2021年11月20日〜21日
20日:湯川、 21日:兜岩
メンバー:Sさん、K(記)
Sさんのご友人4名と一緒に岩トレに行きました。
Sさんのご友人がリードで登り、ロープをかけてくださるので、私はトップロープで登るだけというお気軽な立場でのクライミングでした。リードをとってくださった皆様に感謝です。
<20日 湯川>
垂直に走るクラックが豊富な岩場です。混雑しておらず、ゆっくりと登ることができました。テーピングではなく、ジャミング用手袋でトライしてみました。
●コークスクリュー 5.10a
5.8しか登ったことないよ〜と焦りますが、5.10aは湯川では難易度低めのルートなので、がんばるしかない状況。
クラック巾が広く、特に女性にとってはハンドジャムではゆるゆる、奥まで腕を入れて登る箇所が多かった。フットジャムを上手に使って距離を出していくと良い感じ。
●台湾坊主 5.10a
ステミングで登るのが良いルートとのことですが、短足で股関節かためな私は全然ステミングっぽくならない。それに足を広げてしまうとバランスが崩れそうで怖い。巾の広いクラックでは、からだを突っ込んでズルズル背中を使って登ったりしました。
湯川は、ジャミングを覚えたての私には、難しく感じる岩場でした。
<21日 兜岩>
まず駐車場に行くまでグルグルと迷い、駐車場に着いてからは岩場取り付きまでの道を間違え…かなりのロスをしてしまい、登る前から、すっかりお疲れモードに。
大手門エリアB
●十月 5.8
クラックのあるルートで、ジャミングすべき場所まで行くのが私には大変。その先も岩が思ったよりハングしていて登りにくい。グレード5.8には思えないハードなルートでした。
●はじめの一歩 5.10a
登り始めてしばらくのところが難しい。後半はカンテを多用してクリア。身長のあるSさんは、私とはちょっと違うルート選びでした。
私は、終了点の架け替えを初めてやってみました。
大手門エリアC
●目覚め 5.10b
ボルト3本の短いルートですが、皆さんわりと苦労して登っていました。2ピン目以降がかなり難しい。私は、お休みを挟んでいくつかのルートを考えては試みて…、最後にはお助けビレイでゴール。
大手門エリアF
●二度あることは三度ある 5.8
このルートの前面にあるステップへ上がるまでの岩壁2m少々がけっこう大変で、かなり消耗…。
ルートのほとんどはカンテ。最初のカンテに取り付くと剥がされるような嫌らしい感じが。そこを過ぎれば、わりとスムーズに登れました。
●げん直し 5.10a
うーん、なかなか進まない。カチが小さく、半分を少し超えたところで完全蝉状態に。お休みしつつルートファインディング。右にトラバースしてから上へ。フー、疲れた。
Sさんがロープを架け替えて終了。
15時過ぎにロープを片付けて帰路へ。
クライミングシューズは、クラック用とそうでない岩場用とに分けた方が登りやすいとのこと。今度からは私も2足持っていこう。
今回の岩トレは、どのルートも私には難敵でした。それでもビレイヤーさんの助けを借りて、なんとか完登できました。やっぱりクライミングは面白い!