ミネザクラと茶臼岳

令和6年5月18日(土)日帰り

メンバー : F K

沼原駐車場(06:30)~白笹山(07:50)~南月山(08:30)~牛ヶ首(09:30)~姥が坂~姥が平~沼原湿原~沼原駐車場(12:30)

予定もなくだらだらと過ごそうと思っていた土曜日にFさんよりハイキングのお誘いあり、日帰りで那須の沼原~茶臼岳の往復でハイキングに出かけました。目的は道中に満開のミネザクラの群生地があるとの事で花を楽しみにしてのお気楽山行でした。天気も良く満開ではなかったがミネザクラ、沢では詰めの宿敵であるシャクナゲがきれいに咲いて癒されてきました。

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牛ヶ首~茶臼岳には多くのハイカーがいて今回は山頂はパスしましたが、姥が坂からは全く人と会うこともなく姥が平ではゆったりと景色が堪能でき本当にゆったりハイキングとなりました。

北筑波 加波山・足尾山縦走(会員山行)

メンバー:I澤(L)
日程:2024年5月18日(土)
7:50JR岩瀬駅-8:15入山口-9:00雨引山-10:35燕山-11:10加波山-12:50足尾山-14:45桜井バス停(JR岩瀬駅へ)

登山初心者の私は、自分自身のレベルアップを図るべく、
今回は、小学生の頃から、遠足やプライベートで何度も登っている筑波山の、北部に連なる山々を縦走しようという計画です。
目的は以下の通りです。
①自分自身で山行計画を立てられるようになること(ルート決め、行程(距離、時間)、装備、他)
②自分がどのくらいの距離なら歩けるか知ること

①については、
・地理院地図を参考に計画を立てたのですが、岩瀬駅から入山口へ向かう道が、地図上は歩道になっていても、実際はあまり使われていない道のため、藪のようになっていました。
・コースタイムについて、今回は、山と自然ネットワーク「コンパス」の参考コースタイム×0.8の(全行程8時間30分)で計画していましたが、
結果、7時間で行程を終えられたので、参考コースタイム×0.7くらいで計算しても良かったのかもしれないと思いました。

②については、駅からバス停まで約19kmでしたが、今回の工程、装備、気候であれば、いくらか余裕を残して下山できましたので、今後は少しずつ距離を伸ばしていきたいです。
いつか、体力をつけて、岩瀬駅から加波山・足尾山を経由して、筑波山まで歩いてみたいです。

山行当日は、天気が良く、筑波山は登山者で賑わっていたかと思われますが、北部の山々は人が少なく、静かな山歩きを楽しむことができました。
静かなお陰で、嬉しいことに、アナグマ、ヤマカガシ、アオダイショウに出会うことができました。
基本的には整備された登山道を歩いていきますが、所々、粘土質の滑りやすい道があったり、藪のようになっていてわかりにくい道もありましたので、とても勉強になりました。
引き続き、自分の山を増やしていけるよう、精進します。
ありがとうございました!

JR岩瀬駅
御岳山、雨引山の登りでは、コアジサイが咲いていた。
雨引山山頂からの眺望。筑波山と広大な田園地帯。
セミの抜け殻が落ちていた。ハルゼミか?
テンナンショウが堂々と咲いていた。
加波山山頂。大きな岩がゴロゴロと。
足尾山へ向かう道中。風力発電機と石切り場。
アナグマは視力が弱い。距離にして3m程まで接近。夢中で餌を探していた。
足尾山山頂から筑波山を望む。
パラグライダー離陸場。10機以上飛んでいた。
下山しバス停に向かう道中。筑波山と田園風景がよく合う。

槍ヶ岳(会員山行)

メンバー : N(L)、I

4/27(土)上高地8:30→ババ平13:30

4/28(日)ババ平3:30→槍ヶ岳山荘7:30→槍ヶ岳8:30→槍ヶ岳山荘10:00→ババ平11:40~12:10→徳沢15:00

4/29(月)徳沢5:30→上高地6:50下山

久々に上高地から入山。今回は昨年入会したI君の初槍。久々とは言え、月日は流れど変わらぬ梓川沿いの気持ち良い遊歩道を昔を懐かしみながら歩く。変わってしまった風景もあれば変わらぬ風景もアリ、昔のことは若き耳にはどのように届いたか・・・

もう少し暖かい日が続けば花園になりそう

     

相変わらず太々しい・・・昔と変わらず人慣れ

     

徳沢・横尾間は工事中で遠回り

        

13:30ババ平着

急に気温が下がり雨や霙まじりの中、凍えながら急いで整地してテントに潜り込む。

ビールで乾杯すれば狭いテントもまったり快適な我が家となる。

   

早暁2時起床・3:30出発、アイゼン付けて凍った雪面を快適に歩く

   

最後の登り・・・喘いでいます・・・

     

心打たれる期待通りのいつもの風景が広がる

    

初槍おめでとう

      

合宿前半組がいる穂高方面

    

AM8:40 前穂山頂に合宿チームの姿は・・・見えない

    

富士山・南アルプス・八ケ岳・浅間山・奥秩父

    

笠ケ岳に白山・・・日本中の山が全部見えそうです

     

どうしても徳沢園でランチしたいとのことで急いでババ平に戻りテント撤収して向かったが、売り切れでありつけなかった。残念。

この中にテント張りました。 どこっ?

   

半年ぶりに土の上にテント張って寝た。地面の暖かさが心地よかった。

シーズン初めということもあるが大槍の登り下りは見た目より悪かった。少しでもミスをして滑転落すれば軽いケガでは済まされない。たいぶ雪は消えたが、雪が溶けて氷と化しアイゼンのつま先だけ使うところも多く夏場のように楽しく誰でもが登頂できる状態ではなかった。

4月会山行での岩場でのアイゼントレーニング、雪が溶けて氷となった所では2月会山行のアイスクライミングでのピッケルやアイゼンの使い方が判っていないと通過できなかった。

さらに安全を担保するためにザイルで確保しながら大槍を往復した。登り下りのルートが1本に限定されすれ違いに待ち時間があったこともあるが大槍の往復に通常の3倍(2時間)も掛かった。

自ら技術を学び、研鑽し、自らの可能性を高め、憧れの領域に近づいていくことの裏返しは、気づかない内に自ら死線の領域に立ち入っていくことであることも忘れてならない。

決して奢ることなく遭難防止を図りながら山を楽しむために必要な『コト』を今後も続けていきたい。

白根南嶺(笹山〜広河内岳)会員山行

日程: 2024/4/20〜22 メンバー: T(L/記)、N

4/20 晴のち曇 7:55奈良田P出発 9:40地点1344m 10:39地点1603m水場入口 12:00地点1932m 13:30地点2256m 15:26地点2560m幕営

4/21 曇のち雨 5:00発 5:39笹山南峰 8:10白河内岳 9:10大籠山 10:50広河内岳 11:30大門沢下降点 15:00大門沢小屋避難小屋泊

4/22 曇 5:50発 7:27大小森沢出合い 7:55発電所取水口吊橋 8:25森山橋 8:52ゲート 9:20奈良田バス停

 昨年秋にN山さんに白根南嶺を教えてもらってから残雪期に行きたいと思っていて、今回は雪やトレイルの状況がわからないので、2泊で計画しN山さんに同行をお願いしました。結果、体力的に病み上がり??の自分にはしんどい山行でしたが、良いルートでした。

駐車場側の吊り橋からスタートです。
馬酔木のとんねる
木々の景色に物足りなさを感じた頃に稜線がチラ見え

 1日目は天気が良く暑さと、三大急登を凌ぐ笹山までの標高差1800mに不安を感じつつ奈良田湖を出発します。取水口の分岐まではパイプの柵があります。尾根に合流したあとは樹林帯をひたすら登ります。途中、1400mあたりのピークから雪についた山陵が木々の間からチラ見えします。翌日歩く南稜かしらと少しワクワクします。馬酔木のトンネルもあり小さな花に少し癒されます。雪はなく良く乾いていて、荷物の重さをのぞけばとても歩きやすいです。ワクワクや癒しが少しずつなのは、しんどいからです。。でも、この辺りは私もまだまだ元気でした。

2256mの道標。ここから雪がでてくる。
踏み抜きしまくる。。Nさんが遠くなる〜。
2560mは幕営適地でした

 2256mから雪が出始めます。傾斜はあまりないのですが、踏み抜きで体力をすわれ、バテバテになり明らかにペースダウン。地点2400mからの150mupの登りは1時間もかかってしまい、Nさんの後姿も追えなくなっていました。。リーダーがヘロヘロのため、幕営予定を笹山から地点2560mに変更しました。夕食をとっているとヘリの音がします。隣の峰の辺りを旋回してるなと様子を伺っていたら、どんどんヘリが近づいてテント正面まで来て私達の様子を確認していきました。

笹山南峰。予定幕営場所でした。ここも適地でした。
笹山北峰からは塩見や蝙蝠の景観が素晴らしい。
大籠岳山頂から向かう広河内岳をのぞむ
気持ちの良い稜線歩き。2772m地点あたりを通過中。お天気もなんとかもちそうかな。
ラスボス広河内岳まであと100mup。歩いた稜線を振り返る。
ラスボス制覇!広河内岳山頂到着時はすっかりガスに包まれた。

 2日目朝は高曇で、遠くが見渡せる空模様。天気の崩れは遅れるかも。。稜線からの景色に期待が持てる可能性が出てきました。Nさんによると東側の高気圧が頑張って居座ってることでお天気の崩れが抑制されてるとのこと。稜線にでると風が少し強く感じましたが、東側の谷を挟んだ蝙蝠岳〜塩見岳の美しい稜線を見ることができました。大籠岳を過ぎてからもラスボス広河内岳はまだまだです。振り返った稜線のトレイルがきれいでした。ラスボス制覇の記念撮影はすっかりガスで真っ白な背景となってしまいました。

この向こうに農鳥岳があるはずだけど、真っ白。
大門沢への下降はルーファイ必須。
沢に出るまで雪がありました。
他に誰もいなかったので、広ーく使わせてもらいました。

 下降点からは雪渓でした。雨(霰も)もパラつき始めた頃に下降開始。アイゼンを装着し、雪渓をまっすぐに降りてから左の尾根に上がる登山道に出ました。登山道にはいってからも、雪でトレースがなくピンテも途切れがちなのでルーファイ必須でした。Nさんにフォローしてもらいながら進みますが、踏み抜きも足の付け根まで落ちたりします。途中からトレースが出てきましたが、小屋からの往復のようでした。沢に出てからはアイゼンをはずして進みましたが、倒木も多く歩きづらい箇所もありました。小屋に到着してすぐに本降りになり、ギリセーフでした。二日間の健闘を讃えつつ、反省しつつ祝杯をあげました。小屋は避難小屋となっており、とっても快適に過ごすことができました。

大古森沢の出合いの橋は斜めになっており渡れなかった。
森の中は熊さんが出そうだった。こちらはピグモンのようなシルエットの倒木。
取水口吊橋には誰かのう◯チが。。。吊橋効果??

3日目は雨も上がり、下山だけなので気持ちも身体も楽チンです。途中小雨に降られましたが、森の中でリスに出会ったり、花を愛でたり、熊よけに歌をつぶやいたり、吊橋の上の「おそそ」にびっくりしたりしながら無事に登山口に到着。更にゲートから30分で奈良田バス停に到着。

アフター登山…!女帝の湯で3日間の汗を流した後は、古民家カフェ鍵屋でジビエで映えな食事をして、山岳写真家の白旗史郎の写真館へ寄り道しました。雑誌なんかで見たことのある有名な作品が多くありました。

今回の山行では、ほぼ計画書の時間通りには進行できましたが、リーダーとして体力やルーファイ力が足りず、サポートしていただきました。ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

 おまけの疑問 白根南嶺の笹山から北は◯河内岳が連続します。黒、白、広と続きますが、途中に大籠岳があります。同じような名称で赤河内とか細河内とかにすれば良かったのに。しかも「籠」ってこもるって読めませんでした。大小森沢と関連があると思いますが、漢字が何故違うんでしょうかねぇ??

岩トレ 天覧山岩場&キャンプ (会員山行)

日程 2024年4月13日(土)
メンバー T橋、I村、U田、I澤、A木(L/記)

例年は残雪を利用した谷川岳近辺での雪訓練となる4月の会山行だが、今年は雪が少なく難しい様子から日曜日の日帰り岩訓練(飯能・阿寺)に変更となった。
そこで、せっかく土日の2日間を空けているメンバーがいるのだからと、土曜に岩練習&吾野近辺のキャンプ場で宿泊、そのまま会山行(阿寺)に向かうプランを提案した。快く(モノズキな?)4名が参加くださるとのこと。大変ありがたいことです。

朝9:00、桜が満開の飯能中央公園Pにて集合。
準備を整えたあとは能仁寺の隣、オシャレなパン屋さんの横から入山。
辺りにはすでにパンの焼ける香ばしい香りが漂っている。
「帰路でおいしいパンをGETしてからキャンプ場に向かいたい」と心に秘めつつ、歩くこと3分。あっという間に天覧山の広場に到着する。

満開のツツジにザックが映える

その後はわずか数分、登山道を少し外れた岩場に到着。先行パーティによってすでに数本のロープが掛かっている。
ご挨拶をすると、ありがたいことに岩場の左側をお譲りくださるとのこと。感謝をお伝えしたのち、さっそく上部にTR支点を構築。

さて始めますか・・と準備を進めていると、どうも先行Pの中に見覚えのある方が。
先日のクライミング旅行(伊豆・雨で結局相模原のジムに転戦)でご一緒した他山岳会のみなさんでした。いや、ホントによくこの会の方には山でお会いするなと、さらに勝手に親しみを感じてしまいました。

その後は新人さんを中心に懸垂下降、ビレイ&リード、フリクションヒッチの復習から、ついでに登り返し、ミュールノットによる仮固定を実施。
新人I澤さんは登り返しが相当に気に入ったようで、何度も反復して練習をしていました。

レクチャーを受けるI澤さん
T橋ねえさんも登り返します

ひと通りのトレーニングを終えたあとは、「いかにこの岩場を難しく登るか」という、よくわからない意欲にかられ、以下の課題に挑戦しました。

<ノーハンドでの登攀>
岩場が若干寝ていることから、ノーハンド(もちろんTR)で簡単なルートに挑戦。
なんとか完登したものの、ビレイヤーの新人Uさんから「ゾンビが歩いているみたいでしたよ」とのコメントが。T橋さんが撮影してくれた写真を見て納得。確かにちょっとキモい感じがします。

確かに気になる…「こんな程度のキモさではなかった」とは撮影者T橋さん&ビレイヤーU田さんの共通見解。

<無駄に?困難なルート設定>
幼少期から平山ユージさんの動画を見続けてきたという期待の新人I澤さん(クライミング歴約半年)が微妙なハングを利用してルート設定。核心部と思しき箇所を指して「あそこのムーブがカッコよくなる想定です」とのこと。数名で束になってかかりましたが、彼の理想には至ることができず。いつか再挑戦したいと思います。

自ら設定した課題に挑むI澤さん。このあと「て、テンションください。。」と言っていました

そうこうするうちに15時近くを迎え、下山。
登山口にある例の「おしゃれパン屋さん」にお邪魔しましたが、レジの大行列に驚くとともに、ロープを背負った我々の場違い感もあって、そそくさと退散。
結局パンは買えず仕舞い(TT)

おとなしく飯能市内のスーパーで買い出しをしたのち、西吾野のキャンプ場へ。
西川材を使った美しい炊事場&トイレ、ウッドデッキの綺麗なサイト、そしてなにより管理人ご夫妻の温かいおもてなしで楽しい時間を過ごすことができました。(居心地が良すぎて、翌日の会山行の集合にはちょっと遅刻しました。申し訳ありません。。)

サイト横にはボルダーが??つい登りたく気持ちを抑えて七輪を熾す
七輪を囲んでお酒が進む・・

以上、岩トレーニング&キャンプのご報告でした。
ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました!

谷川岳西黒尾根(会員山行)

メンバー:N山さん(L)、K村さん、I澤

日程:2024年3月24日(日)
ベースプラザ7:50-ラクダのコル10:50-ザンゲ岩11:50-トマノ耳13:05-(西黒尾根にて下山)ベースプラザ16:30

元々、3/23-24で戸隠山・高妻山を計画していましたが、23日(土)は天気が悪そうとのことで、私I澤のトレーニング山行として谷川岳西黒尾根をご企画頂きました。N山さん、K村さん、ご指導いただきありがとうございました!

水上ICを下りてすぐのセブンイレブンから谷川岳を見上げると、雪がべったり付いているように見えました。店員さんの話だと、明け方まで降雪があったそう。期待が高まります。
山行日当日は曇天予報でしたが、歩き出す頃には青空が広がっていました。気温も上がる予報。ベースプラザから西黒尾根登山口へ向かう車道には雪はほとんどなく、アスファルトが露出していますが、山肌にはしっかり雪が残っています。

ベースプラザから登山口へ向かう車道

西黒尾根登山口から、まずは尾根に上がります。出発が遅かったため、トレースはしっかりついていましたが、雪は緩くグズグズで歩きにくかったです。
尾根に上がると、既に熱い。汗をかきながら歩きます。「これが春山か」と、登山初心者の私には新鮮に感じました。今月の会山行(雪訓)でラッセル訓練をした斜面を通過します。
さらに進むと、谷川岳が見えてきます。12月の雪訓では天神尾根から登りましたが、西黒尾根から見上げる谷川岳は、また別の表情で格好良かったです。振り返ると白毛門も見えます。

樹林帯を進む。正面にはラクダのコブと谷川岳が。

暫く歩くと、ラクダのコブの取付きに到着。ここで、いつでもロープを使えるようアイゼン・ハーネスを装着し、ストックをピッケルに持ち替えました。山行日は雪が緩く比較的登りやすかったですが、凍っていたらもっと怖かっただろうと思います。
途中、急傾斜の岩とグズグズ雪のミックス・セクションがありました。私は岩の乗り越え方が分からず、かなりの時間がかかってしまい、N山さんとK村さんをお待たせしてしまいました(下山時も同様に時間がかかりました)。足・アイゼンの置き方をご指導いただきながら、何とか通過することができましたが、アイゼンを使った岩の昇り降りに大きな課題を感じました。
痩せた尾根を上り下りしながら前進します。10m程、急雪面の下りがあったため、私だけはロープを繋いで、K村さんにボディビレイして頂きながら後ろ向きで下りました。私はアイゼンを正しく効かせることができていない為、このような急雪面ではロープが必須です。

ラクダのコブ取付き付近(実際は写真よりも急に見えました)
痩せた尾根を歩く

この後、コルまで一旦下って、登り返します。なかなかの急登で疲れました。途中、何度も、「ごおぉー」と雪崩の音が聞こえてきました。雪崩自体は目視できなかったので、一ノ倉沢方面だったのかもしれません。雪崩の音を聞いたのも初めてで、少し興奮しました。

途中、N山さんから「これ、ザンゲ岩だよ」と教えて頂きました。急斜面を下を向きながら、(まるで懺悔しているかのように)登っていきます。
この辺りで後ろを振り返ると、K村さんがかなり後方を歩いている為、しばらく待機していると、今度は座り込んで足をマッサージしていたので、足攣りだとわかりました。ザンゲ岩の辺りで、バケツを掘ってザックを下ろし、待機します。

待機中、N山さんから、私のアイゼンの前爪が短いというご指摘を頂きました。急雪面を登るときは、もう少し前爪が出ていた方がアイゼンが効いて良いとのことです。一方で、平地を歩くときは、アイゼンの前爪が長いと、岩や木の根に引っかけてバランスを崩すことが増えますので、想定される状況によって使い分ける必要があるとのことでした。勉強になります。
K村さんと合流して話を伺うと、両足を攣ったとのこと。序盤、かなり汗をかきましたので、それが原因だったのかもしれません。私も気を付けないといけません。

急斜面を登る
ザンゲ岩
東尾根と白毛門

急斜面を終えると、美しいなだらかな雪稜が現れます。山頂を目指します。13:05トマノ耳登頂。K村さんは足の回復を優先して、肩ノ小屋までとなりました。山頂付近は天神平からの登山者で賑わっています。

このまま空まで続いているような雪稜
山頂にて

肩ノ小屋付近で少し休憩し、西黒尾根にて下山。雪の状態が悪かったため、西黒尾根で下山する方は殆どいなかったです。
登りより下山の方が高度感があって怖かったです。急斜面については、後ろ向きで下ります。ここでも私だけはロープを繋いで、3ピッチ(150m)、ボディビレイして頂きました。上りと同様に、私がアイゼンを正しく効かせられていないためです。次来るときはロープなしで下りられるよう、経験を積みます。

瘦せ尾根を下りる際、脆い雪面に足を置いてしまい、足を取られることがありました。雪質を判断してから足を置くという基本的なことができておらず、今回の反省点です。
また、気温上昇に伴い、下山時の方が雪が緩くなっていた為、踏み抜くことが多く疲れました。N山さんとK村さんの方が踏み抜きが少なかったことから、私は疲れてくると足の置き方や重心の置き方が雑になっているのだと思います。これも次回以降の課題です。

下山は高度感があって怖かった
急斜面は後ろ向きで下りる
西日に照らされる谷川岳

16:30ベースプラザ到着。帰りは、湯テルメ・谷川で汗を流してから、上毛高原駅近くの蕎麦屋・天丸さんで夕食をとりました。天丸さん、上毛高原駅近くに飲食店がほとんどない為か、新幹線利用客や地元の方で満席。そば・丼セット定食はボリューム満点で大満足。ご馳走様でした。
帰りも最後まで、中山さんに運転して頂きました。いつも、ありがとうございます。

山行を通して、天候に恵まれ、春を感じさせる谷川岳を満喫できました。岩の昇り降りや急雪面の下り方を勉強させて頂きました。次回は、後輩を連れて来れるように、引き続き経験を積ませていただきます。
N山さん、K村さん、今回は、私I澤のレベルアップ山行をご企画頂き、ありがとうございました!また、宜しくお願い致します!

磐梯山(会員山行)

メンバー:Y下さん、K村さん、H子さん(L)、I澤

日程:2024年3月16日(土)
裏磐梯スキー場登山口8:30-スキー場上部入山口9:05-磐梯山火口壁コル10:35-弘法清水小屋11:20-磐梯山山頂12:00-イエローフォール13:50-裏磐梯スキー場登山口14:45

桜の開花が待たれる3月中旬、磐梯山に行ってきました。強風の予報もありましたが、天候に恵まれ、気持ちの良い山行になりました。ご一緒させていただき、ありがとうございました!

8:30裏磐梯スキー場からスタート。駐車場は雪が少なく、地面が見えていました。スキー場上部入山口までリフトを利用している方もいましたが、私たちは歩きます。スキー場の左端を歩きます。

裏磐梯スキー場駐車場
裏磐梯スキー場

30分程でスキー場上部の入山口に到着。樹林帯を進みます。雪が少ないことに加え、入山者が多くトレースがしっかりついていたため、ワカンは最後まで使いませんでした。

スキー場上部入山口

しばらく進むと、雪原と磐梯山の火口壁が眼前に広がります。美しい景色に思わず足を止めます。雪原を歩きます。

磐梯山火口壁。この壁の向こうに磐梯山があるが、ここからは見えない。
岩肌と雪のコントラストが美しい

雪原歩きの次は、火口壁を登り、コルを目指します。途中でアイゼンを装着。気温が高かった為、斜面は凍っておらず、ステップもついていて、安全に登ることができました。コルに上がると、桧原湖、飯豊連峰がくっきり。

コルへ上がる最後の斜面
左から飯豊連峰、桧原湖、西吾妻山(蝶々形のグランデコスキー場)
櫛ヶ峰

コルから稜線を辿ると、今まで山の端に隠れていた磐梯山が姿を現します。美しさに息を吞むます。

磐梯山

しばらく歩くと、弘法清水小屋に到着。磐梯山を見上げます。

弘法清水小屋と磐梯山

山頂を目指して、最後の登りです。所々、凍っていたため、アイゼンを効かせます。時折、風か強く吹き、寒かったです。

山頂を目指す。雪の造形が美しい。

12:00登頂。風は強く寒かったですが、天気は快晴で、猪苗代湖、安達太良山、飯豊連峰がよく見えます。存分に景色を堪能しました。地元の方とお話もできました。この方、ホームセンターで売っているような普通のスパイク付長靴で登ってました。地元民強し。周辺の山のことなら何でも知っていて、勉強になりました。

飯豊連峰をバックに山頂にて記念撮影
地元の方に色々教えて頂きました
猪苗代湖
飯豊連峰

下山時、H子さんからお借りした尻ソリを使わせて頂きました。私はまだまだ下手くそですが、上手くなれば下山が楽になるだろうなと思いました。H子さん、ありがとうございました。
途中、イエローフォールを見に行きました。例年であれば、岩壁に付いた氷が黄色く染まっているそうですが、今回はかなり融解が進んでいたため、またの機会にお預けです。

山行日当日のイエローフォール
H子さんからご提供頂いた別日のイエローフォール

帰りは、H子さんにお勧め頂いた中ノ沢温泉の朝日屋旅館で汗を流しました。硫黄系・乳白色の温泉で、湯の華がごっそり沈んでいました。入浴後も、しばらく身体がポカポカ。
入浴後、朝日屋旅館の道路向いにある日乃出屋さんで天ぷらまんじゅうを食べました。天ぷらまんじゅうとは、(そのままでも美味しい)お饅頭を(さらに)天ぷらにしたものです。注文してから揚げてくれるスタイルで、熱々を頬張りました。餡子のたっぷり入ったお饅頭に、サクサクの衣。美味しかったです。

山行を通して、天気は快晴で風も弱く、雄大な磐梯山を満喫できました。
今回も連れて行って頂きましたが、なるべく早く、自分で計画から山行まで出来るよう、経験を積みます。Y下さん、K村さん、H子さん、ありがとうございました!

爺ヶ岳東尾根・鹿島槍ヶ岳(会員山行)

メンバー:Y下さん、N山さん(L)、I村さん、A木さん、I澤

日程:2024年2月23日(金)-25日(日)
2/23(金):鹿島山荘登山口8:50-爺ヶ岳中峰直下尾根上2,360m地点TS15:10
2/24(土):爺ヶ岳中峰直下尾根上2,360m地点TS5:55-爺ヶ岳中峰2,669m6:40-冷池山荘8:00
-布引山9:20-鹿島槍ヶ岳南峰2,889m10:30-爺ヶ岳中峰直下尾根上2,360m地点TS14:30
2/25(日):爺ヶ岳中峰直下尾根上2,360m地点TS7:00-鹿島山荘登山口10:10

爺ヶ岳東尾根・鹿島槍ヶ岳を2泊3日テン泊してきました。結果は、天候にも恵まれ、両山とも登頂することができました。

登山口に到着すると駐車場はほぼ満車。端の方になんとか停めることができました。
雪の降る中、8:50出発。数日前から降雪があって、ふかふかの雪を歩いていきます。

まずは尾根に上がる急登。息が切れます。斜面は雪がうっすらのっている程度で、地面が見えている所も。樹林帯を進みます。

尾根に上がる急登
樹林帯を進む

尾根に上がるとガスに覆われていました。風は弱かったです。尾根上を進みます。

尾根上はガスの中


嬉しいことに、徐々に天気は回復。時折、雲が切れます。爺ヶ岳中峰直下につながる最後の尾根は、痩せていて緊張感がありました。

痩せた尾根を行く

爺ヶ岳中峰直下の尾根に上がると、青空が覗きました。爺ヶ岳を見上げます。
2,360m地点で初日は終了。爺ヶ岳中峰直下の尾根上にテントを張りました。夕方になると、風が強まり寒かったです。
キャンプ地は眺望が素晴らしく、麓を見ると雲海に覆われていました。夜は雲がなくなり快晴。絶景です。

爺ヶ岳を見上げる
山麓は雲海に覆われていた
爺ヶ岳中峰

2日目は4時起床、5:55出発。天気は引き続き快晴で、朝焼けが美しかったです。歩き出して間もなく、テン場からそれほど離れていないハイマツ帯に2羽のライチョウがいました。A木さんとI澤で撮影を試みましたが、声を出したせいか、すぐに姿をくらましました。残念…。
爺ヶ岳中峰直下を登ります。程よく凍っていて歩き易かったです。

爺ヶ岳中峰を目指す
富士山がくっきり見えていた

6:40爺ヶ岳中峰登頂。

爺ヶ岳中峰山頂にて
爺ヶ岳中峰山頂からの眺望

鹿島槍ヶ岳を目指します。冷池山荘、布引山と経由。雪が少なく、ラッセルはありませんでした。布引山を越えたあたりで、N山さんのアイゼンの樹脂部分が破断してしまいましたが、シュリンゲを使い迅速に補修。さすがの対応力でした。10:30鹿島槍ヶ岳南峰登頂。

剣岳
冷池山荘、布引山、鹿島槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳を見上げる
鹿島槍ヶ岳山頂にて
五竜岳方面

爺ヶ岳中峰からテント場への下りが、景色が抜けているせいか、気温が高く雪が緩かったせいか、怖かったです。

爺ヶ岳からテント場への下り

2日目夜は宴会。泡盛にテキーラ、焼酎と、楽しい夜でした。

3日目はテント撤収して下山のみ。まずは痩せた尾根を降ります。念の為、ハーネスを装着。慎重に降りました。
1時間半程下山したところで、悲しい出来事が。ピッケルを仕舞い、ストックに変えようとした時、I澤は気付きました。ストックをテン場に忘れてきたことを。I村さんのストックを1本お借りして、下山。I村さんありがとうございました。忘れ物の確認はしっかりとしないといけないですね。反省です。
下山工程最後、尾根から登山口へ降りる急斜面。ここが辛かったです。体重と荷物、3日間の疲労が、大腿四頭筋にのしかかります。太ももがプルプルしました。まだまだ修行が必要です。

下山後、湯けむり屋敷・薬師の湯で汗を流しました。

(余談ですが、埼玉県に帰還して解散する際、I澤の車のバッテリーが上がっており、N山さんに助けていただきました。ルームランプの消し忘れが原因でしょうか。皆様、ご迷惑をおかけしました!)

八ヶ岳 河原木場沢 醤油樽ノ滝

日時 2024年2月10日
メンバー K村、I村、A木(L/記録)

今年の2月は3連休が2回もある。1回目は最近熱が入っているアイスクライミング!ということで、先日は見学しただけに終わった八ヶ岳の「醬油樽ノ滝」を登りに行きました。

埼玉は当日の未明発。すいすいと中央道を通ってA木号は登山道入り口へ。林道の積雪は少なく、スタッドレスタイヤのままで上がることができ、滝前の駐車スペースには予定よりもちょっと早めの8時頃に到着。我々以外の車はない。
連休初日で混みあうのでは?と心配したのですが、それなりの本数を登ることができそうだと一安心。

そそくさと準備を整えて出発。途中の1の滝は前回の倍くらいに育っている。
前回は氷結がいまいちで高巻いた(薄暗い)ゴルジュ状の小滝もしっかり凍っており、直登可能。前回よりも短時間で醤油樽ノ滝に到着した。よくみると若干内部に水流が観察されるものの、前回の見学時よりもしっかり育っている様子。

うす暗~いゴルジュ帯をぬける
ゴルジュを抜けると醤油樽、ドーン!
結構な迫力だ。

一番乗りということで、まずは左ルートよりI村さんがリード。トップロープ(TR)をかけてくださいました。(60mロープではぎりぎりなので、支点構築には長~いスリングが大活躍)
各自とも同ルートを登った後は、もうすこし傾斜が強い右側ルートに移動。
何度かTRで練習した後に、私もリードさせてもらいました。
なんとかやりきることができましたが、スクリューによる支点構築に難儀しまして、もっと修業が必要だなぁと改めて感じました。

安定のリード、I村さん
ついにリードさせてもらいました。こええ・・(左ルートは別パーティの方です)
午後は日が差しこんで、このまま空に吸い込まれてしてしまうのではないかという雰囲気に。

その後、休憩の後に下流へ移動。途中、埼玉からお越しのハイカーさん(ソロで氷瀑見学とは、なかなかのツワモノでした)と出会うなどしながら「1の滝」を登ることに。
こちらはコンパクトながらも垂直に近く、前回同様に大変よい練習ができました。(こちらもTR支点をI村さんが構築してくださり感謝)

途中の2の滝はつながっていなそうでした(詳細未確認)
1の滝を登るK村会長

それぞれ数回登ったら結構よい時間に。お腹がすいたので帰ることとなりました。

<恒例・アフターグルメ?>
今回は帰路の南諏訪IC目の前、「ハルピンラーメン」さんにお邪魔しました。
入店して気づきましたが、前回の醤油樽に行った後も、この名前のラーメン屋さんだったような・・
ちょっと体も冷えたこともあって、みんなでニンニクラーメンをチョイス。
車内を香ばしい香りに変換し、A木号は帰路につきました。

全員そろってニンニクラーメン。前回同様、結構なボリューム。う、うまい!
しかし、今日はこんなにカロリー使ってないはず・・なのは、いつもどおり気にしないでおこう。

サギダル尾根(会員山行)

天気晴れ→曇天

メンバー〈Aチーム:K(L)、N、T(記)〉〈Bチーム:Y(SL)、F、A〉

9時20千畳敷駅スタート 9時40取付到着 1P 10:10-10:18、2P 11:08-11:30 3P 11:40-11:50(トップのログ参照) サギダル頭全員登頂12:17

6名でサギダル尾根~宝剣山の計画。上記メンバーでチーム分け。ロープ1本ずつに途中でグローブヒッチでつないで数珠で登攀しました。

 菅の台からのバスの混雑も考慮し、菅の台Pに3名前泊しました。5時に起きた時は、まだバス停のベンチにはザックは一つもなかったのですが、6時前にザックを置き始めたら、あっという間にベンチがザックでいっぱいになっていました。

バスに一番乗りで、ロープウェイ乗り場に向かいます。バスに乗っていると何やら背後に殺気を感じると思ったら、鋭いオーラをまとった瞑想中のN先輩が後ろにいました。(車内ミラー越しに確認)

ロープウェイを降り神社⛩️の前で準備中に、3人パーティに先を越されましたが一組くらいなら、渋滞もないと思っていたら、取り付きに6人パーティを確認。おそらく、千畳敷に前泊したと思われますが、それならもう少し早く発ってくれたらと、後で全員が思いました。

1P目を待つAチーム。準備は万端。
Bチームとさらに後続パーティも待ちです。

1Pは正面の岩峰を右から上がっていきます。平たい高い岩が終了点になります。特に難しいところはありません。岩の左下あたりにも捨て縄が見えます。1P目を左から周り込むルートもあるのかもしれません。

先行パーティのお二人。

2Pは核心ですが、ここでも待ちの後スタート。Tがトップで行かせてもらいましたが、核心の岩場を乗越すところでフォール。小さいスタンスに置いた左足が外れ、思いっきり後ろに荷重をかけて勢いをつけていたので、手もはずれて落下。乗越のところにハーケンが打ってありそこにかけたランナーに救われました。幸い怪我もなく、落下した岩の側壁を登り返し復帰。慎重にフォール箇所をクリアし、その後は5mくらいのナイフリッジを超えて終了点に到着。

写真は先行の3人パーティのトップが2Pの核心を超えたところ。

終了点としてた場所は斜面で前パーティが待機していたので、立木でビレイして後続を迎えます。狭いので縦列で各自が立木でセルフ確保します。

3Pはほぼ雪稜歩きです。サギダルの頭の岩でビレイし後続を迎えました。

傾斜はあるが雪もあって快適に登れる
いい景色とナイス笑顔!

 全員が登頂した時間が12時を回っており、天気も曇天になってきたので、記念撮影をして早めに降りることに決定。残念でしたが、宝剣は次の宿題となりました。

宿題となった宝剣もバックに
檜尾岳方面をバックに。このルートも行ってみたい。

 極楽平の手前からトラバース気味に下りはじめます。雪は少し重くツボ足跡に足をとられつつもサクサク下っていきます。振り返るとガスが追ってきて真っ白な背景になっていました。

振り返ると真っ白

ロープウェイを待つ間に信州リンゴスフレをいただき、入浴後、さらに明治亭のソースカツ丼をたいらげて、最後は大満足のグルメツアーになりました。

南アルプスを眺めながら映えなスフレをいただく

インシデントレベルのトラブルがありましたが、無事に山行を終えられてよかったです。次回宝剣に向けて精進したいと思います。ありがとうございました。