【SMSCA主催】登攀技術講習会

日程:10月19日(日)

場所:飯能市

主催:埼玉県山岳スポーツクライミング協会(SMSCA)指導委員会

参加メンバー:Fさん、FDさん、Tさん、Sさん、Oさん、H(記録)

18~19日と渓稜祭で宿泊でしたが、講習を受けたい新人メンバーはこちらの講習会に参加、FファミリーとHは仕事のため、講習会のみの参加となりました。浦和渓稜からは6名の参加、全員中上級でお世話になりました。

事前に自己脱出の方法の資料を送っていただいたので、合宿で事前に予習してくることができました。が!!!!資料とは違うことが…やはり実際に参加してシステムの意味やここで結ぶ意味を理解してやらないといけないと実感しました。

今回やったことは主にクライマーが滑落した時にビレイヤーが救助を呼びに行ったり、救助をしたり何か行動するときに使う『ビレイヤーの自己脱出』

メインロープの加重を一度メインロープと支点につけたフリクションヒッチの方に荷重を移す。そして確保器を解除するというものです。言葉でいうのは簡単ですが、フリクションが滑ってしまったり、クライマーの重さを感じながらロープを固定する大変さなど体験しました。フリクションが滑ってしまったときの方法をそれぞれ教えていただき、とても勉強になりました。また、ロープの太さも荷重がかかっているときにこんなにも細くなるのかといつも見てない視点で道具について見ることができました。

スムーズなロープワーク

休憩時間にFDさんからエイト環(下降器)の使い方とカラビナでの下降の仕方を教わりました。ギアを落としてしまった時などにも活用できる知識。エイト環を使ったことが無かったTさんとHはこんなに簡単に使えるのかと感激!もちろんマイナス面もあるのでそれぞれのところでギアを適切に使えるようにしていきたいと思います。

浦和渓稜の新人育成の先生のみならずみんなの先生、Fさん

最後には、正式のやり方ではないけれどこの方が早くできるという方法を教えていただきました。こちらの方がとても速い!けれど新人は正式な方を理解しながらちゃんと覚えることから。リードが滑落した時に瞬時に自己脱出できるように復習しておきます。

雨が午後から降る予定でしたがなんとか実施することができ、とても有意義な時間となりました。終始和やかな雰囲気で教えてくださった講師のみなさま、浦和渓稜のみなさんありがとうございました。

子持山獅子岩クライミング(渓稜祭2日目)

メンバー:➀A木さん-I澤
     ➁Y内さん-I村さん-Y代さん
日程:2025年10月19日(日)

取付き

渓稜祭2日目は子持山獅子岩(ノーマルルート)へクライミングに行ってきました。
結果的にはメンバーの一人が1P目をリード中、4ピン目手前辺りでランナウトした状態でフォールし、右足首を負傷。撤退となりました。
先行していた➀A木さん-I澤パーティは2P目終了点まで到達していましたが、メンバーが負傷した状態にあることから、A木さんの素早い状況判断で撤退を決め、下降し➁パーティと合流。
負傷メンバーにA木さんがテーピングを施し、全員で介助しながらの下山となりました。
また、近くにいらっしゃった3人組のパーティーの方には、快くストックを貸して頂きました。本当にありがとうございました🙇

悔しいですが、クライミングに限らず、山登りでは怪我は付き物。困った時は助け合い。お互い様です。
もしかしたら自分が落ちて怪我をしていたかもしれない、自分事として考えさせられた経験となりました。

人がいる場所が1P目終了点。フレークを上手く使いながら登っていく。

技術的な所で言えば、私は1P目:セカンド、2P目:リード(1P目と2P目は繋げて登られることが多いようですが、今回は先行パーティに追いついてしまいそうだったので切りました。)で登りましたが、
トポに記載されたグレードでいうと1P目:5.5~5.7、2P目:5.6~5.7と一見すると簡単そうに思えますが、安山岩?(榛名黒岩と同じ)のスラブ特有?のホールド・スタンスの少なさ、スローパー気味のホールド=しっかり持てない、横引きのホールド=体重の掛け方が難しい、フレークの淵を足で踏む怖さ・スタンスの悪さ、ボルトの間隔が広い=怖くて思い切って登れない、など初心者の私には怖さ・難しさ満載でした。
登ってみたい、試してみたい気持ちもありましたが、
正直、2P目で撤退して、「この悪さ、緊張感、ランナウトに耐え続けられたか確信がない。あ~良かった。」と安堵した自分がどこかにいたことも事実。
まだまだ、まだまだ、トレーニング、経験が必要なようです。

ご一緒させて頂いたメンバーの皆様、緊急連絡先をお受け頂いたY下さん、今回もありがとうございました。
また、何よりも、負傷されたメンバーの一刻も早い回復を祈っております。お大事になさって下さい。

古賀志山クライミング(渓稜祭1日目)

日程:2025年10月18日(土)
メンバー:I村さん、Y代さん、I澤さん、T嶋さん、O滝さん、S木


渓稜祭1日目は、皆さんお馴染みの古賀志山クライミング!!
私は初の古賀志、2回目の外岩です。
到着するとすでに大勢のクライマー達が、様々なルートに挑戦している中で、
私達はマルチの練習からスタートしました。

実は江戸っ子のO滝さん! 下町のど根性と、ジム練をはじめ
日頃の努力の成果ともいえる安定した登りっぷりでした!

外岩2回目の私は、先輩方の動きを見様見真似で少しづつ登ります。
1ピッチ登ったら、I澤さん、T嶋さんに改めて支点構築の復習指導をしていただきました。
早く完璧に出来るように頑張ります!

チョークバックが可愛らしいY代さん! 
華麗なる登りっぷりと、男前な飲みっぷりはさすがです!

果敢にチャレンジし、どんどんレベルアップしていく若さ爆発のI澤さん!
いつもご指導ありがとうございます。


そして夜には、Y内さん、A木さんも合流して飲んで食べて楽しい渓稜祭が始まりました! I

宴の最後に記念撮影📷 が・・・1人飲み過ぎで映ってません(笑)


朝から晩まで本当に楽しい渓稜祭になりました!
山の話、プライベートの話、〇〇な話・・・ 
新参者ながら、より親睦が深まった思いました。
肝心なクライミングの技術も、もっと上達するように頑張ります!
皆さん、ありがとうございました!

鶏冠山(鶏冠尾根)

メンバー : I村(L),I澤(SL),Y代(食糧),O滝(記録)

日程 : 10月12日 (日)

今回の山行は、岩🔰初心者の私が楽しみながら岩に慣れるようにと優しいリーダーのご提案により鶏冠山に行くことになりました!とはいえ山梨百名山の中でも最難関といわれる渡渉もありルーファイ、体力もそれなりに必要とされるルートの為、気を引き締めて挑みます。

西沢渓谷駐車場

6:29 出発 曇り空、涼しくて丁度いい〜♪

6:35 ゲート左側から抜ける

歩きやすい舗装路を楽しくおしゃべりしながらしばらく歩く。

7:05 甲武信ヶ岳登山口 到着

綺麗なお手洗い

沢沿いのなだらかな道が続く

ここにもお手洗いあり

見た目以上に結構揺れる吊り橋

鶏冠山が姿を見せてくれた 待っててね〜‼︎

7:30 本日の核心?!と言っても過言ではない?ついに渡渉する時が来た。水量こそ多くはないので安心、何とか石づたいで渡れそうだ!だけど…滑る〜ヌルヌルじゃーん💦メンバーと手を取り合いながら、なんとかドボンせずに渡れました😅 

ここから、ひたすら急登を登り続ける、登っても登ってもまだ登ります。木の根があちらこちらにあり滑るので気をつけよう。

やっとお楽しみの岩ゾーンに。バテバテの後輩をよそにY代先輩の目はキラキラ✨本当に岩登りが好きなんですね〜❤️

第一岩峰 さすがのI村リーダーはスルスルとあっという間に登っていきました。

この先、岩をいくつも越え楽しい♪場所により鎖もしっかり付いています。その後第二岩峰をスルーっと過ぎて。。

10:16 第三岩峰 I村リーダーのリード   直登は難易度高いため、私はアドバイスをいただきながら、左端より登らせていただきました。

山頂ではありません。この標識は記念撮影用に立ててありますが、撮影後は横に倒しておくというルールらしい。

11:57 鶏冠山登頂✨ 先ほどのニセピークより薮を抜けると山頂に到着!あまり広くないですが、ここで休憩し本日はピストンで帰ることに

ロープはしっかりありますが、気を抜かず慎重に下山していきます。

紅天狗茸

ツキヨタケ

この2つのキノコは猛毒なんだそうです   I澤サブリーダーに教えていただきました。

キノコについて勉強会をしながら、無事下山ができました✨

疲れましたが本当楽しかった〜✨今回の山行で、改めて体力不足を痛感しました。急登でペースがあがらず体力と時間を考慮し鶏冠山より先に進むことができませんでしたので、いつかその先までリベンジできるよう頑張ります!下山連絡受けてくださったY内会長ありがとうございました😊