 滝谷避難小屋
9:00 白出沢出合
9:40 穂高平小屋
10:30 新穂高温泉駅着


無事に下山できました!

初めての槍ヶ岳、残雪期の難しい道を根気よく指導、リードしてくださった先輩方のおかげで登頂、下山することができました。ずっと心に残る山行になることでしょう。ありがとうございました。


三ツ峠 中央カンテ

2022年4月23日
メンバー:S、K(記)

新緑が美しい季節になり、三ツ峠へ。快晴、無風で絶好のクライミング日和です。
三ツ峠は、雄大な富士山をバックに登ることができる人気の岩場です。一般登山道も整備されており、たくさんの方がハイキングを楽しんでいました。

最初に取り付いたのは亀ルート(5.7)。碓井徳蔵さんが開拓したSさんお気に入りの名ルートですが、1ピッチ登ったところで、壁一面の水びたし岩に直面。なんか暗くてヌルヌルしています。今回は無理をしないで回避することに。残念です。

次に取り付いたのは、草溝ルート(Ⅳ級)。ここ屏風岩右フェースは、登る人が少なくて落ち着いて取り付けます。リードはSさん。支点が少なく、カム数本を使って登りますが、最後のクラックがやや難しかった。

お昼休憩の後、ザックを背負って中央カンテ(4P、Ⅳ+)に挑戦。三つ峠一番の人気ルートとあって、懸垂下降で降りてくる人と登る人が混在し、待ち時間が発生、登るのに時間がかかります。

私が1P目のリードに挑戦。しかし、正規のルートではなかったようで、簡単なはずのルートがなんとも難しいクライミングとなってしまい、かけたロープも交差しちゃったりして…。Sさん「こりゃ、ダメですなぁ」。以後、グレードも上がるので最後までSさんがリード。

2P目以降は、深くえぐれたクラックが多く、カムをかなりの頻度で使用。Sさん曰くシンハンドのクラックも多かったとのこと。

Sさんがかけるロープは美しいラインを作り出します。

私はフットジャムで登り続けます。最後の最後には苦手なスラブがお目見え。終始、気を抜くことができませんでした。

4Pを終え、お互いロープを持ちながら歩いてやっと頂上に到着!初登頂です。
登り始めから3時間以上がたち、すっかり陽もおちかけていました。

雲も現れ、薄暗くなってきた頂上

一般道を歩いて下山。

私は、岩感がかなり失われていて、岩目を見ても先のイメージがなかなか湧かず、手足の動かし方が閃きませんでした。半年のブランクでこんなにもあっさり感覚が悪くなるんだと茫然。また登らないとなぁ。

富士山をバックにずっとクライミングができるなんて、とてもうれしく、楽しかったです。

Sさん、たくさんリードしていただき、ありがとうございました。今度は亀ルート攻略しにいきましょう!

那須 三本槍岳

3月25日 山下他1名

3月も末だというのに北温泉までは雪道だった。
平日なので先行者は期待していない。

北温泉 テルマエロマエの撮影場所


数日前に降った雪で多少のラッセルは覚悟はしていたが林道出合まで登り着くとワカンの世界。スキー場は稼働していないので人の気配は無い。ここは中ノ大倉尾根の末端で広い雪原となっている。高い方を目指して登れば間違い無いが下山時にホワイトアウトだと迷いそうで怖い。

高度を上げて視界が開けると茶臼岳が右手に
朝日岳の勇姿も
赤面山分岐への登り ひたすら雪原を歩く

ただひたすら登る。ふくらはぎ真ん中位の嫌なラッセルがダラダラと続くが徐々に視界は開けて右手に茶臼岳が大きく聳える。
今日は風も無く暖かい。尾根上の木々も雪を落として”春です”と告げている。
スダレ山の大岩まで一汗かくと三本槍岳への鞍部、広い雪原となる。この季節はどこを歩いても良いので適当に踏み込んだら腰まで沈んで往生してしまった。

これが結構きついのである
北に旭岳(赤崩山)


見上げると二人ほど三本槍への登りに取り付いている。朝日岳方面から縦走してきたようだが急斜面にスノーシューで苦戦している。
浮力ではワカンより上手だが傾斜が強い下りでは足捌きが難しそうで入れ違いに山頂に立つ。
北には会津の山々、西には三倉山と大倉山、振り返るとアルペン的な風貌の朝日岳が。

三本槍手前の広い雪原
すぐ下に大峠、その先に流石山と奥那須の山々が連なる

「三本槍岳」の由来は会津、那須、黒羽の三藩が山頂の領有を巡って定期的に槍を立てたことからきているのだとか(Wikipedia引用)
西に大峠が随分と近いので驚く。夏に井戸沢を登って流石山からの下山ルートとなる道だ。
紐解くと1683年に会津藩主、松平正容によって拓かれた「会津中街道」として参勤交代にも使われた道なのだという。
こんな山深い峠を古の道として越えていった先人達の労苦が偲ばれる。そして下り着いた三斗小屋宿跡は白湯山信仰で賑わい、また戊辰戦争で血生臭い戦禍の歴史もあった場所だ。

下山はサクサクと進む
朝日岳のアルペン的な風貌が素晴らしい

午後になり気温が上がってきた。日焼け止めをもう一度塗り直し同じ道を下る。
途中、自分達のトレースだと辿って行くと変な方向に下りだした。良く見ると蹄みたいな跡にも見える。
「ありゃこれはカモシカかなぁ?」
再度方向を確認して無事北温泉に下り、帰りは那須湯元で熱めの温泉に浸かり帰宅。

北温泉(7:00)-中の大倉尾根末端(8:20)-三本槍岳(11:40)-北温泉(15:00)

残雪期 三本槍岳

3月9日(水) 天気:晴れ

メンバー:Fリーダー、Tさん(うの先輩)、Mさん、A(記録)

このメンバーで山行に行くのは2回目になります!

今回の行き先は、栃木県の三本槍岳!那須連山の1つです!

天候は朝から晴れており、風もほとんどなく、まさに登山日和でした!

出発に向けて準備中!
7:45 出発です!みんなでパシャリ!

まずは、北温泉の横を通っていきます。とても風情があります!

北温泉①
北温泉②

登山道に入るといきなりの急登が始まります!

平日でしたがトレースがついていていました!

初めは樹林帯を歩いていきます!

ブナ林

歩いていくと、少し見晴らしがよくなってきました!

そこで1枚!

Mさんと朝日岳①

Fリーダーより「歩いた跡があっても、いろんな人が山に入ってるから、信じちゃだめだからね~」と言われました。

するとMさん、「try me 私を信じて ~By 安室奈美恵~」と口ずさみながら歩いていきます!

そして、みんなで地図を確認しながらいきます!

地図で確認

また途中トレースがなくなりラッセルをしなければいけなくなった時、うの先輩とFリーダーが前に行ってくれました!

私はまだまだ修行が必要です…

中の大倉尾根に出ると、眺望が開けて素晴らしい景色が広がりました!

三本槍岳まではずっと気持ちいい稜線歩きです!

写真ばかり撮ってしまいなかなか前に進みません!

朝日岳
何かの蕾
Mさんと三本槍岳②
うの先輩、きもちよさそうです!
茶臼岳と朝日岳
遠くの方が霞んで見えます。春霞。
スダレ山方面
ほんとに気持ちがいい稜線です! 風もほとんどない!
あの急登を登りきれば山頂です!
あと一息!

12:10 三本槍岳山頂に到着しました!

山頂からの景色は最高です!この日は風もほとんどなく、何時間でもいられるようでした!

みんなで記念撮影
流石山、大倉山方面
茶臼岳、朝日岳方面
熊見曽根方面
旭岳方面
そして下山準備!

下山時はみんな上着はインします!

そして、準備万端のようでそうではありませんでした。(約1名)

途中ハプニングを起こしてしまいましたが、天気は下山時も最高でした!

前回の鳥帽子岳同様、時折ソリを使用しました!
Fリーダーは、ソリ滑りも上手です!
うの先輩と朝日岳
事件現場

途中、ハプニングが起きましたが予定通り無事に15:30駐車場に戻ってくることができました!本当に良かったです!

今回もFリーダーの手料理おいしかったです!いつもありがとうございます!

うの先輩のラッセル素敵でした!私はラッセルができる上司が欲しいです!

いつもMさんの明るさ、ボキャブラリーの豊富さ、勉強になります!

今回も学びのあった山行になりました!次回は同じ間違いをしないようにしていきたいと思います!皆さま、お付き合いいただきありがとうございました!

そして、メンバーの皆さんにも写真を提供していただきありがとうございました!

またよろしくお願いします!

うの先輩、Mさん、Fリーダーと茶臼岳

相沢奥壁大氷柱(アイスクライミング)

2022年2月27日(日)晴/曇り

メンバー:K(L)、Y、T(記)

 今シーズン最後?のアイスクライミングに行ってきました。松木沢を計画していましたが、週半ばからの気温上昇に伴いF4がお釜状態であると情報あり、相沢奥壁の氷柱群に変更となりました。

登山口8時20ー中の宮分岐9時ー奥壁大氷柱取り付き9時30 〜待ち(準備)〜10時30登攀開始ー11時10 2P開始ー13時終了点着ー懸垂終了14時50 ーエイプリルフール見学ー15時50下山開始ー16時40分駐車場着

集合前にYさんにハプニングが起きましたが、悔しい思いを氷にぶつけると気持ちを切り替えて、荒船山の相沢登山口へ向かいます。駐車場は既に5台ほどいて一般登山の方もいました。

この時は日も出ていて暑いくらい。汗💦だく。

尾根づたいに登っていきます。まだ雪がしっかり残っているところも多かったですがアイゼンはつけずにいきます。

左手に目指す氷柱が見えてテンション上がるのと同じくらいあそこまで歩くのかーとテンション下がる

中の宮の大岩で一般登山道と分かれます。相沢氷瀑群のかわいい道標に沿って急な尾根道を進むとドーンと氷柱が現れます。

一般登山道との分岐の道標

取り付き到着時は先行パーティ2組いて、右のラインを一組目のフォローが登るところでした。左のラインはガチなバーチカルのため断念。隣の氷瀑に行くことも考えましたが、準備している間に2組目が登り始めそうだったので、待つことにしました。ロープの長さも考慮し、10m程度のテラスでピッチを切ることにして、短いところはTがトップで行かせていただきました。

朝の悔しさをぶつけながら登るYさん

この後の長ーいラインをYさんがガツンと登っていきます。途中ヌンチャクを落としてしまい、ヌンチャク+カラビナ直がけという強行に出たことでロープが大変重かったそうです。

終了点からの眺め
サクサクと登ってきたKさん
青ラインのつもりだったが、赤ラインにでていた

この後左のラインをトップロープで登るために支点を終了点より少し左手にずらして懸垂開始。あれ?ずいぶん左だぞと思っていたらツララのラインに出ていました。しかもロープが途中のツララの上で止まっていたため、空中懸垂で必死でロープを落とします。その間は頭上のツララが落ちてこないかヒヤヒヤでした。しかもあと5mのとこでロープが足りなくなり、またもヒヤヒヤ。ヒアリハットだらけの反省懸垂でした。勉強になりました。

安全な懸垂で降りてくるKさん

もっと右に支点を移動するように伝えて後続は無事に降りてきました。そんなこんなでいい時間になってしまい、今季最後のアイスは終了となってしまいました。

この後、隣の氷瀑のエイプリルフールを偵察し下山しました。また、来年出直して頑張りたいです。お疲れ様でした。

おまけのPhoto

泥だらけのアイゼンを洗うKさん

アイスクライミング 中津川 山吹沢の滝

令和3年2月19日(土)

メンバー: Y  F A K

天候が危ぶまれたが、土曜日の午前中なら期待できそうと中津川の初級の沢に行ってきました。中津川林道から上野大滝林道に入り、ゲート手前に駐車をしてそこから約1時間の歩きになります。この日は、山吹沢は我々が独占。その先のソロバンの滝に1パーティー入っていただけなので、9時から14時まで充分と楽しめたクライミングになりました。

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ゲートから約1時間の林道歩き。

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山吹沢に架かる橋から約10分の沢歩き。実はこの歩き氷が薄くドボンしそうで恐怖です。特に帰りは日が当たり氷を破り、小さな流氷の上をAさんが漂流してました。冷や汗・・・

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右岸上部は一部水が流れている個所もあったが、結構しっかりと凍っていました。左右にトップロープを張って1人4.5本登れ充分な練習ができました。新人Aさんは1日でかなり上達。次回はスクリューをきちんと打てるように練習したいと意欲的。また新しい分野のとりことなったとの事。左岸のロープは50mでは足りませんでした。

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天気も途中から晴れ間も出て風もなく穏やかな中で充実した1日を過ごせました。皆さんまた行きましょう。「お疲れさまでした」

アイスクライミング 神津牧場

2022年1月30日(日)日帰り

メンバー : Y N S T K K

S師匠の今年はアイスの状態が良いとの事でメンバー5名でアイスクライミングの計画を立てた所、なんと富山からN塾長が「俺も行く」と緊急参戦。

神津牧場のインディアン広場でクライミングを楽しんで(もがいて・・)来ました。

Nと新人でありながら経験者のT 二人でチェロキーを登り TRをセットしてもらい

アッパチ シャイアンと左右のルートを楽しく登ってきました。

ワカン練習in烏帽子岳〜湯の丸山

2022.1.27 曇り 気温-15〜-8℃

メンバー: F子、T美、M希、A保

8:00地蔵峠P-9:00鞍部-9:50烏帽子岳-10:50鞍部-11:45湯の丸山-11:55北峰-12:45鐘分岐-13:30地蔵峠P

ワカン練習にいってきました。残念ながら期待した展望は見られませんでしたが、雪遊び満喫の楽しい山行でした。

ワカンの着け方を確認して出発!

樹林帯は雪で覆われていて、とても綺麗です。Aさんの心も洗われていきます。

心の洗濯をしながら歩くAさん

トレースがしっかりついていて、ワカンなしで歩けます。あれ?練習は?と思いつつ、烏帽子岳に到着。

小烏帽子を烏帽子と勘違いしガッカリするMさん
期待していた景色は見られず、真っ白。

ワカンを着けて稜線からショートカットをして鞍部にもどります。腰まで沈むモフモフに難渋しつつ、雪をこぎます。少し谷側に寄ってしまいましたが、無事稜線に復帰。地図で稜線下ると確認していましたが、実際の積雪の地形を読むことの難しさを再認識しました。

GPSで確認すると…
しずむー
起きれなーい
少し慣れてきたかな?

湯の丸山の山頂も真っ白でしたが、時折うっすらと日が差してきます。北峰のピークも踏んで二座達成です。

下山はFさんが持ってきてくれたお尻ソリで颯爽と?下山開始です。

楽しい!初めてのシリセードを満喫

日も差して暖かくなってきたので、鐘分岐でおやつタイムです。Tは阿弥陀南陵ではスナックを開きましたが、この日は甘味屋さんです。温めた甘酒を振る舞います。冷えた身体に沁みます。

持ち寄ったおやつ。甘いのしょっぱいのいろいろ。

この後、スキー場の端の方をシリセードで滑り降りあっという間に駐車場に戻ってきました。温泉で温まり帰路につきました。

硫黄岳&ジョウゴ沢アイスクライミング

2022.1.8〜9

参加者:Sさん、K(記)

1月8日 硫黄岳

赤岳山荘に駐車して、赤岳鉱泉まで歩きました。快晴で穏やかです。
ただし、立ち止まるととても寒く、特に指先が痛くなってしまいます。テント泊の装備も重く、背負うのにひと苦労です。なので、ザックを下ろして休むことが難しい。

赤岳鉱泉に到着後、すぐにテントを張って、アタックザックに背負い換えて硫黄岳へと出発。富士山で歩行練習をした時のことを思い出しながら、カーブのところは一歩で曲がるとか、山側の足はまっすぐ進行方向に向けるなどなど気をつけながら丁寧に登ります。

途中、大同心を見ることもできます。面白い形をしていますね。
樹林帯を抜けて稜線に。西からの太陽があたって、山の陰影がくっきり。
ハイマツがミニモンスターに。赤岩の頭まではほんの少し。

赤岩の頭(あかいわのかしら)に到着しました。一気に視界が開けます。

赤岩の頭の雪はしまっていて美しい縞模様も見られました。

山頂までの道すじが、くっきりと見えます。

稜線を登って行くうちに、どんどん風が強くなってきました。冷えて、手がちぎれそうになるくらいでした。

硫黄岳到着

山頂に到着!快晴で良かった!初めての雪の八ヶ岳。
山頂では、ガイドさんツアーの方たち12名ほどと一緒になり心強かったです。ツアーの皆さん、寒さもなんのそので写真やビデオを熱心に撮影されてました。この景色に出会えてほんと良かったですよね!

硫黄岳の噴火口にそびえる岩壁
360度の絶景。北アルプスまで綺麗に見えました。
八ヶ岳ブルーと南八ヶ岳の山々へと続く長い稜線が美しい

もう少しゆっくりいたいなぁと後ろ髪をひかれつつも、寒いので急いで下山しました。

  ※8:30赤岳山荘出発 11:30赤岳鉱泉 
   13:30硫黄岳へ出発 15:30赤岩の頭→15:50硫黄岳山頂→17:00赤岳鉱泉

1月9日 ジョウゴ沢でアイスクライミング

初めての八ヶ岳&真冬のテント泊は、寒くて夜中に何度か目が覚めてしまいました。
朝、起きるとプラティパスに入れていた水が完全に凍っていてビックリ!カバーからはみ出ていたシュラフには霜がついていました。やっぱり八ヶ岳って寒いんだなぁ、と実感。
それでもOD缶の寒冷地用のガスで、すぐに暖まることができたので、ほっとしました。

さぁ、今日は乙女の滝でのアイスクライミングです。

昨日歩いた硫黄岳へ行く道を途中まで辿って行き、ジョウゴ沢へ入っていきます。

1Pめ

小さい滝になってました。ちょっとだけアイスクライミング。

2Pめ

15mほどの氷の壁が出現。すでにゲレンデとして取り付いているグループがおりました。
彼らの左側をSさんがどんどん登って行きます。スクリューも使わず上に到着し、支点を構築してくださり、私はトップロープの状態で登りました。落ちると滝下の水たまりにボチャンです。氷が硬く締まっていて、キックをしても入らず、キックし続けると氷の壁が崩壊…💦
体勢も崩れており、あまりの下手くそさに、自分でも呆れちゃいます💦
アイゼン、モノポイントに変えようかなぁ(←道具に頼る)。

  ※帰りは、この滝を懸垂下降しました。

3P

滝が雪に埋もれてて、アイスクライミングは無理でした。

4P

乙女の滝に到着。水色のきれいな滝です。先行パーティーが取り付いています。

前パーティーは取り付いたばかりの様で、時間がかかりそうだったので乙女の滝は諦めて、その先のナイアガラに向けて出発。

小さいけど、やっぱり水色で綺麗な滝です。

ここをSさんが、リードで登ってくださり、私はトップロープで登ります。


Sさん2回、私が2回登って終了。

後ろを振り向けば、こんな絶景!大同心もよく見えて、そこを登る人の姿も見えました。

八ヶ岳はとても綺麗。でも、寒いし、人が多いし…アイスクライミング練習には他も良いのでは、なんて話しながら下山。

赤岳鉱泉に到着。アイスキャンディは大賑わいでした。

この後、テントを撤収し、ヘッドライトを付けて赤岳山荘目指して下山しました。
闇の雪道を歩くのは初めて。雪に当たった光が星のようにキラキラ光り、無数の光の点に囲まれた道となり、まるでクリスマスのイルミネーションのよう。狐の足跡も見られて、ちょっとうれしい。風もなく暖かい夜でした。

冬合宿 赤岳・阿弥陀岳登頂(1/8・9)

メンバー:N山さん、Y下さん、F寺さん、A井(記)

赤岳山頂

今回の記録は新人のA井が書かせていただくことになりました。

今回の冬合宿は、八ヶ岳を中心に3パーティに別れて行うことに。そして、2日目の夕方合流し宴会、というものをやる予定でした。

私たちが行くルートは、当初1/8・9・10の3日間で2日目に赤岳、硫黄岳、横岳の縦走予定でしたが、2日目1/9の午前を中心に強風が予測されるとのことで予定変更と前日にリーダーのN山さんより連絡あり、縦走は断念。

1日目赤岳登頂、2日目阿弥陀岳登頂、3日目下山というように変更になりました。しかし、天候が良かったため当初の予定よりも早く行動でき、1日早く下山しました。

1月8日(土) 1日目 天候:晴れ

8:30 赤岳山荘駐車場出発-11:30 行者小屋テント場着(テント設営)-12:30 テント場出発-14:00 赤岳山頂―16時 テント場着

朝から雲一つなく、登山日和。

私は、冬の南八ヶ岳に来ることが初めてだったのでとても楽しみだったのと、冬のテント泊が初めてだったので先輩方に持ち物について様々な事を教わり、入念に準備をしてきました。

8時30分 赤岳山荘を出発。テント場が行者小屋なので美濃戸山荘の分岐で南沢ルートに行きます。その時に、別パーティのS村さん、K西さんと遭遇。お互いの安全を祈り、別れます。

南沢の登山道は、たくさんの方が歩かれていてトレースがしっかりついており、固すぎずやわらかすぎずとても歩きやすい状態でした。

先頭Y下さん、A井、F寺さん、N山さんの順で歩いていきます。私は遅れないようにと思い、Y下さんの後ろをしっかり歩いていきます。(あおってはいません)

途中、荷物の重さから自分の体力が急に落ちたことに気づき、ペースが遅れました。その時に、冬山テント泊の厳しさを痛感しました。荷物の重さを考えたうえで、ペース配分を考えるべきでした。

11時30分 なんとか行者小屋に到着。テント場はまだそこまで混んでいませんでした。テント設営後、赤岳に出発します。

12時30分 赤岳に出発。文三郎尾根~赤岳を往復します。

途中、会のメンバーであるN村さんと遭遇。私は初めましてでしたが、他の方々は久しぶりに会えたことに感動していたようです。

文三郎尾根はひたすら登りでとてもキツイですが振り返ると八ヶ岳、北アルプス、阿弥陀岳などの山々が綺麗に見えるので、それが何よりの救いでした。

阿弥陀岳方面

14時 赤岳山頂へ。

山頂に立つと、富士山、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、関東の山までもよく見えました。特に感動だったのは、両神山と武甲山が見えた事です。夏に1度赤岳に登った時はガスで全く景色が見られなかったので、今回は素晴らしい景色を堪能できました!

以下、赤岳山頂からの風景です。

横岳、蓼科山方面

14時15分 下山開始。

問題は下りでした。問題だったのは私だけですが、下るとなって下を見たら急に怖くなり、足が前に進まなくなっていました。自分では気づきませんでしたが、「へっぴり腰になっている」と言われました。そして、ロープを繋いでくださり、下山をすることに。歩き方やピッケルの使い方など以前にも教わっていたのですが、改めて教わりました。

16時 無事にテント場へ。

テント場に着いた後は、夕食の準備。まずお酒を飲む人、ご飯を食べる人それぞれです。1つ同じだったのは、メンバー4人足をつったことです!水を飲んだり、足を伸ばしたりしていました!そして、就寝。

1日目はこれで終了です!

1月9日(日) 2日目 天候:晴れ

8:40 行者小屋テント場出発-10:00中岳コルー10:30阿弥陀岳山頂-11:15 山頂出発-12:10 テント場着-13:00 行者小屋出発-14:30 赤岳山荘着

2日目も朝から晴れ。本日は阿弥陀岳登頂予定ですが、天候次第で予定が変わります。

行者小屋から稜線を見ると雪煙が舞っている、風が強いのではないかと先輩方が話していたのですが、行けるところまでは行ってみようという事になりました。

8時40分 テント場出発。

本日の歩く順番も昨日同様。Y下さん、私、F寺さん、N山さんです。
昨日のように疲れないよう、私は並べく先頭のY下さんと距離をとって余裕を持って歩くようにしていましたが、Y下さんは速いことどんどん前に進みます。ご本人様にお伝えしていませんが、強靭な方です。他のメンバーF寺さん、N山さんも強靭な方々なので、ほんとに心強かったです。

10時 中岳のコルに到着。

風はありましたが、予想されていたほど強くありませんでした。そして軽く休憩をとった後、阿弥陀岳への最後の登りを行きます。そこは、はしごや鎖場など危険なところもあります。落ちないよう慎重に行きます。

10時30分 阿弥陀岳山頂へ。

この日も山頂からの展望は最高で、360°山々が見えました。夏の八ヶ岳はコケがあり魅力なのですが、冬に来たら雪山の方が全然魅力的だと思いました。以下、山頂からの景色です。

そしてこの日はなんと、長野県の八ヶ岳から茨城県の筑波山が見えたのです!その写真はありませんが、埼玉県を越えて茨城県が見えるとは驚きました!

山頂で雪山を満喫していると、南陵ルートで阿弥陀岳山頂を目指していたもう1つのパーティが登ってきているのが見えました。山頂での風もそこまで強くなかったので、待つことに!1時間も経たない内に登ってこられて、合流、一緒に記念撮影をしました。

11時20分頃 下山開始。

下山時は昨日同様、ロープを繋いでいただきました。危険な個所もありましたが安全なところまで来たところでロープを外しました。そして、無事に行者小屋到着。そこで再度、南陵チームと合流し時間も早かったため、もう1泊せずに下山をすることに!宴会はお預けとなりました!

14時30分 赤岳山荘到着。無事に下山することができました!そこで名物だという、肉うどんをいただきました。とてもおいしかったです!今まで赤岳山荘は通り過ぎるだけでしたが、また1ついい発見ができました!その後は、温泉に入り、帰路につきました!

最後に、今回の山行で学んだことがあります。

阿弥陀岳を下山中、ロープを外すときにY下さんから「一蓮托生なところがいくつかあったからね」と言われました。

その時に、「はっ」と思いました。自分は怖いからロープを繋いでもらえれば安心だと思っていたのですが、ロープを繋いでくれている相手の事をしっかり考えていられなかったと思います。自分が転べば、相手も巻き込んでしまうと。

1歩1歩確実に、安全に歩かなければいけないと、改めて思いました。

1日目ロープを繋いでくださったN山さん、2日目ロープを繋いでくださったY下さん本当にありがとうございました。そして、2日間私の後ろから、要所に声をかけてくれたF寺さん、ありがとうございました。

今回は皆さんの力で登りきることができましたが、次回赤岳、阿弥陀岳に行く時は、自分の足で登って下りられるようにしたいと、ビビりを直したいとそう思いました!

2日間天候に恵まれ、冬の八ヶ岳は最高だと実感した冬合宿となりました!

赤岳