日時:2025年12月27日(土)~12月28日(日)
メンバー:N山さん、F王寺さん、Y内さん、I澤さん(SL)、T嶋(L/記録)
1日目:9:30駐車場ー10:45茂倉新道登山口ー15:30 P1,200mTS(幕営)
2日目:6:30TS-8:45矢場の頭-13:15駐車場
【訂正】下山報告で「登山口よりラッセル」と報告させていただきましたが、正しくは駐車場からラッセルでした。謹んで訂正させていただきます。
合宿1チーム目は行き先をどこにするかで無い知恵を絞り悩んでおりましたが、F王寺さんが提案してくださった茂倉岳~蓬新道の周回コースが魅力的すぎて行先は決定。しかし前日に関越道での大事故発生のニュースが。まず登山口までたどりつけるだろうかとドキドキしながらのスタートとなりました。
当日、関越は月夜野~水上インター間が通行止めとなっていたため、途中から下道に降りて向かうことに。
Google先生によると安全登山の広場という場所にある駐車場まで除雪が入っていたため、その手前に車を止めてスタートです。(年によってどこまで除雪が入っているか違うようでした。)
N山さんが除雪終了地点の様子を伺い、スタートからもうワカン装着することが決定。
先陣切って出発してしまうN山さんY内さんを慌てて追いかける
道は見事なまでのノートレース。みんなで交代しながら、まずは登山口を目指します。
深いところはすでに膝上、笑ってしまうような積雪量
そしてCT30分弱の登山口に辿りついたのは約1時間後のことでした。この時点で本日の幕営地として当初予定していた茂倉避難小屋までは無理だろうと悟り、せめて矢場の頭くらいまでは行きたいと思っておりましたが……。
ようやく山に入り、本格的なラッセルがスタートします。
またしても先頭切ってくれる先輩方
茂倉新道の前半は比較的広い尾根のため危険さは感じませんでしたが、その代わりルーファイが難しい。基本的には登山道がついている(はず)なので、その上を見つけられれば藪に邪魔されることなくスムーズラッセルできます。(とわかっていても間違える)
T嶋がルーファイミスりI澤さんが復旧してくれているところ
幕営装備が重いため、基本的にトップは空身でラッセルしますが
そのまま進むI澤さん、素晴らしいパワー👏
真っ白な道をひたすらラッセル、進んでも進んでもラッセル、とにかくラッセル。ラッセルしてザックを回収に戻り、ザック分重くなった体でまた来た道を戻る……。
最初は一番にトレースをつけられることに喜びもありましたが、数時間後にはみんなぐったりとしていました。13時過ぎには矢場の頭も無理だと判断し、おそらく1,200mあたりの等高線が緩やかになっている場所なら幕営できるだろうとあたりをつけて、ひらすらそこまで頑張ります。
適地を見つけた後は整地もほどほどに(したため夜にえらい目にあいましたが)、エリカちゃんに転がり込みました。
プチブームの豚汁うどんで暖を取る
おそらく夜通し復旧作業中だったであろう関越道が天の川のようでした。
2日目。4時半に起床し、6時半に出発。この日は荷物を最小限に抑え、まずは矢場の頭を目指します。
1日目と違い、尾根は細くなり、樹木の上を縫うように歩くラッセルが続きます。変なところを歩くと雪を崩して滑落してしまいそうな気がしてルーファイに悩み、先輩方にアドバイスをいただきながら進みました。
予報では高気圧が張り出してきてそろそろ晴れる時間帯だと思っておりましたが、回復が遅れているようで視界はあまりなく。それでもうっすらと矢場の頭らしきピークが見えました。
最後の山頂直下の斜面はここまでで1番の急登でしたが、先頭をラッセルしてくれたI澤さんが早い早い……!!先頭を代わろうと慌てて追いかけましたが、まったく追いつけずに矢場の頭に到着しました。
時刻は9時、ここまで300mを登るのに2時間半。茂倉まではまだ高低差500mはあります。昨日よりは各段にスムーズに進んだとはいえ、ここで撤退することにしました。
記念撮影をして下山を開始します。細尾根は岩や木の根が出ておりワカンでは危険な箇所もあったため、安全のため途中でピッケルとアイゼンにチェンジして下山しました。
テント撤収後は深い雪に沈んで怪我をしないようにとゆっくりめに下山しましたが、それでもあの苦労はなんだったのだろうかと驚くような速さ。途中でソロで上がってきたお兄さんとスライドしたため、ラッセル頑張ってくださいと半ば野次のようなエールを送り見送りました。
登山あるある、おりたら晴れてくるやつ
初日は全面雪で埋まっていた林道も、地面が出ていました
駐車場に戻ってニュースを確認すると、ちょうど30分ほど前に関越道の通行止めが解除されたとのこと。ということでそのまま湯沢の岩の湯で温まり、帰りは関越で帰ることができました。
予定していた蓬新道周回どころか茂倉岳にも届きませんでしたが、帰りの車窓から見えた茂倉岳は驚くほど白く大きく、これには適わないな~!と清々しい気持ちで帰路についた山行でした。
メンバーの皆様、緊急連絡先を引き受けてくださったI村さん、ありがとうございました!
(なお帰りの関越は、(途中のPAにがれきの山が積んであったこと以外は)そんな大事故があったとは思えないほど平常運転でした。夜通し復旧作業にあたってくださった関係者の方に感謝がつきません。)