子持山獅子岩クライミング(渓稜祭2日目)

メンバー:➀A木さん-I澤
     ➁Y内さん-I村さん-Y代さん
日程:2025年10月19日(日)

取付き

渓稜祭2日目は子持山獅子岩(ノーマルルート)へクライミングに行ってきました。
結果的にはメンバーの一人が1P目をリード中、4ピン目手前辺りでランナウトした状態でフォールし、右足首を負傷。撤退となりました。
先行していた➀A木さん-I澤パーティは2P目終了点まで到達していましたが、メンバーが負傷した状態にあることから、A木さんの素早い状況判断で撤退を決め、下降し➁パーティと合流。
負傷メンバーにA木さんがテーピングを施し、全員で介助しながらの下山となりました。
また、近くにいらっしゃった3人組のパーティーの方には、快くストックを貸して頂きました。本当にありがとうございました🙇

悔しいですが、クライミングに限らず、山登りでは怪我は付き物。困った時は助け合い。お互い様です。
もしかしたら自分が落ちて怪我をしていたかもしれない、自分事として考えさせられた経験となりました。

人がいる場所が1P目終了点。フレークを上手く使いながら登っていく。

技術的な所で言えば、私は1P目:セカンド、2P目:リード(1P目と2P目は繋げて登られることが多いようですが、今回は先行パーティに追いついてしまいそうだったので切りました。)で登りましたが、
トポに記載されたグレードでいうと1P目:5.5~5.7、2P目:5.6~5.7と一見すると簡単そうに思えますが、安山岩?(榛名黒岩と同じ)のスラブ特有?のホールド・スタンスの少なさ、スローパー気味のホールド=しっかり持てない、横引きのホールド=体重の掛け方が難しい、フレークの淵を足で踏む怖さ・スタンスの悪さ、ボルトの間隔が広い=怖くて思い切って登れない、など初心者の私には怖さ・難しさ満載でした。
登ってみたい、試してみたい気持ちもありましたが、
正直、2P目で撤退して、「この悪さ、緊張感、ランナウトに耐え続けられたか確信がない。あ~良かった。」と安堵した自分がどこかにいたことも事実。
まだまだ、まだまだ、トレーニング、経験が必要なようです。

ご一緒させて頂いたメンバーの皆様、緊急連絡先をお受け頂いたY下さん、今回もありがとうございました。
また、何よりも、負傷されたメンバーの一刻も早い回復を祈っております。お大事になさって下さい。

古賀志山クライミング(渓稜祭1日目)

日程:2025年10月18日(土)
メンバー:I村さん、Y代さん、I澤さん、T嶋さん、O滝さん、S木


渓稜祭1日目は、皆さんお馴染みの古賀志山クライミング!!
私は初の古賀志、2回目の外岩です。
到着するとすでに大勢のクライマー達が、様々なルートに挑戦している中で、
私達はマルチの練習からスタートしました。

実は江戸っ子のO滝さん! 下町のど根性と、ジム練をはじめ
日頃の努力の成果ともいえる安定した登りっぷりでした!

外岩2回目の私は、先輩方の動きを見様見真似で少しづつ登ります。
1ピッチ登ったら、I澤さん、T嶋さんに改めて支点構築の復習指導をしていただきました。
早く完璧に出来るように頑張ります!

チョークバックが可愛らしいY代さん! 
華麗なる登りっぷりと、男前な飲みっぷりはさすがです!

果敢にチャレンジし、どんどんレベルアップしていく若さ爆発のI澤さん!
いつもご指導ありがとうございます。


そして夜には、Y内さん、A木さんも合流して飲んで食べて楽しい渓稜祭が始まりました! I

宴の最後に記念撮影📷 が・・・1人飲み過ぎで映ってません(笑)


朝から晩まで本当に楽しい渓稜祭になりました!
山の話、プライベートの話、〇〇な話・・・ 
新参者ながら、より親睦が深まった思いました。
肝心なクライミングの技術も、もっと上達するように頑張ります!
皆さん、ありがとうございました!

橋倉沢本流(会山行)

日時 2025年9月7日
メンバー A木(L)、Y内さん、S木さん

9月の会山行は直前の台風による影響も考慮して日帰り2組に分かれた沢登りとなりました。
我々B班は今年入会して、つい先日沢デビューを果たしたS木さんを含む3人パーティ。
(残念ながら海外遠征中のTさんは間に合わず。)
せっかくだから沢のエッセンス満載の場所に。ということで谷川のヒツゴー沢と橋倉沢の候補で迷うも、「近いし、ヒルいないし」ということで橋倉沢に決定。

モノの本には「まるでテーマパーク」と記載されているとおり、ナメ滝あり、シャワークライムあり、そして名物スリットゴルジュや大岩くぐり・・とアトラクション満載。充実した沢体験でS木さんの経験値も爆上がり!!
下山に利用した車道の路肩にはたくさんの栗が転がっており、秋の訪れも感じるよき山行となりました。
以下、テーマパークの様子を画像でご報告です。。

入渓。高速道路を降りてからが長いが、そのぶん「テーマパーク」への期待は高まる。

最後は詰めもなく、車道に飛び出して沢装備解除。
泳いでへつって、登攀する。穏やかさとゴルジュの奇景が織りなす地形の変化・・・短い中にエッセンスがギュッと詰まった楽しい沢の山行もこれにて終了となりました。
同行いただいたみなさん、緊急連絡先を快諾くださったY下さん、ありがとうございました。

★ミニ情報①★
駐車場の入り口がわかりにくかったのでこちらに記載。
集落を目指して進むと橋の手前右側に草が茂った下り坂が現れます。そう、そこが駐車場入り口です。ヘアピンカーブとなるので見逃してしまい、ついつい集落に侵入してしまいそうになりますが、そこはUターンで。うまくつめれば駐車場には5~6台は止められるように思いました。


★ミニ情報②★
帰路に立ち寄った道の駅「万葉」で購入した豆腐。今まで食べたことのない濃厚&なめらかさでした。これは癖になる味。立ち寄る価値あり。
https://www.town.kanna.gunma.jp/soshiki/sangyokensetsuka/8/80.html

前穂高岳北尾根(夏合宿)

メンバー:I村さん(L)、H島さん、I澤
日程:2025年8月15日(金)-16日(土)
1日目:9:50上高地バスターミナル-14:30涸沢小屋
2日目:2:50涸沢小屋-4:30五・六のコル-10:40前穂高岳-14:50上高地バスターミナル

前穂高岳北尾根。言わずと知れたクラシックルート。1924年に慶応大学山岳部が初登攀してから100年以上も登り継がれている。梓川沿いからも、如何にもアルパインチックな前穂東壁と共に望むことできる。涸沢に行ったことがあれば誰しもが認識する重厚な尾根。

今回の山行では、3人の都合の合う1泊2日という限られた日程であった為、I村リーダーの提案で小屋泊を選択しました。お盆期間中の小屋予約できるかが核心でしたが、お忙しい中、H島さんが予約してくださいました。本当にありがとうございました!
お盆前半の大雨の影響で山行2日前?までは釜トンネルー上高地間は通行止めとなっていましたが、山行当日は天候も味方し、無事、山行計画を実行することができました。

【1日目】晴れたり曇ったり
1日目は涸沢小屋までということでゆとりある工程。沢渡駐車場の足湯があるエリアに駐車し、シャトルバスの乗継が悪かったのでタクシーで上高地へ(定額制税込6,000円也)。
上高地に到着すると、もはや見慣れた光景となった大混雑、人人人。毎度、河童橋が無事か心配になる(笑)

小梨平には大勢のキャンパー。観光、キャンプ、登山、クライミング。様々な山の楽しみ方を許されているのは上高地の魅力です。
順調に歩みを進め横尾を経由し、涸沢到着。

横尾から前穂東壁と北尾根

涸沢小屋に行く前にヒュッテで生ビール。これは欠かせないですよね!

それから、取付までのルートを偵察。キャンプ地から五・六のコルは支尾根に隠れており見えませんが、地形図を見ながら「あそこじゃないか?」「いやあっちじゃないか?」と議論するのは、明確な登山道のないバリエーションルートの楽しみの一つ。この冒険感は何物にも代えがたい。

五・六のコルへのルートを偵察する二人。後ろ姿がカッコイイ!

涸沢小屋に到着して、I村さんがちらと言っていたパフェを注文。北アルプスの山小屋でパッ・フェッ!
きっと、涸沢小屋には私と同じくらい(いやそれ以上)の甘党がいらっしゃるのでしょう。最高です!

テラスからの眺めも最高です。
夕飯も美味しい。なんと白飯、味噌汁はお替り自由です。

そして個人的に念願だった涸沢小屋に宿泊させて頂きました。涸沢小屋さん、予約して頂いたH島さん、ありがとうございました!

【2日目】
先行パーティがいたら三峰の登りで待ち時間あるかもしれないということで、計画を早めて2時起床、2:50出発。気温は寒くなく、むしろ生ぬるいくらいでした。夜、通り雨があった為か、カール内には霧が立ち込めていました。

1日目の偵察ではキャンプ地から五・六のコルへのルートを探りましたが、当日はヒュッテを通って、北尾根斜面の裾をトラバースしアプローチ。
トラバースを終えると、五・六のコルへ詰め上がります。ガレザレした斜面です。ほぼ同時出発した2人組パーティーがすぐ近くにいましたので、落石させないよう慎重に歩きました。少し登ると雪渓があります。事前の情報収集で雪渓を通らなくてもコルへ辿り着けることが分かっていたので、今回はアイゼン等は持参しませんでした。

I村さんが終始先頭を歩いて下さった。右端に雪渓が見えている。

1時間半程でコルに到着。風が冷たくもう一枚着込む。3~5畳程?の踊り場があり、そこでハーネス等登攀具一式を装着。そうこうしてしているうちに、空が明るみ出しました。

五・六のコルで支度した。

五峰の登りは、歩きと簡単な岩登り。岩はしっかりしています。ただし、落ちれば谷底までです。下りも岩は安定しており、怖い所はなかったです。

五峰
五峰を登っている途中でご来光。信じられない程美しい景色!モルゲンロートを見ることができた。
ブロッケン現象も見ることができた!

4峰の登りはルート取りが核心。私達は最初、涸沢側を登っていきましたが、ある程度登ると岩は不安定になり行き詰りました。ハーケンと捨て縄があったりと、先人達が何とか登ろうとした証がそこにはありました。そこでビレイをして仲間を引き上げている姿が思い浮かびました。
涸沢側は悪いということで、極めて慎重にクライムダウンし、途中で奥又白側の斜面に移る。
こちらは比較的安定していて、登られていることが分かりました。稜上近くに到達。2~3m程のスラブ状の大岩を登れば先に進めるが、もっと安全なルートはないか探りました。少しするとガイドさんを含む3人パーティが登ってきて、そのスラブ状大岩を登っていたので、私達もそれに倣いました。
足がかりはしっかりありましたが、アプローチシューズだったので緊張しました。ロープは出しませんでした。
その大岩を登らなくても、ほんの少し戻って稜通しに歩くこともできたかもしれません。

確か四峰登りの写真
四峰の登り

その後は順調に進み三・四のコルに到着。前日夜に涸沢小屋に作って頂いた弁当を食べて、しばらく休憩+先行パーティ待ち。

三峰

さて出発しようかと支度していると、赤茶色のかわいいオコジョがお出まし。弁当の匂いに釣られたのでしょうか。I村さんに懐いて、去っていったと思ったら戻ってきて、せわしなく、また同じルートで一周回って戻ってきてといった形で。流石はアイドル!サービス精神に欠きませんでした。

三・四のコルでクライミングシューズに履き替え、少し歩いて大きなピナクルにスリングを掛けビレイポイント(BP)を作りました。
1P目はH島さんです。残置ハーケン等に中間支点を取り登っていきます。出だしは少し左上した後、大岩を起点に直上するので、ロープが擦れてかなり重かったようです。

三峰1P目。H島さんのリード。
H島さんのリード

後半部分に2つの大岩に挟まれたチムニー状?があり、殆ど手がかり足がかりのないツルンとした岩です。左岩には丁度足を置ける位置にハーケン1つ、右岩にはハーケンに捨て縄が掛けてあり右手で掴めそうです。廣川健太郎氏の『アルパインクライミングルートガイド』によると、1P目は左右2ルートあり、左はⅢ級、右はⅣ級またはⅢ級+A0となっており、H島さんが選んだのは右ルートだったようです。(山行当日、手元にあったトポにはⅡ級とあったので、H島さんがリードすることになったのですが、どうやら違ったようです。)
フォローの私は思わず左岩のハーケンに足を置いてしまいましたが、H島さんは背中と足で突っ張ってエイドせず登ったそうです。流石すぎる!🙌
途中でロープが動かなくなったので、下でI村さんと「苦戦しているのかな」とお話していたのですが、そういうことだったんですね~笑
2番手で登った私は飄々とビレイしているH島さんと合流すると、A0ルートをリードした驚きと、登り切った勇敢さに、なんだか可笑しくなってしまって、しばらく笑いが止まりませんでした。リードして頂いてありがとうございました!
I村さんは難なくスルスルと登られて、2P目はI澤がリードです。
BPから右にトラバースした後、立派な幅広のガリーに入ります。ガリーを進むと左側に大岩があります。トポにはフェイスを登るとありましたが、右端のクラックの方が面白そうだったのでそちらを登りました。残置ハーケンもありましたが、折角カムを持ってきたのでキャメロット0.75番を使用。練習です。
そこから少し登ったところで岩にスリングを掛けてBPとしました。短いピッチでⅡ級(一部Ⅲ−級)くらいに感じました。

三峰2P目出だしのガリー

3P目はほとんど歩きといった感じで抜けていきます。
3P目終了後は3峰頂上、2峰頂上へはロープを出しませんでしたが、何カ所か墜落の許されない絶妙なトラバースや乗越がありました。4峰程ではありませんでしたが、ルーファイ力も求められます。
2峰の頂上からは5m程懸垂下降します。頑丈な岩に残置捨て縄・ビナがあるので利用させて頂きました。

二峰頂上からの懸垂下降

安定した岩を登り、無事登頂!
事故なくに登り切れた安堵感、そして喜びを噛みしめました。

下山は重太郎新道で上高地へ。先日の仙塩尾根縦走で再発していた腸脛靭帯炎が心配でしたが、I村さんに頂いたテーピング、H島さんに貸して頂いたトレイルランナー御用達の鎮痛クリームを使わせて頂き、心配していた程痛みは出ずでした。気を使って頂き、大感謝です🙇
しかし、重太郎新道は本当に急ですよね。登山道を切り開かれた先人達には驚嘆するばかりです。I村さんも「これは膝痛くなるわ」とこぼしていました。
岳沢小屋で一休み。各々、マウンテンデューとCCレモンで一服してから、とても歩きやすい登山道を歩いて上高地に帰還。シャトルバスで沢渡へ。

【持参した装備】
✓ダブルロープ1組
今回は3人だったのでダブルロープ1組(2本)持参しましたが、2人パーティであれば50mロープ1本でも問題ないと思いました。ガイド本にもそう書いてあります。ルートは大岩などを起点に大きく屈曲しており、ロープ2本使ったとしても、いずれにしても流れは悪くなってしまいます。
✓キャメロット0.5~2番
事前にI村さんから「カムはなくても登れるよ」と言われていましたが、持って行きたくて私が持って行ってしまいました。結局、3峰2P目に無理やり1回使っただけです。
基本的には危険個所には残置ハーケン等があり、I村さんの仰る通りカムはなくても十分登れます。残雪期など残置支点が見つかり辛いことが想定される場合は、持参することを検討しても良いかもしれません。
ちなみに、登攀中、残置カムを2~3個見つけました笑
✓クライミングシューズ
私のクライミング力だと3峰の登りはクライミングシューズを持参して正解だったと思います。心理的に安心して登ることができました。残雪期にクライミングシューズを持参しない場合は、なるべく安全で容易なルートを選ぶルーファイ力が試されるように思います。4峰のスラブ状大岩は登らずに、少し戻って稜通しを通過する。3峰のエイドルートは避けて、左ルートを使うなど。雪質、雪の付き方によって、柔軟に対応する必要があります。

【アフター】
I村さんの提案で白骨温泉公共野天風呂へ。谷に向かって階段を下りていくと、川沿いに露天風呂があります。切り立った赤黒い崖に囲まれて、すぐ近くには川が流れている。まさに秘湯といった感じ。I村さんはどこへ行っても良い所を知っていて、そういった山以外の楽しみを忘れないことは大切だなと、尊敬です。

入浴後、お腹が空きましたねということで、これまたI村さんのご提案で『レストラン 十字路』さんへ。レトロと現代風が喧嘩することなく共存する良い雰囲気の外観と店内。ボリュームたっぷりで大満足です。というか最後はフードファイターの様な気持ちになります(笑)
上高地帰りの定番になりそうです!

十字路風オムライス。鉄皿は触ると普通に火傷するのでご注意ください!

【まとめ】
今回の山行を大船に乗ったつもりで安心して楽しむことができたのは、I村さんのお陰です。
山行計画の核心、涸沢小屋の予約など縁の下の力持ちとしてサポートして下さったのはH島さんです。
そして、入会以来、それとなく目標にしていたクラシックルート・前穂高岳北尾根に挑戦し、完登できたのは、先輩方のご指導のお陰です。
皆様、緊急連絡先をお引受け頂いたF寺さん、ありがとうございました!
引き続き、自分が理想とする山登りを追い求めて、“より高く・より困難”を目標に、感謝の気持ちを持って、楽しみながら精進していきます。

白水沢左俣左沢(会山行)

2025年7月6日(日)

★メンバー① I村(L)、F(SL)、H、O

     ② l澤(L)、Y内(SL)、U、Y代(記録)

★コースタイム:大黒屋7:40ー衣紋滝8:20―奥の二俣10:10―登山道12:50―大黒屋14:10

★白水沢左俣左沢:阿武隈川水系 1級上

登山者駐車場に車を停めて、甲子山登山口へ…甲子山は「かしさん」または「かっしさん」と読むのだけど、「こうしさん」かと思ってた(笑)甲子園のイメージがあるからかな。

私は今年初沢で、天気も良く楽しみです♪

この先が入渓地点なのですが、崩落で通行止め。入渓ポイント直ぐだったのに…残念。

登山道から迂回します。暑い、早く沢に入りたいなー。

やっと入渓出来ました。

衣紋ノ滝 20m

右岸から巻きました。

ひょんぐりの滝 8m こちらも右岸から…

I澤さんがリード、ドキドキしながら見守ります。

難なく登って行きます。頼もしいぞ、I 澤さん! I村さんは常にI 澤さんをフォローされていました。

6mの滝

スライダー出きる箇所があり、いきなりI 村さんが滑り落ちてきて驚いた👀‼️HさんUさんも続いてスライダーを楽しんでました♪

ナメ滝が続きます。

奥の二俣

こちらは右俣

当初ここで2パーティに分かれる話もありましたが、今回は皆で左俣へ…

こちらの左俣を登ります。

左側から登りました。左俣は日陰で落ち葉や泥で滑りやすかったです。

多段の滝

倒木&枯れそうで枯れない沢が続きます。

登山道までの道のりが大変でした。先頭のI澤さんHさんは沢沿いを進み苦戦してるのをみて、私たちは尾根沿いで進みましたがなかなかでした。

無事に登山道出てアプローチシューズに履き替えと小休憩後下山へ…🐢の私はお先に下山しているとドッドドーと足音が響く、((( ;゚Д゚)))追われるように私も走る。なぜなら大黒屋さんの入浴時間は15時まで14時には着きたいから…

なんとか営業内に到着、入浴出来ました。

岩が脆く結構神経を使いました。ロープを頻回に出してもらい安全に楽しく遂行する事が出来ました。参加できなかった企画のA木さん、今回参加されたみなさんありがとうございました。

沢山リードしてくれたI 澤さんありがとうございました。

◎おまけ◎

今回戦利品をGETしたH さんご満悦♥️

戦利品を丁寧に磨いてあげてたY内さん、ピカピカに…

◎下山メシ◎

白河ラーメン  彩華

中華そば+味付け玉子トピック

透き通った汁にちぢれ麺美味しかったです★★★

山のグレーディング調査山行 妙法ヶ岳(会山行)

メンバー T橋、H島、S木

8:30大輪バス停-10:00見晴台-11:00妙法ヶ岳(三峰神社奥宮)-12:10ビジターセンター(いちご削り)-13:40大輪バス停

 6月の会山行はSMSCA70周年記念事業である埼玉県山のグレーディング作成のためのルート調査とクリーン登山になりました。当会の担当ルートは6ルート(担当数最多)で、それぞれにメンバーを割り振り、私達は大輪バス停から妙法ヶ岳へ至るルートの担当になりました。

 いつもの会山行とは違い、ゆるふわ登山…とはならず、私は三峰神社までふくらはぎがヒーヒーでした。ですが、今回初参加で新メンバーのS木さんは余裕の表情!さすが、かなり登り込まれている様子。今日は湿度90%以上で汗が吹き出ます。足攣り注意でH島さんオススメのカリカリ梅で塩分を補給をします。

ここから表参道の山道へ。橋の上からは大血川渓流がきれいです
橋の崩落箇所。木が滑りやすいので注意です。
清浄の滝。この先からつづら折の道になり、高度をどんどん上げていきます。ふくらはぎヒーヒー。
三峰神社が近づいてきたあたり(40丁目と48丁目あたり)に立派な家が2軒ほどあり。今は誰も住んでいなさそう。
山頂直下(奥宮)の鎖。一般の人が多く、なかなか盛り上がっていた。

ルートは一部崩落箇所がある程度で歩きやすく、三峰神社まで人も少なく静かな山歩きが楽しめます。神社を過ぎると家族連れも多くなり、だいぶ賑わっていました。特に奥宮の直下の短い鎖場は、なかなか盛り上がっていました。

山頂は狭く、親指くらいの大きさの蜂にブンブンされたので、手を合わすことも忘れて、さっさと降りました。

瓶やら缶やら大量に回収。

途中、クリーン活動として廃屋に散らばっている空き缶や瓶を回収しながら下山。登山口近くにある滝は寄り道し、無事バス停に戻りました。たくさん汗をかいたので大滝温泉でさっぱりして、S木さんの沢道具を物色しにららぽーとへ〜^_^。H島さん、S木さんおつかれ様でした。

番外編、今回は買食いが充実していました。その中でも三峰ビジターセンターのいちご🍓削りがサイコーでした。ホイップクリームおかわり有りです。渓稜の皆様オススメです。

山のグレーディング調査 二子山

日時 2025年6月8日
メンバー Y内(L)、A木(記録)

埼玉県山岳・スポーツクライミング協会(SMSCA)設立70周年の記念事業として所属する各山岳会が協力して行う「埼玉山のグレーディング」の実地調査に訪問しました。
我々パーティの担当は二子山。クライミングには何度か行ったことのある場所でしたが、普段とは異なる道を歩くことで、知らなかったこの山の魅力をさらに感じることができました。
ご一緒いただいたみなさん、連絡先のU田さんありがとうございました。

<ルート>
坂本登山口→股峠→東岳→西岳→魚尾道峠→魚尾道峠登山口→車道→坂本登山口
(途中、I村さん&I澤さんパーティと合流して中央稜を登攀しました。詳細はI澤さんが記事にしてくれています)

坂本登山口 バイオトイレ。とてもきれい。みんなで大切に使いましょう。(こちらもSMSCA山のトイレ調査にて報告。)



渡渉箇所あり。たまに不明瞭なところがあるので注意
稜線は岩稜帯が続く。
下山はクリーン登山活動を実施。あまりゴミは見つからなかった。

山のグレーディング調査 武甲山(会山行)

遭難予防の観点から登山道を通過する登山者に求められる「体力度」および「技術的難易度」の二面から評価(グレード付け)するにあたり登山道を実地調査し、そこを通行する登山者に求められる技術・能力などの技術的難易度を評価した。また、同時に県岳連主催で毎年恒例のクリーン登山活動も行った。

調査日:2025年6月8日(日)

調査者:Y下(68)・N山(66)

天候:曇り、スタート時気温21℃(若干蒸し暑い)

行程:横瀬駅5:00ー一の鳥居6:30ー表参道ー武甲山8:30ー小持山ー大持山ー妻坂峠ー一の鳥居12:00ー横瀬駅13:30

武甲山にはかつて裏参道と途中から分岐する西参道と屏風道が存在し、屏風岩なる岩登りの対象となった200m位の大きな岩場があり当会からも参加して県北や秩父の岳人達による開拓が行われた時代があった。今は削られてしまい当時の面影はないが、あのあたりにあったよな~と当時に思いを馳せながら汗をかく。また西武鉄道が開通する前は熊谷経由で秩父駅から歩くから一の鳥居下の宿屋が連ねたところまでが1日目で、翌日登頂後に裏参道や橋立道など西側に下山していった。

昔の面影など一切ない面白くないアスファルトの車道の往復は、もうすぐ50年になる盟友と武勇伝に花を咲かせて歩くが、どうしてもいつのまにか年齢的にシモ話に脱線してしまうのも仕方なし。

グレード付けと言えば、昭和40年には当会は遭難防止の観点から独自に岩場のグレード付けを行い、提出された山行計画書を評価し、組織としての承認責任を果たしていた。昔の会報に記載があるので興味が湧いたら探して読んでみても良いかもしれない。現在のグレード付けと比較しても遜色ないので先輩たちの先見性・独自性といった発想力の凄さには脱帽である。

長い前置きはこのくらいにして本題に移ろう。

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踏査した結果は次の通りである。

①ルートは全般的に明瞭

②反時計回り(武甲山→大持)で踏査したが小さな岩場の下りで不安定な姿勢を強いられることから反対方向(時計回り)のほうがつまずいた際の転落距離が短くなるのでより安全と思われる。現地案内図も妻坂峠→大持→武甲山周回で表示されていることから現地と同じにするのがルート設定として整合性が高く、このコースで歩く登山者がほとんどであった。実情に合わせたほうが良い。

③足の置き場が狭い部分もあり時に慎重な足捌きが必要。

④道標が古く苔むしており文字の判別が難しい。

⑤分岐点での道標の矢印が必ずしも実際の方向と合致していないため一旦立ち止まって地図等で進行方向を確認する必要がある。

⑥電波状況:一ノ鳥居以降すべて「圏外」

⑦橋立口通行止め

横瀬駅から武甲山を周回して戻るルートはヤマレコの計画作成機能「らくルート」で標準倍率でも10時間47分、距離して21.4kmと公共交通機関を使った日帰り山行としては始発駅出発時刻や駅帰着時刻に多分の無理があり、途中に避難小屋や幕営地点もないことから事前に必要な準備(リスク管理)を行った上で実施されるのが良い。

クリーン登山の結果は、僅かだがゴミを回収した。

山のグレーディング調査 雲取山(会山行)

メンバー:I村さん(L)、Ⅰ澤(記)
日程:2025年6月7日(土)
天候:曇り⇒晴れ(梅雨入り前の貴重な好天でした)
5:50三峰神社駐車場-7:30霧藻ケ峰-11:05雲取山山頂11:30-14:20霧藻ケ峰休憩舎15:00-16:00三峯神社駐車場

SMSCA創立70周年記念事業『埼玉山のグレーディング』調査に三峯神社駐車場⇔雲取山を歩いてきました。
私自身、雲取山は2回目ですが、三峰神社から歩いたことはなく楽しみな山行でした。
また、後世への遺物たるグレーディング調査に参加できたことは大変貴重な経験であり、また責任を感じての山行でした。

午前3時に集合し、I村さんの運転で三峰神社駐車場へ。
I村さん、運転本当にありがとうございました!
登山者用駐車場には既に何台か車がありました。皆さん早いです。
歩き始めは曇り。ひんやりと感じられる体感でした。
歩き始めると薄っすら汗ばんできて、すぐに半袖に。
炭焼平~霧藻ケ峰~お清平~旧白岩小屋~雲取山荘~雲取山山頂とアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げていくコース。
標高1,049mの三峰神社駐車場から標高2,017mの雲取山の標高差約1,000mを、片道約10kmかけて登っていきますので、急登はほとんどなかった印象です。

登山中、2頭の鹿と出会った。
山頂はすぐそこ。

【注意を要する箇所】
➀随所にあるトラバース道
 山の斜面に作られたトラバース道。幅は狭い所で60cm程でしょうか。
 余程不注意でなければ踏み外すことはないように思います。
 ただし、すれ違い時や、降雨等により地面が緩んでいる場合には注意して歩きたいです。

➁お清平~前白岩山間の鎖場
 今回のルートで唯一の鎖場。
 鎖は使わずとも登下降可能ですが、雨で濡れている場合などは注意が必要です。

下山はクリーン登山(ゴミ拾い)を実施しながらでした。
廃小屋である『雲取ヒュッテ』と『白岩小屋』にはかつての残置物がありますが、登山道沿いには殆どゴミが落ちておらず非常に綺麗でした。
埼玉県屈指の人気ルートが綺麗だというのは誇らしいです!

距離にして10kmの下山路。ゴミはこれだけしか落ちていなかった。

下山途中、最近改修完了したばかりの霧藻ケ峰休憩舎のご主人にお声掛け頂き、休ませて頂きました。

霧藻ケ峰休憩舎

無知な私が小屋の中で「この香りは何でしょう。ススの匂いですか。」と聞くと、ご主人が「これは檜の匂いだよ」と教えて下さいました。今回の改修でも良い檜材を使っているそう。
皆さんも檜小屋の匂いを嗅ぎに行ってはいかがでしょうか😙
また、ご主人から「三峰神社⇔雲取山ルートは登り一辺倒ではなく、何度もアップダウンを繰り返すから、アルプスに入る前の良いトレーニングになるんだよ。」
「昔は霧藻ケ峰の辺りもスズ竹が生い茂っていたんだけど、何十年かの周期の中で数年前に全て枯れてしまってね。今は雲取山荘の辺りで背の低いやつが生えてきている。あと数年かで霧藻ケ峰の辺りにも復活してくるだろうね。私は若いころは奥秩父の沢登りをやっていたんだけど、どの沢を登っても、最後の詰めはスズ竹の藪漕ぎで大変だったんだ。」
「この辺りにも勿論、熊はいてね。この休憩舎に歩荷するときには熊に『来たぞ~!』って大きな声で知らせながら歩いているんだよ。そうすると、熊の唸り声が聞こえてね。」
「一度、熊と鉢合わせてしまったことがあってね。仲間をかばって熊と睨み合いになって。熊が去った後には、腰を抜かしてしまったよ。」
などなど、大先輩の貴重なお話を聞くことができました。
休憩舎を去る際にゴミ袋を提げている私達を見て、ご主人が「ゴミ拾いをしてくれたのか。ありがとうね。言ってくれればコーヒーの一杯でもご馳走したのに。今度来たときはご馳走するから声掛けてね。」と、気さくでお優しいご主人でした。ありがとうございました🙇

霧藻ケ峰から1時間ほどで三峯神社駐車場に帰着。
「長かった~」と一息。

充実した『山のグレーディング山行』&『クリーン登山』を完遂することができました。
『グレーディング』という貴重な経験をさせて頂いたこと、安全で綺麗な登山道・休憩所を維持して頂いていることに感謝。
I村さん今回もありがとうございました!

ジムトレーニング(会山行)

メンバー:I村さん(L)、矢内さん、A木さん(SL)、T橋さん、I澤さん、H島さん、U田

5月後半の会山行は当初古賀志山エリアで岩トレを予定しておりましたが、直前まで天気が二転三転。朝方に雨がやむとの天気予報を信じて現地に向けて出発しましたが、期待を裏切りインターを降りても霧雨がしとしとと、しっかり路面を濡らしていました……。インター最寄りコンビニで集合して協議を重ねた結果、浦和にUターンしてエナジーにてジムトレすることに。

長いドライブを経て浦和に戻るとちょうどオープン時間。体調不良から回復したH島さんと合流して練習開始です。

Y内さんI村さんにマルチピッチクライミングのロープワークまずは地上で小1時間ほどご教授していただき、練習壁が空いたら実践。頭をこんがらせながらも何度も何度も繰り返し練習させていただきました。

ボルダリングをしてみたり、見学のO滝さんを交えてギア談義をしたり、元気な人は登り込みをしたりと午後までめいめいに練習を重ねて、生憎のお天気ではありましたが有意義な1日となりました。みなさんありがとうございました!