沢登り・一之瀬川本流

2022年7月24日(日)

個人山行 メンバー Y・他1名 

今シーズン、自分は沢登りスタートが随分と出遅れてしまった。

今年もどこか行きますか、と相方に相談をしつつ場所をいくつかピックアップ。

ゴルジュと泳ぎで有名な一之瀬川本流へ行くことに決定。

泳ぎと寒さに不安を感じつつも、このワクワクする感じがたまらない(笑)

※画像はレンズに水滴が付くので不明瞭です

とりあえず入渓することに
出だしはこんなところを進む
きましたゴルジュ!
ちょっと怖いがとりあえず突っ込む
またゴルジュ!
ここを曲がると…
またまたゴルジュ!さすが一之瀬、ゴルジュ祭りである
ナイアガラ こんな感じの滝もある
余裕が出てきたので天然のプールでひと泳ぎ
ゴーグルを装着したがそこまで水はきれいではない…
先へ進みます!へつりながらのゴルジュ
激流の横をぎりぎりまでへつる
ゴルジュ帯を無事に突破 ここから先は穏やかな沢が続くらしい
ケルンがあったので早々に終了することにした

初めての一之瀬川本流。

何年も前に購入したが、暑くて一回も着ていなかったネオプレーンを引っ張り出してきた。

これがあったので、寒さを感じることがなくてよかった。

安全を考慮しライフジャケットも持っていったが、そこまでは必要なさそうだ。

ザックは保水しない素材など、慎重に選んだ方が良いと思う。

今回は意外とあっさり抜けることができたが、水量などの沢のコンディションによっては格段にレベルが違うと思われるので、装備選びや天気の情報などには十分に気をつけて下さい。

7月会山行 鷹ノ巣谷 沢登り&沢下降&斜張り

行程 東日原駐車場8:30〜鷹ノ巣沢折り返し点11:00〜東日原駐車場16時下山

メンバー N山 F寺 O熊 N村 S村 K西 S A木 T橋 A井 M黒 I村 M村

今回のテーマは沢登りと沢下降、そしてレスキュー技術の一端を知ることです。

斜張りは10年ぶりで失敗もありました。

基本技術の組み合わせで『やれる事の可能性』を伝えることが出来れば幸いです。

残雪と新緑そして北岳草

6/27(月) 芦安P=広河原9:00〜白根お池11:00〜北岳肩ノ小屋14:00

6/28(火) 肩ノ小屋6:00〜北岳7:00〜八本歯分岐7:30〜肩ノ小屋9:00〜広河原14:00

メンバー N山 他2名

例年なら梅雨最盛期で一日中霧や雨で展望が望めないが、今年は異常気象?で太平洋高気圧が張り出して来たので北岳に行った。運よく梅雨明け発表タイミングとはなったが、折から関東平野に吹き込むフェーン現象の影響を強く受けた山行となった。

白根お池テント場 残雪と新緑・山桜・お花の咲き始めで一番多彩な色が楽しめる時期だ
改築中の山小屋 平日なのに人が満員に居るのでビックリ

15時頃から雷雨と雹に見舞われ、うっすら氷が張るまで気温が下がった。

5時間で標高差1500m登ったのでSpO2が67%まで下がり体がだいぶダルくなったが、天気も悪かったので外でフラフラせず安静にして深い呼吸を心掛けたせいか4~5時間で100%まで戻った。

翌日は風は強かったが快晴に恵まれた。       

北岳頂上
八本歯分岐下の群生地に咲く北岳草 もう一週間早いともっと瑞々しいかも

大樺沢沿いの道が2019年の台風で壊滅し通行できないため雪渓は降りずに稜線沿いに来た道を下山した。あっそうそう下山後に食した甘甘娘はおいしかった。

梅雨の晴れ間の浅間連山

日程:2022年6月10日(金)

メンバー:K子・G郎OB・A紀(記)

例年より早く梅雨入りした2022年の6月。皆の都合が合うのは6月10日のみ。梅雨らしい天候不良の日々が続く中、第一候補の山が見事好天予報!ということで、浅間連山へ。池の平湿原&東篭ノ登山・西篭ノ登山・水ノ塔山と花の縦走を楽しんできました。

コース:池の平湿原入口→ぐるっと湿原1周→三方ヶ峰→コマクサ園→池の平湿原入口→東篭ノ登山→西篭ノ登山→東篭ノ登山→水ノ塔山→高峰温泉

池の平駐車場に車を停めて、湿原へ出発!池の平湿原は浅間山の噴火によりできた湿原。
入場は7:00からのところ、係の方のご厚意で7:00前に入場でき、湿原に1番乗り!さらに貸切です
自宅からここまで来る道中は、曇り→霧→雨→晴れと目まぐるしい天気の変化。さすが梅雨の天候。下界は晴れていたので期待して来てみたら湿原は霧の中。でもこれも幻想的で素敵です
鏡池。残念ながら何も映らず…。レンゲツツジが開花とのことですが、まだチラホラ
湿原を抜けて、三方ヶ峰を目指して歩いていると1m位の距離にいきなり動く物体が…!
「熊?!」と思ってびっくりしてみたら、カモシカさんでした。私達もびっくり!カモシカさんもびっくり!驚かしてごめんなさい
もぐもぐと朝ごはんを食べているところをわきからそっとお邪魔して、撮影モデルになっていただきました
カモシカさんとお別れして、本日の目的のひとつ、三方ヶ峰の脇にある「三方コマクサ園」へ。高山植物の女王のコマクサ!咲いています♪
砂礫や他の植物が生育できないような厳しい環境に生育する不思議な花。新人A紀は2年ぶりの再会に大喜びでした
珍しい白いコマクサも咲いていました
見晴岳に向かいます。三方見晴歩道を歩いていると霧が晴れてきて、先程歩いた池の平湿原が一望できました
途中にもコマクサ園があります。こちらは三方ヶ峰のコマクサより小粒
見晴台に到着!天候も良くなってきました!
霧が晴れて、青空が広がり冬に登った「烏帽子岳」と「湯ノ丸山」が一望できました
新人A紀は湯ノ丸山の「丸」のポーズ、G郎OBさんには烏帽子岳の「とんがり」のポーズをとってもらおうと思ったらなぜか「×」のポーズ…(笑)
池の平湿原入口に戻り、岩稜帯を登り東篭ノ登山へ。お天気目まぐるしく変わります。
霧が晴れると絶景です!
西篭ノ登山へ。片道30分の道にはハクサンシャクナゲがあちらこちらで咲いていました!
こちらは蕾。満開には後1~2週間後位でしょうか
西篭ノ登山へ到着。移動距離は短いですが、岩稜帯のアップダウンの道が楽しい。
同じ道を通って、東篭ノ登山に戻ります
ここでK子キャップのご好意で、G郎OBさんと新人A紀は水ノ塔山へ。
K子キャップは車で回り、下山口の高峰温泉で待ち合わせ
高曇りの天候ですが眺望が良く、歩いてきた篭ノ登山から黒斑山、街並みが良く見える、楽しい稜線歩き♪ 途中シャチの様の岩が。命名「シャチ岩」
水ノ塔山に到着。ここまでの稜線。超お気に入りとなりました。時期を変えて何度も歩いてみたいです
高峰温泉へ下山を開始です。絶景を見ながらの好物の岩稜帯歩き♪

下山後は今日歩いた道が一望できる温泉へ。山頂は雲がかかって見えなかったものの、露天風呂でおしゃべりしていたらすっかり晴れて、浅間連峰の端から端までが一望でき、歩いた道が見えるっていいものだなぁとしみじみでした。端から端まで、繋げて歩いてみる事できるかなと考えたり、縦走は楽しい♪
地元の方が、今日は久々の天気だから登りにきたとおっしゃる様に、久々の晴れだったようでその中で充実した登山ができて感謝です!

6月会山行 岩登り訓練(平戸の岩場)

メンバー:Y下、N山、K村、F寺、O熊、N村、K西、S、T橋、A井、M黒、I村、M村、S根(総勢14名)

3班にレベル分けして基本の復習・レスキュー入門的なモノを9時~16時までおこなった。途中雷雨があり1時間ほど中断したが、レベル合わせや確認・レベルアップにつながる意欲的な一日になった。

1/3引き上げ

自己脱出

最後に沿道のゴミ拾いをしながら下山した。

東吾妻山・一切経山

5月18日(水) 天気:晴れ

メンバー:Fリーダー、Tさん、Mさん、A(記録)

一切経山山頂

5月の半ば、今季最後の雪山に行ってきました。行先は福島県の東吾妻山、一切経山。

本日もFリーダーの運転で出発。車中から晴れていて本日も登山日和です。

東北道の車中より

7時過ぎ 浄土平駐車場に到着。平日ですが、結構車がとまっていました。

浄土平駐車場

8時 浄土平ビジターセンター出発。初めは雪もなく、歩きやすい木道の上を歩いていきます。

浄土平

標高が上がるにつれて、雪も出てきました。この時期の雪はぐちゃぐちゃしていて、滑りやすいです。

途中、東吾妻山山頂手前でコースからずれてしまうことがありました。樹林帯で歩いていると木にぶつかるので、並べく木のない歩きやすい方へ行ってしまいました。Fリーダー、Tさんにより登山道に戻ることができましたが、木にかかっているピンクのリボンをしっかり確認していかなければいけないと思いました。また、リベンジです。

迷った樹林帯①
迷った樹林帯②

10時半ごろ 東吾妻山山頂到着です。360度周りが良くみえていました。山頂で、ティータイム。Mさんの手作りシフォンケーキとコーヒーを美味しくいただきました。

東吾妻山山頂
西吾妻山方面
Mさんのシフォンケーキ
Tさん、いい笑顔
みんなで撮影

次は、一切経山に向かいます。

鎌沼の横を通り、酸ヶ平避難小屋を目指します。

無事にトラバースできました。
この辺りではアルプスの少女ハイジが流れていたのですが、載せられなかったので残念です。

酸ヶ平避難小屋でひと休憩。ここでは、Fリーダーのおいなりさん、ささみの料理をいただきました。避難小屋を過ぎれば、一切経山まであと一息。

東吾妻山をバックに

12:45 一切経山山頂に到着です。

一切経山山頂
山頂に何やらいっぱい刺さってます。
いちばん気になったので。
西吾妻山方面
五色沼。

途中で、出会った笑顔の素敵なおじさまに写真を撮っていただきました。

東吾妻山、一切経山ともに山頂付近は全く雪がありませんでした。

吾妻小富士。次回きたときは、走ってここを一周したいです。Mさんまたお願いします。

今シーズン最後の雪山でしたが、新緑が綺麗でやっぱり夏の方がいいな、と思ってしまいました。今回もFリーダー、Tさん、Mさんありがとうございました。次回からおいなりさんとゼリーは必ず持っていきたいと思います!お疲れさまでした。

雪納めの尾瀬燧ケ岳

令和4年5月29日 日帰り

メンバー: F O K

御池駐車場 07:30 - 広沢田代08:30 ‐ 熊沢田代09:30 ‐ 爼倉12:00 - 御池駐車場15:00 

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春の日差しの中、今年最後の雪を楽しみに燧ケ岳に行ってきました。O御大にも今日は山頂を踏んでもらいたいとFリーダーのもう一つの目的を胸に出発

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斜面には雪がまだ残っています。

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広沢田代の湿原

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熊沢田代湿原から山頂

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無事にO御大も爼倉に登頂。この先、柴安嵓まではピッケルがないと怖いので御大は大休止。

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柴安嵓からの下りはクライムダウン

雪がザクザクの為、下りも慎重になる場所とFリーダーの強制尻滑り命令により恐怖との闘いの場所を繰り返し無事下山。今年最後の雪山を堪能した良い山行ができました。

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東北 出羽三山の主峰と高原台地の山旅

日程:2022年5月20日(金)~22日(日)

メンバー:K子・G郎OB・A紀(記)

秋の終わりから初春にかけて、登山口へのアクセス道路が通行止めになる「月山」と「八幡平」。お待ちかねの道路が開通!で、みんなの都合が合う日に2泊3日で東北へ雪山納め山旅に行ってきました!

■山旅1日目 「月山」

コース:姥沢P~月山リフト下駅…リフト…上駅~姥ケ岳~金姥~牛首~月山頂上小屋~月山神社~月山のピストン

往路は月山スキー場上駅までリフトで楽々~。リフトは圧倒的にスキーヤーが多く、登山者はちらほら。
A紀は初月山です。何度も計画しては悪天候で中止となっていた山なので、この地点に立てただけでもう感動で泣けてきました
快晴です!スキーヤーがなにやら集まって、ロープにつかまって上に登っていきます。
何だろうと思っているとK子キャップからTバーリフトとの説明が。見たことのない景色にわくわく♪
先ずは「姥ヶ岳」の山頂を目指します。雪は緩く、アイゼンなしのキックステップで登ります。本日一番の急登で、後は穏やかな稜線歩きとなりました
上まで上がってしまえば真っ平。雪はなく木道が表れました。春満載~♪
「姥ヶ岳」山頂に到着!本日の天気は強風予報で心配していましたが、登ってみれば気にならない位の風。
景色に霞がかかっていますが、天気に恵まれました!360度パノラマビュー♪標柱の先には朝日連峰が広がります
月山の山頂へ向かいます。夏道と雪道のミックスの登山道。行きの車内から見た月山の全容は真白だったので意外でした
月山は昔から信仰の山として、近隣各県から沢山の参拝者がやってきたため、四方八方に沢山の登山ルートが存在しましたが今は3つのルートが主だそう。そのうちの一つ「湯殿山神社」への分岐に到着
ハクサンイチゲやミヤマキンバイなど、高山植物も咲き始めていました。眺望の良い尾根の夏道を絶景を堪能しながらゆっくり進みます
あちらこちらにクレパスが見えます。要注意です。スキー場の大斜面コースはクレパス発生・拡大で立入り禁止でした
新緑と残雪の山々が美しい!
最後の登りを登り切り、月山神社へのビクトリーロード
写真等で見慣れた月山神社の入り口が見えてきました。遂にここまできました~!
月山神社への入り口の石像
月山神社の本殿を超えた先が山頂となります。姥沢や湯殿山神社方面から登る人は本殿が山頂と思ってここまで来ない方もいる様です
山頂とっだどー♪♪♪ 山頂ずーっと貸切!
ゼブラ柄が美しい、息をのむ絶景!しばらく堪能します
名残おしいですが、下山開始です。ヒップそりで雪原を下ります!
今雪山シーズン最後のシュプール~&最後のトラバース!

■山旅2日目「八幡平」

コース:八幡平頂上P~見返り峠~ガマ沼~八幡平山頂~鏡沼(ドラゴンアイ)~八幡平頂上P

駐車場に車を停め、少し歩くと県境。なんだか得した気分です
スニーカー・長靴・登山靴…様々なスタイルの人たちがいて、観光地なんだなぁと感じます
階段を上り、見返り峠を過ぎると直ぐに八幡沼の展望デッキが現れます。
展望デッキから見る八幡沼はハート型♪ 久々に団体ツアーと遭遇
ガマ沼を経て直ぐに山頂に到着!
ガチな登山スタイル2名と観光スタイル1名で記念撮影♪
どこまでも平らです。だから八幡平と呼ばれるのでしょうか
今回のメイン、鏡沼に到着!
鏡沼の雪解けの様子が、まるで龍の眼のように見えることから「八幡平のドラゴンアイ」と呼ばれる人気スポット!5月の中旬から6月の中旬の限られた時期に、数多くある沼の中でここ「鏡沼」しか見られない神秘的な景色とのこと。積雪量や雪解け、天候の状況などの条件が揃うと姿を現す神秘的な自然現象です。
本日の龍の目は…半開きでしたが十分にドラゴンアイでした!
下山後は、お待ちかねの温泉!東北はどこへ行っても温泉天国♪ 2日間の疲れも癒されます
東北の2座を堪能した後は、岩手県の最高峰「岩手山」を望むコテージ村に宿泊!
岩手山を眺めながら、BBQと美味しい地酒で雪山シーズンの無事を乾杯!

往復の車中からも、前後左右、遠方にそびえる様々な山を望める東北。
これからは雪解けとともに花が咲き乱れ、秋はパッチワークのような素晴らしい紅葉が見られるとのこと、様々な時期に訪れてみたいものです。

半年前までは、雪山に登ることはないだろうと思っていた自分が雪山に挑戦し、数多く登れるとは考えてもいませんでした。
知識も技術もない雪山初心者に、素晴らしい景色を見せていただき、先輩方には感謝で一杯です。まだまだ未熟だらけですが、今シーズン身に着けた経験を次に生かしていきたいと思います!


二子山中央稜

メンバー  Y内(リーダー)、T橋(気象)、A木(記録)

そろそろマルチ、行ってみましょうか・・Y内さんからのお誘いでT橋さん、私の3名で二子山中央稜へと行ってきました。
私は本格的なマルチピッチは初めての体験。登れるかな~と不安もありましたが、おかげさまで無事に完登。1ピッチですがリードも体験でき、また新しいジャンルの遊びに覚醒してしまいました。

行程  2022年5月22日(日)
  06:00 西浦和駅集合
  08:45 二子山倉尾登山口
  09:20 登攀開始
  13:30 二子山西岳山頂
  14:10 二子山倉尾登山口

P1取り付き。赤いドラム缶が目印。前日~早朝までの雨でしっとり気味

P1 我々が到着したころには先行パーティーが取り付き、「え~、どうやって上るの~~~」と苦戦中。自分もうすぐそうなるのか・・と恐怖。
リードY内さんの活躍で、我々も濡れた岩に若干苦戦しながらもクリア。

P2  新緑がキレイ・・とかあまり見ている余裕はありませんでした(汗

P2をなんとかクリアすると、次は核心部。先行パーティからは「え~~!ムリ~~!」「ギャー」「ぐえ~~!」と叫び声が続く。これは相当ヤバイところに来たなと改めて実感・・
ここで数十分ほど待ったのですが、これはこれで楽しい経験。

P3 噂の核心部。(A0を駆使して)クリア!

この後は大テラスで小休止。先行パーティーから「どうぞ」とのことで、お先に出発。
P4~P6は岩も乾いて快適。T橋さん、私が交代でリードしました。私も(1ピッチですが)なんとか無事にやり切りました(汗

最終ピッチを終えてテンション高め

最後はクライミングシューズを履き替え、一般道をたどって西岳ピークへ。
ロープを付けないこの一般登山道のほうが怖かったりもしました・・

二子山西岳ピークにて(ちょい逆光&ピンボケでしたスミマセン)

ピークからはドロドロの山道を滑りそうになりながら下山。
無事に山行終了。そして・・・

小鹿野といえば、わらじカツ丼!!ランチタイム営業に滑り込みセーフ!!
心もカラダも満たされた一日でした!!

最後に・・初マルチを無事に終えることができ、リーダーのY内さん、T橋さんに感謝です。もっと練習して、いろいろなところにチャレンジしてみたいです!!

余談ですが、帰宅後に風呂でびっくり。腕や足に青アザと擦り傷がいっぱいでした。
必死のパッチ(笑)で登っていたので、まったく気付かなかったんですね。

記録
  P1 25m 5.6 Y内
  P2 25m 5.7 Y内
  P3 35m 5.8 Y内
  P4 25m 5.6 T橋
  P5 25m 5.7 A木
  P6 30m 5.6 T橋

槍ヶ岳 (春合宿後半)

2022年5月3日(火・祝)〜5日(木・祝)

メンバー:
P1(4名)=NY、 FK、 NM、 AO
P2(3名)=YM、 KT、 KN(記)

2泊3日で、飛騨沢~槍ヶ岳ルートを行きます。
AOさんと私の新人2名は、初めての槍ヶ岳!期待に胸がふくらみます。

<5月3日>

好天に恵まれ、朝7:20、新穂高温泉駐車場からテント泊地の槍平小屋に向かって出発!

テント泊荷物は大きくて重い
穂高平小屋で休憩
沢を渡る場面も
じょじょに雪道となってきます

私は、残雪の道歩きは初めてで、雪は解けると滑りやすく、さらに重い荷物でバランスを崩しやすく、安定した歩行が難しかったです。そして、雪ののった岩に立ちこんだ時に滑ってしまい、危ない場面もありました。そこから、アイゼンを装着して歩き始めました。しかし、岩の露出している場所はアイゼンでは歩きづらく、困難な道が続きました。

時折こんな絶景に出会い、山々に励まされて歩きます

歩き始めて6時間後に槍平小屋に到着しました。

テント2張りを設営。雪壁で風を防ぎます。トイレも作りました。
雪のテーブルとベンチも作って、さっそく宴会に

風もなく穏やかな春の陽を浴びて、雪をまとった穂高連峰を見ながらのお酒は、とっても美味しい!! お酒の呑めない2名はお茶です。心配していた水は、沢から流れている綺麗な水を使うことができて幸運でした。一生懸命歩いてきた苦労が実ってうれしいなぁ。

こんな絶好のコンディションで槍ヶ岳に行けることは滅多にないから、明日は頑張りましょうと先輩たちからエールを送ってもらいました。

<5月4日>

朝4:30に出発。荷物を軽くして行けるので、助かります。

アイゼンとピッケルで、ずっと登ります

P2は、2時間ほどで飛騨沢千丈乗越分岐に。飛騨乗越までは、遠い遠い。。。先は見えているのに、なかなか到着できません。1時間半かけて飛騨乗越に到着。風の通り道となっているため風が強くなって、歩きづらい。。。

槍ヶ岳山荘前

ついに、8:30 槍ヶ岳山荘に到着。目の前に雑誌でよく見かける槍の姿が現れました。ここに荷物をデポして槍の穂先へ向かいます。雲が少しかかっていますが、風の影響はあまりなさそう。

混雑もなく順調に登っていきます

P2は、9:16 に、P1は、10:30頃に山頂に登頂。

ついに!

P2の先輩。 ちょっと雲がかかってて残念!

新人の私も登頂できて感激!

P1の4名。雲がとれて最高ですね!
絶景!絶景!絶景!

下りは慎重に。

クライムダウンで鎖に助けられながら下山。

テント場まで戻ります。だいぶ雪はゆるくなっています。
朝来た道を振り返ってみれば、美しい雪原

下りながら、雪道を歩く練習。体重のかけ方、足の置き方、KT先輩が丁寧に指導してくださり、少し上手になったかも。途中、朝にはなかった雪崩の後があり、ちょうど登っている時だったら…という怖い場所も通りました。融雪の時間は速く通過することが肝心です。

12:30 テント場到着

登頂の祝杯!

<5月5日>

テントを撤収、トイレをきれいにして5:50出発。
/

往き道で、私はポールよりもピッケルの方が安定して歩けることがわかったのでピッケルを手に、先輩たちはポールを手に下山です。アイゼンを付けての岩道下りは私にとってはとても難しい道でした。

6:50 藤木レリーフ
7:00 滝谷避難小屋
9:00 白出沢出合
9:40 穂高平小屋
10:30 新穂高温泉駅着


無事に下山できました!

初めての槍ヶ岳、残雪期の難しい道を根気よく指導、リードしてくださった先輩方のおかげで登頂、下山することができました。ずっと心に残る山行になることでしょう。ありがとうございました。