北アルプス縦走

2021年8月5日~8月13日

メンバー:N

仕事の関係で2週間の長期休暇が取れることになった。このチャンスにしか出来ない山行を目指して、北アルプスの南北縦走(焼岳→親不知)を計画。

(計10日間+予備日2日の計画)

DAY1【8月5日・晴れ】 7:15 中の湯バス停 8:30 焼岳登山口 11:30 焼岳(北峰) 12:40 焼岳小屋13:50 割谷山 15:40 西穂山荘テン場(泊)

DAY2【6日・晴れ】 3:30 西穂山荘 6:00 西穂高岳 10:30 ジャンダルム 12:30 奥穂高岳 13:10穂高岳山荘 13:50 涸沢岳 16:20 北穂高岳 17:00 北穂テン場(泊)

DAY3【7日・晴れ/双六小屋~三俣蓮華岳間 夕立+雷】 4:00 北穂高岳 5:50 長谷川ピーク 7:40 南岳小屋 8:10 南岳 10:00 大喰岳 10:30 槍ヶ岳山荘 12:15 仙丈乗越 14:40 樅沢岳 15:00 双六小屋 16:20 双六岳 17:20 三俣蓮華岳 18:00 三俣山荘テン場(泊)

DAY4【8日・晴れ】 5:10 三俣山荘 6:30 鷲羽岳 8:00 水晶小屋 10:30 真砂岳 11:00 野口五郎岳 15:00 烏帽子小屋テン場(泊)

DAY5【9日・ 雨混じりの強風】 3:00 烏帽子小屋テン場 3:45 烏帽子岳 5:30 南沢岳 7:20 不動岳 10:30 船窪岳 11:50 七倉岳 12:05 船窪小屋(泊)

DAY6【10日・台風】 台風のため船窪小屋で停滞

DAY7【11日・晴れ+日の出前 風+にわか雨少々】 1:50 船窪小屋 3:20 北葛岳 5:45 蓮華岳 6:30 針ノ木小屋 8:00 針ノ木岳 9:00 スバリ岳 10:30 赤沢岳 11:55 新越山荘 14:10 種池山荘(泊)

DAY8【12日・曇+にわか雨少々/鹿島槍以降はガス/夕方から雨】 3:30 種池山荘 4:30 爺ケ岳(北峰) 5:00 冷池山荘 6:45 鹿島槍(南峰) 7:30 鹿島槍(北峰) 8:30 キレット小屋 12:00 五竜岳 12:45 五竜山荘(泊)

DAY9【13日・雨】 6:20 五竜山荘 8:30 唐松岳 10:30 八方池山荘(下山) 

釜トンネル手前のバス停にある登山届ポスト 安全登山を期して❕
中の湯温泉の旅館
焼岳登山口の駐車場の様子 車ほどよく停まってました.。車道歩き約1時間
焼岳登山口 標識シンプル 食料減らして軽量化すべきだった荷物(約25kg)
稜線が近づいてきた光景 最初はガスがかかっていました
稜線近づく
山腹に岐阜県側から雲が沸き上がってるのかと思いきや、火山性の水蒸気ガスでした
お釜をのぞき込む ここが火口であることがよく解る
手に持った帽子を見ると風あり
上高地の帝国ホテルなどが見えます
西穂側に少々下ったところ。火山性の水蒸気ガスが噴き出ていて、本当の活火山だと解る
焼岳小屋
焼岳小屋売店の様子。Tシャツ欲しかったけど、先々のことを考えて買い控え‥
焼岳小屋を後にします
穂高岳方面の稜線 西穂山荘が近づくにつれて、新穂高ロープウェイの放送や機械音が励みになった
西穂山荘までもう少し❕

【2日目】 西穂山荘→西穂高→奥穂高岳→北穂高岳→北穂テン場

早朝5時前、西穂高岳への登り
ここはどこだったかな❓ 吊り尾根がだいぶ近い
奥穂高岳近づく
すごい所に立ってるように見える人
【3日目】 槍を越えていく日 午前5時前の光景
【縦走4日目】出発時。三俣の小屋前からみた鷲羽岳。この日は烏帽子小屋テン場まで歩きました。水晶小屋にはソフトバンクのブースターあり、通話・ネット環境良好でした。

地図の距離感だけならば4日目に船窪小屋迄行けるかな!?と思っていたが、大間違い。烏帽子小屋→船窪小屋間は道が悪くてコースタイムで歩くのがやっとでした。

【縦走5日目】 烏帽子小屋テント場から船窪小屋まで

天候が崩れる予報だったので、烏帽子のテン場を早出(3:00)して船窪小屋を目指す。6時頃から雨混じりの風が次第に強くなる。約9時間で船窪小屋に到着。テントを張る気は起らなかった。(写真は船窪小屋)烏帽子~船窪小屋間のネット上の記録や写真があまり見当たらなかったので頑張って写真撮りました。

【縦走6日目・船窪小屋にて停滞】

台風で一日中荒れた天候。夜には小屋全体が揺れている感じの強風でした。

テントだと、遭難しているような状況だったと思います。 おとなしく1日停滞し、体力回復に努めました。(写真は船窪小屋内部。囲炉裏のある部屋とランプ)

【縦走7日目】船窪小屋~種池山荘  これより後立山連峰

台風が去り、1日限りの好天予報。午後には天候崩れる予報だったので頑張って早出。この時点では親不知まで歩き通す気満々で、種池山荘まで歩いた。相変わらず天候が崩れる予報だったので、テントにせず小屋泊に切替えて体力・気力回復に注力した。日中は扇沢起点・日帰りで蓮華岳~爺ケ岳間で任意のピークを周回する、多くのスピードハイカーを見かけました。

縦走路の光景
黒部湖と劔・立山連峰
【縦走8日目】種池山荘~五竜山荘  雲の切れ間から差す放射状の日光

朝方は天候が持つが、午後からは崩れる予報。五竜まで足を延ばして、天候の改善を願うが、天候崩れる予報は変わらず、小屋泊にする。

一日中概ね曇り。時々弱いにわか雨。本日も扇沢など起点の日帰り登山の方に多く出会う。(夜中出発の弾丸登山の方、多し。)

【縦走9日目】≪最終日≫  唐松岳方面を望む

秋雨前線の発達・停滞で天気予報は続く3日間程度連続で荒れる予報。

悪天予報に直面し、予備日を使っても親不知までの縦走は断念せざるを得なくなったので下山を決意。雨が降っていたが、せっかくなので唐松岳の頂上を踏んでから下山することとした。

9日目に縦走継続を断念し下山しました。天候が良ければ予備日を使い、→白馬→朝日小屋→栂海山荘→親不知(GOAL) 行きたかったです。

残された区間は、次回のお楽しみにします。今回の経験を活かし、いつの日か、通しでの縦走に再度チャレンジ出来るよう、山を続けていきたいと思います (^^)