春合宿(会津駒ケ岳)

日付 2025.4.26(土)

メンバー Fさん、Uさん、H(記録)

行程 7:40駐車場到着ー7:55滝沢登山口ー12:00会津駒ケ岳ー12:35中門岳ー下山15:30

鳥海山行きたい!東北の方は前線の影響で?天候があまりよくないかもしれないから、ダメだったら五竜岳。そこもダメだったら燧ケ岳周辺?といろいろな方面で予定を考えていました。GWは晴れる!と思っていましたが、なかなか天候が安定しない・・・予報では風が強い(20m?!)とのことで

結果、天候が良いであろう会津駒ケ岳に決定!

今年は、雪が多かったこともあり、交通規制がまだ解除されていないため、滝沢登山口からの往復となりました。御池から会津駒ケ岳の縦走や御池から三岩岳の縦走もできるらしい。三岩岳までの縦走は、夏は藪で通ることができないので、冬季限定ルート!今年は雪が多いのでGWも縦走を楽しめそうです。

さてさて、天候がよいからと決めた会津駒ケ岳。結果から言うと・・・

と~~~~っても良い天気でした☼ほぼ無風。雲ひとつない快晴☀

登山口までも雪が解け、登山道も乾いており、あれ?夏山?と勘違いするくらい最初は雪がありませんでした。できるだけショートカットしたいということで駐車場から最短ルートで登りましたが、最初は急登💦一気に汗がでてきました。同じくらいに登り始めたスキーヤーはさらに急登を直登!!!私たちは、楽な道へ(笑)あっという間に分岐につき、少し乾いた道を歩くと雪がでてきました。さすが残雪期。雪が締まっていたので、アイゼンは履かずにそのまま頂上へ。

雪で日の照り返しが強い!日焼け止めを塗りましたがこれは焼けるなぁ・・・と思いながら、Fさんは手作りのマスクを。Uさんは手拭いで日焼け防止。(鼠小僧のようでした)

春の訪れを感じさせる鳥の鳴き声。鳥笛をもっていたHは鳥たちとの会話を楽しみました(笑)

のんびりと歩いていると木々の間から燧ケ岳と至仏山が見えてきました。しっかりと雪がついていて明日登れるかな?と期待を胸に。

「あそこを登り切れば、あと少しで小屋が見えてくるはず」と思っていましたが、なかなか見えてこない。「あそこまでいけば!」まだ見えてこない。「今度こそ!!」と気合をいれても見えてこない?あれれ?雪に埋もれているのか?そんなに今年は雪があるの?!と話をしていると頂上が見えてきました。あの急登を登り切れば!!と後ろを振り返ると小屋が見えました。しっかり雪に隠れていました😊

頂上に到着~~~~!

大きな看板が・・・ない!!

今年は雪がたくさんふったため、埋もれているそうです。何度も登ったことのあるFさんもこんなに雪があるのは初めて!とのこと。中門岳の方に行ってみよう!と先を見ると雪庇が。どこで踏み抜くかわからないので慎重に進みます。雪庇もあり、今朝は早い出発だったので今回は途中でUターンして下山することに。

帰りはもちろん、ヒップスキー(尻セード)で。Fさんが私たちの分ももってきてくれました。Hは初めてでしたが、滑り方を伝授していただき景色を楽しみながら遊びながらあっという間に下山。(Uさんは途中、木に激突。大事に至らずよかったです)

今日の宿は、見通りキャンプ場。歩いて30秒で温泉。なんと素敵な場所なんでしょうか。キャンプ場で温泉の回数券?を安く購入できるので買うならそこで買った方が断然お得です。

そして、今日の夜ご飯はBBQ🍖

Fさんがたくさん仕込んできくださったので、お肉と焼きおにぎりとエビとホッケと・・・お腹いっぱいごちそうになりました。何から何まで本当にありがとうございました。余った分は明日の朝食へ。

夜空には満点の星。日ごろの仕事の疲れが山と温泉とご飯で吹き飛びました!

【春合宿①】鋸岳(~甲斐駒ヶ岳)

日程 2025年4月27日~29日(行程変更で28日までの1泊2日)
メンバー T橋さん、A木(L)

当初、剱岳小窓尾根を26日~29日の予定で組むも、A木の家庭都合により日程変更。
それでは…ということで八つ峰を狙ってはみたものの、シベリアからの寒気が入ってくるということで天候は今一つ。 
Bプランとして用意していた鋸岳~甲斐駒ヶ岳に行き先を変更することとなった。
一時はT橋さんの体調不良で催行が危ぶまれたが、さすがプロというべきご本人の迅速な処置対応で、なんとか26日早朝に埼玉を出発することができた。


DAY 1(4月26日)
順調に中央道を進んで戸台の仙流荘にたどり着いたのは朝8時。バス(戸台大橋まで乗車予定)の時間まではまだ2時間もある。そのまま車で登山口方面まで偵察に行くと、橋の先の立派な登山者用トイレの脇に駐車場が。これはありがたい!ということで今回はそちらの駐車場を利用して少し早めにスタートすることができました。
そこからしばらくは展望の開けた河原歩き。春とは思えない炎天下の中約2時間をかけて角兵衛沢登山口に至る。(途中、渡渉を数回行いますが、うまく飛び石を使わねばなりません)

ながいながい河原歩き。よく考えたら、帰りはもっと長くこれを歩く。
渡渉は慎重に。

角兵衛沢ではピンクテープが豊富に施されており、道迷いの心配はゼロ。
しかしながら新年度に入ってから毎晩のように宴席が続いていたボディに急登が堪える。
また、先ほどの河原歩きがしっかりと体内の水分を奪ってくれていたらしく、相当につらい登りとなったが、何とか15時前には宿泊予定地の岩屋に到着。
どうやら本日の宿泊者は我々しかいない模様。心配していた水も岩屋の奥から豊富にしみだしており、まさにテン泊好地。そそくさとツエルトを張って初日の疲れを癒す。

本日の泊地。なんと独り占め!
一部の看板はすでに木に食べられ始めていました
心配しましたが、岩屋の奥からは滾々と水が湧き出していました。
岩屋ではかわいい来訪者(ナントつがい)も!!
今回は軽量化のためツエルト泊。屋根のおかげて超快適。

どうやら明日は午後から天気は崩れ、未明からは結構な雪が降る可能性もあるらしい。
行程は伸びるが鋸岳通過後の中の沢乗越から熊穴沢を経て出発地に戻るプランに変更した。

DAY2(28日)
2時起床、4時行動開始。
ヘッデンを頼りに急登のザレ場?ガレ場?を詰める。きわめて登りづらく、体力消費が著しい。途中、左岸側に草付きが出始めるとその中を縫う道を発見。その後は比較的快適に高度を稼ぐことができた。(なお、道中にて快適なテン場を数か所確認。水さえ確保できれば良い場所と思われる。)

<第1高点>
角兵衛のコルに至ると、北側斜面はびっしりと雪。登るルートも凍結していることからアイゼンに装備を変更。
特に難しいところはないが、慎重に足を運んで第1高点に到達。2年前の春合宿で断念したピークにやっと立つことができた。

第一高点。なぜこんな体側が攣りそうなポーズになったかは謎。

<第3高点>
第1高点からは小ギャップとよばれる鎖場をクライムダウンする必要があるが、結構な急傾斜(若干ハングしている?)と手袋でおぼつかない手元を鑑みて約10mの懸垂下降。
その後、鎖のついた壁を登り返し、すっぱりと切れ落ちたナイフリッジをトラバースして鹿窓に到着。

夏場は鹿窓をくぐって第2高点を目指すのだそうだが、せっかくなので鹿窓の右をよじ登ってから第3高点を目指す。(第1と第2の間が第3高点。きっと高さの順なのだろう。)
ロープを出すほどではありませんでしたが、クライミング要素という点ではこの辺りが今回の山行で最も手ごたえのある部分だったように思います。
この部分を過ぎればあっという間に第3高点。そそくさと第2高点に向かうべく大ギャップを目指します。

<第2高点>
第3高点から少し下ると、枯れた灌木に多数のスリングが掛かっているのが見える。どうやら大ギャップの懸垂下降点のようだ。
枯れ木はすこし信用できないな・・と近づきながら見回すと、まだ生きている木にも捨てビナを擁した丈夫なスリングを発見。こちらを利用させていただいてA木が懸垂下降開始。
途中どうも谷底にはロープが届かないことが発覚。
少し登り返してテラスにあった立派な木でピッチを切る。
2番目にT橋さんが降りてくる途中、キャア!とかわいい悲鳴が聞こえるや否や、ドスン!!!と全くかわいくないサイズの大岩が私の目の前に落ちてきた。

ひえぇぇぇ・・
「フォールラインには入るな。」先輩に教わっていたことの理由を本当の意味で理解することができた。
気を取り直して2ピッチ目。若干トラバース気味に途中のバンドを降りつつ大ギャップの谷底に着地。
第2高点を目指して狭いルンゼを100mほど下る。
降った先からは左側の尾根を登り返して第2高点に。
最後のハイマツとシャクナゲの藪漕ぎは結構こたえた。

大ギャップ下降点から急傾斜の狭いルンゼを降る。足元ガレガレ、壁は触ると剥がれる。いやらしさ満点。
(写真では登っているように見えますが、下っています)
第2高点。南アルプスの山々が美しい。(画面外ですが)中央アルプスや八ヶ岳の峰々も見渡せる、素晴らしい眺望でした。

第2高点を過ぎると、ガイド本などでは特に難しいポイントはないとの記載が多い。
油断した我々を待ち構えていたのは・・・長い長~~い下りだ。

第2高点からの下りルート。おそろしくガレガレだ。
T橋さんが写っているので探してみましょう(レベル1)
嘘みたいだろ。登山道だぜ・・これで。
信じられないくらい悪いガレ道(というか道はない)が続く。この時点で1/5程度。
なお、右端の氷瀑はまだ碧い。冬季に登攀記録がありそうなので後で調べてみたい。
ちなみに、こちらもT橋さんが写っているので探してみましょう(レベルMAX)

ログをみると中ノ川乗越から熊穴沢渡渉点まで3時間強。
中の川乗越までガレガレ、熊穴沢はもっとガレガレ・・の急斜面を注意しながらの下りは二度と来たくないと思わせられるほど体力を削りました。

河原に出てから降り出した雨は思ったよりも強く、疲れた体を「冷え」でさらに追い込みます。長い河原歩きの末にようやくスタート地点に戻ったのは19時過ぎ。
ぎりぎり間に合った仙流荘の風呂で冷え切った体を解凍して帰路につきました。(スタッフさんのやさしい気づかいがまたホッコリ)

今回の山行のシメは昭和の喫茶店スタイルの「シャトレ」さんへ。
こちらでローメンとかつ丼、ジンギスカン定食と、なぜか2名なのに数が合わない、ストロングスタイルな食事をあっさりと制し、我々の春合宿は終了となりました。(山でもストロングになりたいです。。)

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2日目の行動時間15時間は結構疲れましたが、入会以来培った技術をフル動員できた、合宿らしい充実した山行となりました。
ご一緒した同期T橋さん、連絡先を引き受けてくださったY下さん、どうもありがとうございました!!(記録:A木)

【春合宿②】2日目 大中子(おおなご)山

メンバー:F王寺さん、H島さん(SL)、U田(L)

6:30 林道スタート - 7:00 登山道取り付き - 9:30 クマ山 - 11:45 下山

女子だけの春合宿2日目は、当初燧ヶ岳を予定しておりましたが国道352号線が開通せず、登山口まで辿り着けないため断念。予定を変更しF王寺さんが事前に目星をつけてくださっていた大中子山へ。

会津百名山に選定されており、登山道は冬季限定とのことなので、それはそれでわくわくする!と調べると登山記録が極端に少ない。今年は2週間程前に登頂した人の記録しか見つからず、ほぼ情報がない状態で登山口へ向かいました。

駐車できる場所も定かでなかったため、登山口手前の林道路肩に車を止めて出発。(が歩きだしてから、もう少し奥まで車でいけたことが発覚。)

30分ほど林道歩きをして、登山口に到着。取り付きの真横を流れる沢は昨日と同様雪解け水で爆流!渡渉があるため、これ渡れるだろうかと少々不安になりながら入山します。

渡渉する予定の支流が奥に見えていますが、水流がすごいのが遠目にも明らか

ある程度踏み跡やピンクテープもありましたが明瞭とは言えないため、うろうろしながらまずは最初のポイントの渡渉地点まで。

思ったよりは川幅も狭く、何カ所か渡れそうなポイントがあったため、各々好きな場所を渡渉します。

F王寺さんとH島さんは敢えて難しいところからチャレンジ(しているように見えました笑)

あとは単純に尾根を辿ればOKと思いましたが、これがとても急!雪があればアイゼンでサクサク登れそうではありましたが、雪がないためずるずるの土。一回足を滑らせたら止まれなさそうな斜度にひやひやしながら登ります。下り用にロープあった方がよかった?最低限ヘルメットだけでも持ってくるべきだったかも……??と後悔しました。

下山の時に道を間違えないように、枝で目印を作りながら進みます。

標高900mあたりからは斜度も緩やかになってきましたが、今度は藪が出てきました。藪をかき分けたり残雪の上を辿ってみたりしますが、なかなか思うように進みません。

振り返ると昨日登った会津駒ケ岳~燧ケ岳の広くなだらかな稜線!

(昨日夜はキャンプ場にも爆風が吹き荒れテントが大暴れし、みんな若干の寝不足だったこともあり)標高1,500mあたり、いい加減疲れてきた~!という頃に、木に「クマ山」という謎の文字が刻んであるのを発見したため、ここを本日のピークとすることにしました。

ピークとは思えないような場所で発見
最高到達地点で。

下山はアイゼンを着用。最初の極端に急だった尾根は、土にアイゼンをぐさぐさと刺しながら下りることで、なんとか事なきを得ました。

林道まで戻ったら、収穫タイムの開始です。

春の恵みが大量
お買い物帰りスタイルのF王寺さんとH島さん

帰りは燧の湯でさっぱり汗を流して帰路につきました。

情報が少なかったとはいえ装備やルーファイなど反省点が多かったですが、思いがけずバリエーション感があり、予期しない方向で楽しむことができました。ピークは踏めませんでしたが、またいつかしっかり雪が残ってる時期に再チャレンジしたい…かも?

予定通りとはいきませんでしたが充実した2日間を過ごすことができました、F王寺さんH島さんありがとうございます!

榛名山黒岩クライミング(会員山行)

日程:2025年4月26日(土)
メンバー:I村、I澤

I村さんと榛名山黒岩に行ってきました。
清々しい気候(風が吹くと少し寒かった)で充実したクライミングを楽しむことができました。

≪登ったルート≫
➀ピラミッドフェイスで3本
➁練習岩で1本
①②は皆さん初心者の練習・アップとして利用していました。
私にとっては丁度良いグレードで安心してトップアウトできました。

③岳友会ルート(I村さんも私もリード)
ピラミッドフェイスと練習岩の間に伸びるルート。I村さんがリードでトップロープを張って下さったのですが、私が誤ってロープダウンさせてしまい、私もリードで登ることに。すみませんでした🙇
後半の核心がどうしても攻略できず、そこはA0でなんとか登りました。

最高の天気で多くの方で賑わっていました。

➃オケラ(私はトップロープ)
練習岩、岳友会ルートのある面から左に回り込んだスラブ壁。
1カ所、ホールドが小さい・少ない所があり落ちてしまいました。そこの一手がとても難しかった。
I村さんにロープを引っ張ってもらってトップアウトはできました。

『オケラ』下から見ると登れそうに見えるのに、実際に取付いたら核心を越えられなかった。

⑤西稜(私はトップロープ)
『オケラ』のある面から更に左に回り込んだ稜角を登る。
グラグラしている岩がたまにあるので、緊張感がありました。
一ノ倉沢とか滝谷とか、本チャンはもっと浮石あるんだろうなと。
カンテならではの露出感があって緊張しましたが、難しいムーブはなく、自分のレベルでも比較的安心して登れました。

『西稜』

⑥ヤンキー稜(I村さんがリード)
結構疲れてきていて、恐怖感もあって後半は2回くらいA0してしまいました。
またの機会の課題となりました。
トップアウトすると30m以上あるので、60mロープだとロワーダウンはできません。
セカンドは引き上げてもらい、懸垂下降2Pで下ります。

『ヤンキー稜』取付きの目印
『ヤンキー稜』頂上からの眺め

夢中で登っていると気付いたら夕方。
最後まで登っていたのは私達と地元のクライマー2人組だけでした。
本チャンデビューを目指して、クライミング頑張っていきたいです。
I村さん、今回もありがとうございました!

至仏山(会員山行)

Y(L).F(SL).T(記).S

8:20鳩待峠-10:00(20)悪沢岳-10:50小至仏-11:20(35)至仏山頂-13:35山の鼻-15:05鳩待峠

魔女の目が見たい!という、Yさんの提案で一切経山の予定でしたが、スカイラインの開通前のため断念。期間限定の尾瀬至仏山に変更し行って来ました。お天気がとても良く、雪歩きとパノラマを満喫しました。

途中、片品のデイリーヤマザキで名物尾瀬アンパンを行動食用にゲットし、尾瀬戸倉第一駐車場へ。平日なこともあり、駐車場は余裕がありました。

7:30のバスに乗り鳩待峠へ移動し歩きはじめます。鳩待峠では新しい建物が建設中でした。今の建物がなくなるのは少し寂しいかも。

今の小屋。向かい側で新しい建物が建築中。

雪は結構ありました。先週末にNさんとYさんが来ていたのでワカン不要との情報あり、スタートからアイゼン装着。

歩き始め。雪はまだしまっている

途中、1800mあたりで巻道で少し楽をしたかったのでた1866mピークを通るのと、林をはさんで北側を巻く二手に分かれて、ピーク先で合流。

尾根側に向かうYさんとSさん
合流地点でひらけた景色にはしゃぎ、JUMPする Sさん

正面に至仏山のたおやかな稜線と右手に燧ヶ岳を眺めながら、ゆるくなった雪上をあるきます。

本日のご褒美を眺めながらゆっくりと高度をあげていく

樹林帯を抜けて1950mあたりから夏道を少し左にそれて、悪沢岳に向かいます。夏道だと一度登ってから、戻る形になるルートですが、雪があるとどこからも登れるので楽しいです。

空に向かって歩くよう

悪沢岳は丘陵のような広い山頂で、笠岳への縦走路が続きます。それはそれはとても気持ちがよく、これから目指す小至仏もよく見えます。あんまりにも気持ち良いので、尾瀬名物アンパンで休憩です。

左奥から笠ヶ岳、小笠
小至仏をバックにアンパンポーズ。キメッ✨

小至仏山~至仏山に午後になって、少し雲が増えましたが、お天道様はお隠れになることはなく、サンサンと日差しをおくってくれます(日焼け対策必須)。景色は、東に日光その間に 燧ヶ岳や会津駒、西に谷川連峰、南に上州武尊、北に平ヶ岳、越後などの美しいパノラマをお腹いっぱい満喫。

たぶん水上方面。とにかく山だらけで美しい。
尾瀬ヶ原と燧ヶ岳、会津駒ヶ岳。ずっーと見ていたい景色達。
日焼け対策が十分すぎるFさん。Sさんもネズミ小僧のようにネックゲーターを鼻の下で結んでいた🤭。Tは日焼け止めをマメになっていたが鼻👃だけ焼けてた。

下山はFさんのお箱ヒップソリで一気に…とはいかず。後ろを振り返ると、想像の斜め右を行くスピード感に慄きながらも楽しそうに滑走するY&Sさん。Fさんは流石の安定感のある姿勢ですっ飛ばしています。

Siriセードレディス隊❤️いくぜ❗️というポーズ。

夏道に入ったところで、Yさんの足攣り発生。芍◯甘◯飲んだり、ほぐしたり、荷物軽くしたりして無事に復活し再開。

山の鼻から鳩待峠までの長い沢歩きはひたすら北に向かって、夏道無視で無言で歩き続けますが、ゴール間際でみんな急に元気になりました。最終バスの前の乗合に乗車でき締めて、余裕を持って戸倉Pに到着。

山の鼻から見る燧ヶ岳。燧ヶ岳に向かってひたすら鳩待峠まで歩く。

下山風呂は戸倉Pのプラリ館がお休みだったので、花咲の湯へ。風呂上がりのハンモックでリラックスして、ジェラードで締めました。

花咲の湯には鯉のぼり🎏が気持ちよさそうに泳いでいました。

 お天気に恵まれ良い山歩きとなり、春合宿前の良いアップになりました。Yさん、初リーダーお疲れ様でした。Fさんも車&運転ありがとうございました。

🪨古賀志山 岩トレ🪨

日程 2025年4月20日(日曜日)
メンバー I澤さん、S方さん、Y代さん、A木(L/記録)

今年度の課題は全員のクライミング力の向上だ!
ということで、毎月開催することとなった外岩トレーニング。
記念すべき1回目はみなさん大好き?古賀志山となりました。

天候が心配される中ではありましたが、なんとか日中は雨とはならなさそう。
なぜかいつもより車の少ない東北道をスイスイ北上して登山口駐車場に7:30ごろ到着。ここも車が少ない。

駐車場から岩場に向かう。だれもいない・・

ちゃっちゃと移動して到着した不動滝にはまだ誰もいない。どうやら本日の一番乗りだ。早速予定していたルート(クウ)にTRをかけて練習開始。その後、着々と以下のルートをこなす。

岩場では桃の花が満開。まだ誰もいないので、のんびりと取付く

>不動滝左
クウ
沙羅ちゃん
粉屋の娘さん

今回の特筆はI澤さんの成長ぶり!前回全く歯が立たなかった「粉屋の娘さん」もしっかりトップアウトでき、ここしばらくの練習の成果が現れているようでした。

粉屋さんに入店中。(I澤さんが見事に核心部の一手をこなした写真は残念ながらありまへん)

その後、昼食休憩を挟んで
>不動滝右
5.5ルート
新人クラック
猫またぎ part 1

新人クラックでは全員見事にトップアウト!さすがの経験者Y代さんの安定ぶりと、外岩2回目と言いつつセンス&ガッツあるS方さんの登りぶりが印象的でした。
最後の猫またぎは全員繰り返しトライしましたが、初手からの数手が辛くみなさん結構な苦戦。

5.5ではリード練習にもトライ。
もはや新人ではないI澤氏(新人クラック登攀中)
山桜とI澤さん。猫またぎで試行錯誤。
ネコマタギとY代さん
おつかれ山でした!

あーでもない、こーでもないとトライしていると、あっという間に15時。
今日の練習はここまで、猫またぎは次回の課題に残して撤収・下山となりました。
往路は少なかった東北道の交通量もこの時間はそれなりに増え、いつも通りに渋滞。ドライバーのI澤さんはじめ皆さんお疲れ様でした。

越沢バットレス クライミング(会員山行)

日程:2025年4月19日(土)
メンバー:I村(L)、A木、I澤

I村さん、A木さんと越沢バットレスに行ってきました。
私は越沢バットレスはお初。

林道終点に駐車して、アプローチは20~30分程。
展望台を目印に林道を外れて、斜面を下っていくと小川が流れている。
小川を渡ると現在は営業していないキャンプ場。
キャンプ場内を通過して、小川沿いに進むと越沢バットレスがある。
小川には何カ所か木製の橋が掛けられていたが、ほとんど壊れていて使えない。
飛び石を使って渡りました。

林道終点から展望台までは林道歩き。展望台からは越沢バットレスが見える。
キャンプ場跡地を通過する。何度か小川を渡るが、木製の橋は壊れていて使えない。

岩場に到着。東屋付近に荷物を置いて、取付きへ向かう。
まずは一番左にある『第2スラブルート』。私は全てセカンドでした。
3ピッチ目辺りで、7~8m右へトラバースしてから直上するセクションがあったが、右へ行き過ぎて難しいルートに入り込んでしまったようで、私はとても苦戦しました。
右へトラバースする部分は簡単すぎず難しすぎず、足運びを考えながら登れて、とっても楽しかった。

次は一番右にある『一般(右)ルート』を登った。1ピッチ目(Ⅲ級)だけリードさせて頂いた。
途中からチムニーのような所に入り込んでしまい、支点を取れず結構ランナウトしてしまったのは反省だ。
最終ピッチの最後は『滑り台』と名前の付いたスラブを登る。
私にとっては手・足がかりが少なく、足をプルプルさせながら、ほとんど青木さんに引き上げてもらうようにして何とか登り切った。

最後に、『一般(右)ルート』の左隣にあるⅤー?のルートを1ピッチ目だけ登って締めました。
ここは後半に小さいですが1カ所逆層?ハング?しているように感じられるところがあり、私は暫く固まってしまいましたが、何とか乗り越えることができました。

私がリードしたのは『一般(右)ルート』の1ピッチ目だけでI村さん、A木さんに頼り切りでしたが、お二人のお陰で、とても楽しく登らせて頂きました。
心強い先輩方がいてとても恵まれていると感じます。
ありがとうございました!

越沢バットレスを東屋辺りから見上げる

帰りは『マウンガ 御岳本店』にお邪魔しました。
お買い物上手のI村さんは格安のスノーバーを仕入れていました。
山道具はお値段が張りますので、お買い物力というのも一人前の山屋には必要だなと思いました。
それから、I村さんおススメの洋食屋さんに寄ったのですが、ボリューム凄いのに味は本格的で最高でした。流石I村さん、良いお店を知ってます。
お疲れ様でした!

もちろんノンアルです!

雪訓(会山行)

メンバー:F寺、Y内、A木、I村、U田、Y代、H島、I澤(L)
日程:2025年4月12日(土)
場所:湯檜曽川を挟んで白毛門駐車場の対岸の斜面(湯檜曽川右岸側)

4月会山行は2月SMSCA講習会の内容共有と、春合宿前の技術確認を目的として雪訓を実施しました。
私I澤は初めて訓練山行の進行役?講師役?を務めさせていただきました。
説明が分かり辛かったり未熟な部分があったかと思いますが、経験を積み重ねて、より良い訓練山行を実施・完遂できるように精進します。
ご参加いただいた皆様、緊急連絡先をお引受け頂いたT橋さん、今回もありがとうございました🙇

【内容】
➀スタンディングアックスビレイにおける自己脱出
➁ボディビレイ
③支点構築(スノーバー、土嚢、スノーボラード)
➃梱包・搬送

【スタンディングアックスビレイにおける自己脱出】
まずは、2月SMSCA講習会の内容共有としてスタンディングアックスビレイにおける自己脱出をやりました。
手順はこちらを参照して頂きたいのですが、
特に、≪肩絡みで確保した後、ビレイループに掛けたカラビナにムンターヒッチを掛けて、両手を自由にする≫までの工程に苦慮している様子でした。

重要なのは、“手順”そのものではなく、“手順”の持つ意味。
その意味を理解したうえで、“手順”に固執するのではなく、自分自身が確実にやれる方法を身に着けることが重要。
そして、例えば後輩への指導方法の一つの類型として“手順”とその“意味”を伝授する。
そうすれば、“手順”自体が改良・変更されても、対応できるのだと思います。

まずは平らな場所で手順を確認しました。
斜面に移動して確保から自己脱出の練習をしました。

【ボディビレイ】
そもそもボディビレイがちゃんとできていないのではないかという話になり、併せて、ボディビレイの練習も行いました。腰絡みと肩絡みです。
実際の山行でもよく使うので、自信をもって確保できるようになっておきたいです!

腰絡みを練習するY代さん

【支点構築】
スノーバー、スノーボラードで支点構築を行いました。
一部の参加者の方々には土嚢での支点構築も学習しました。
現場の状況に合わせて持ち合わせているもので支点構築するためには、なるべく多くの方法を知っている方が有利です。
その時の雪質や天候、気温などの条件によっても、最適な支点構築は変わると思います。

スノーボラード。この日は気温も高く雪がしっかり固まった。

【梱包・搬送】
訓練の最後に梱包・搬送を行いました。
山行中の事故で要救助者が行動不能に陥った時、風雪を凌げる場所に移動させたり、救助ヘリが近付ける場所まで移動させる必要があります。
今回は雪上で使える梱包・搬送技術でしたが、今後機会を見つけて、無雪期の梱包・搬送技術も勉強・訓練したいと思いました。

スノーバーと同様にT字の溝に埋める。スリングの巻き付け方にすっぽ抜けを防ぐ工夫がある。
要救助者役はY内さん。搬送中に足が広がらないように膝、足首を固定する。
ツエルトに雪玉やカラビナなどを入れて、クローブヒッチでロープとツエルトを接続する。
斜面を下ろす練習。搬送中は要救助者の表情・様子を確認する係を設けたい。ツエルトが顔に覆いかぶさって呼吸できないなど注意。
F寺さん私物の簡易担架。洗濯ネットなどで製作したとのことです。軽量・コンパクトでとても便利。

当会の掲げる安全登山、遭難対策を実現するためには、今回の雪訓内容も含め、講習会への参加⇒最新の技術習得⇒会内での共有(訓練山行など)のPDCA サイクルを回していくことは有効な手段の一つです。遭難対策の技術・仕組みがベースにあって、”より高く、より困難”な山行にトライできる。自分自身、まだまだ先輩方に頼り放しですので、引き続き、技術の習得⇒会への還元に努めて参ります。改めまして、皆様、今回もありがとうございました!

那須朝日岳 東南稜 (会員山行)

日程:2025年4月5日(土)

メンバー:Tさん(L)•Uさん•Y(記録)

行程:8:20峠の茶屋駐車場~8:40 中の茶屋跡~9:30東南稜の門~11:15朝日岳~11:35朝日の肩~12:15恵比寿大黒~12:30峰の茶屋跡避難小屋~13:00峠の茶屋駐車場

女子会山行★今回はUさんと私が、冬バリエーションを希望したところ。Tさんが1月の山行で、天気悪く登れなかった那須朝日岳東南稜へ行こうとなりました。

駐車場は既に埋まってる

天気が良く人も多かった。駐車場でガチャ類を装着している団体さんの姿を見たTさんから🐢の私にプレッシャーが…「が、頑張りますっ!」

山ノ神の鳥居、これが那須岳登山口になるのかな。アイゼンなしでも雪がしまっていて歩きやすかった。

この高山植物の看板を目印に下降。堤防付近で先行2人パーティーが準備している様子が見えました。

風もなく快晴、絶好なコンデッション。冬季バリエーションお初の私はわくわく♡下降して装備装着して出発。後ろから6人パーティーの姿が…

雪もついて登りやすいけど、かなりの急登。

リードをするTさん

左側へトラバースするとギャップが現れる

ギャップを懸垂下降。30mロープがなく50mロープを持ってきたが10mも無さそうな感じだった。

後続パーティーもいるので最後の懸垂下降の時にはTさんリードを始める。

セカンドのU さんはタイブロックで登る。登れるかなと言っていたUさんだったがすんなり登って行きました。岩質は粘土質で脆く掴む所によって取れそうなのとアイゼンで登る事に馴れてないのでなかなか緊張感ありました。

少し離れて見たギャップ。

ロープを回収して朝日岳へ…

ガレてます。

青空~♪ 

ボツボツ

えびさん

朝日岳山頂

下山して行く、夏道と冬道がわかりずらかったです。

結構神経使います。

慎重にトラバースしていきます。

Tさん、運転&企画ありがとうございました。初バリエーションとても楽しかったです。Uさんサポートありがとうございました。またよろしくお願いします。

★おまけ★

下山後はやっぱりお肉じゃないってことで.、Uさんがリーサチして素敵なお店へ

メンチカツ

Tさんはわんぱくでハンバーグと焼ナポリタン ペロッと美味しくいただきました。