猫又山・赤谷山

2021年10月9日(土) 個人山行 N

6:05 馬場島駐車場 9:30 大猫山 10:40 猫又山 12:05 ブナクラ峠 13:15 赤谷山 14:40 ブナクラ峠 16:40 馬場島

剱岳の景色を目的に毛勝三山の一つ、猫又山と一つ南隣の赤谷山へ。

猫又山は登山者も多かったですが、赤谷山方面では誰ともすれ違わず。

大猫山~猫又山間とブナクラ峠~赤谷山間は道が藪に覆われてるところ多く、視界が悪い時やヘッデンでの行動は避けるべきルート。

この標識から左の道へ
大猫山への急登
午前中 クッキリ見えていた北方稜線 手前が赤谷尾根、奥に大窓・小窓・三ノ窓・剱岳
釜谷山 猫又山
猫又山頂上 
後立山連峰(鹿島槍・五竜岳)よく見えていました(写真忘れました)
猫又山側から見た赤谷山 ⤵470m ⤴+350m

中山・クズバ山

2021年10月2日 個人山行 N

どこの山❓❗

剱岳登山口の馬場島から、剱岳方面に尾根は北から順番に赤谷尾根・小窓尾根・早月尾根と並んでいます。早月尾根の南側に、立山川を挟んで奥大日岳に向かって伸びる尾根が西大谷尾根で、その途中にあるピークが中山(1255m)クズバ山(1876m)です。

(クズバ山まで登山道ありますが、その先はありません)

馬場島から中山経由でクズバ山まで登り、周回して降りてくる半日コースの登山。累積標高差は1300mを超えるので、日帰り登山としては十分なボリューム(中禅寺湖から男体山を往復するよりも標高差あり!)なんですが、不思議とそうは感じません‥ 真近に迫る毛勝三山・剱岳・奥大日岳・大日岳の眺望に圧倒されてるからでしょうか❓❗ (^^)

スタート時の光景。剱岳の稜線クッキリで大眺望が期待できる!
中山頂上の様子 残念ながらガスの中
このパノラマは無かった…
大日岳方面の眺望(クズバ山より)
下山途中に見えた剱岳
「試練と憧れ」 ここから早月尾根
馬場島のキャンプ場(剱岳に向かって)右側にあるこの尾根が西大谷尾根です
馬場島荘と山岳警備隊の拠点、馬場島警備派出所
天気はいいですが、稜線には雲が沸き上がっていました。

2021年9月24日(金)〜27日(月) 北アルプス縦走 七倉岳〜船窪岳〜烏帽子岳〜湯俣

天然記念物 噴湯丘(ふんとうきゅう)

メンバー F子とN男の二人

七倉の駐車場に車を置いて周回できるコースとして船窪新道を登り稜線を野口五郎岳まで縦走し竹村新道を湯俣へ降りて高瀬ダムへ戻る計画とした。累積標高差に伴う歩行時間の長さや悪路との評判から山小屋を利用した。結果は残念ながら烏帽子小屋で悪天に捕まりブナ立尾根を高瀬ダムへ降りてから湯俣を往復する変則コースとなった。

9月24日(金) 七倉(P)7:00ー船窪小屋13:00

9月25日(土) 船窪小屋6:00ー七倉岳6:10ー船窪乗越7:00ー船窪岳第二ピーク8:45ー不動岳11:30ー南沢岳13:30ー烏帽子岳14:30ー烏帽子小屋15:00

9月26日(日) 烏帽子小屋7:00ー高瀬ダム10:00ー湯俣晴嵐荘13:30

9月27日(月) 晴嵐荘7:00ー噴湯丘8:00ー晴嵐荘9:30ー高瀬ダム12:00

9月24日(金)

七倉駐車場7:00 シルバーウイークとは言え平日のためか余裕で車は止められた
登山道入り口 手前のゲートで登山届を提出した際に竹村新道情報や熊鈴チェックを受けた
急な七倉尾根には1から10まで番号が振ってあるので休憩の目安になる
天狗の庭で樹林限界となる 鷹ノ巣谷の筋肉痛が残ったままで七倉尾根の登りはきつい(バテた・・) 
ようやく紅葉の稜線歩きになったが辺りはガスガス
バテバテになって13:00船窪小屋へ着いた。幸い雨には降られなかったが天気の回復は見込めなかったのですぐさま小屋へ入り、ヒマつぶしに持ってきた750mLの赤ワインを二人で飲みほし翌日からの重量を減らした。
囲炉裏とランプの山小屋 今日の宿泊者は6名だった まったりゆっくり時間が流れた 落ち着く
白馬の古代米ご飯 鳥から アザミ天ぷらと自家製漬物 ・・・ シンプルだったけど旨かった
浦和溪稜山岳会のページが出来ていたので書き足した。何が記されているかはお楽しみ。この小屋へ来た際は更に書き加えてほしい。内容は内緒で語り継がれるのが良いかもしれない・・・。

9月25日(土)

6:00に小屋番お二人の見送りで出発した
左から餓鬼・唐沢・燕・大天井・常念・蝶・前穂・奥穂・槍・右端の盛り上がりが野口五郎
七倉岳頂上 左から立山・剣・針ノ木・右端が蓮華
カール地形を抱いた薬師岳
真下の鞍部2200mまで下降して白ざれ稜線沿いに登り下りを繰り返して日の当たった船窪岳第二ピークを目指す
7:00標高2200m船窪乗越 針ノ木古道は健在
眼下に高瀬湖 左から燕・大天井・常念・蝶・前穂・奥穂・槍
船窪第一ピークから白ざれ崩壊地の通過が始まる
ザレて滑るので打ち込まれた鉄パイプの支柱とダランと張られたロープを使わせてもらう
次のタスク 崩壊し続けているから毎年パイプ打ち直し・ルートが変わるのか?・・・
岩がボロボロで直ぐに崩れる下り ステップはあてにできない
白いところを辿る第二ピークへの登り・ステップ無くざれて滑る登り 騙し騙しの詐欺師登りが続く
8:45船窪岳第二ピークから針ノ木岳・針ノ木峠・蓮華岳
11:30不動岳から立山を望む 船窪岳からは200mクラスの登り下りが4回ほどあり疲れた 体力的な核心部だった
不動岳から南沢岳へはまた200mクラスの登降が2回あった いつのまにかガスに覆われ始めた
13:30南沢岳から読売新道・上の廊下核心部が望めた
烏帽子岳への急降下
烏帽子岳にて
15:00過ぎに到着 烏帽子小屋は素泊まりした。宿泊者は15〜16人程度だった。素泊まりは我々だけだったようだ。350mL缶ビールで乾杯した後持ってきた赤ワインをもう一本空にした。

9月26日(日)

午前2時頃からの激しい雷鳴と屋根を打ち鳴らす大雨で目を覚ました 高層の気圧の谷通過に伴う天候悪化 稜線の高いところはみぞれか雪とのことだった
相談してブナ立て尾根を高瀬ダムへ降りてから湯俣へ行くことにして7:00に出発した
ブナ立ては20年振りに下ったが梯子だらけだった昔に比べれば整備されつくされていて快適そのものの登山道に変わっていてビックリした。もっとビックリしたのはかなりの大雨なのに20名近くの登山者とすれ違ったことだった。
コースタイムより早く降りきることができた。濁流流れる不動沢に掛けられた木橋を渡る
10:00頃には高瀬ダムへのなが〜いトンネルを抜け・・・
ダムサイトを対岸へ渡り再びなが〜いトンネルを歩く・・・トンネルの中は雨が降ってなくて乾いているのだが風が抜けるので大雨でぐっしょり濡れた身には寒い
ダムから2時間歩いて自分が若いころ春夏秋冬に北鎌尾根や硫黄尾根に通う際の目印&利用させてもらった懐かしの名無し避難小屋に着いた。 脳裏に当時の面影がよみがえる
そして そう!ダムから名無しまで2時間、名無しから湯俣まで1時間だったことも想い出した
きっちり1時間歩いて湯俣の晴嵐荘のずぶん手前に渡渉点を示す→があった
若干増水気味だったが水深がそれほどでもなかったので幅30mほどの渡渉して対岸へ渡った 渡渉は携帯性を考えて農作業用の地下足袋をつかった。
雨が途中からあがったこともあり思いの外早く13;30に到着できた
1段6人×3段×対面=36人部屋を2人で使った
昔の温泉宿風 洗い場に水を止めるなと表記あるが蛇口が無い
源泉かけ流しで洗い場は無いがとろ~りぬるめで長湯ができる 宿泊者が5名だったこともあり余裕で5回ほど長湯ができた
温泉でさっぱりした後はビールに日本酒に洋酒にワインにと・・・特にウイスキーは主人こだわりブランドコレクション シングル一杯700円なら下界と変わらないか安価だと思った 若干飲みすぎた
主人こだわりハンドメイドの噴湯丘カレー まさに絶品、辛さが絶妙にバランスしていておいしい 自家製漬物・梅干しもおいしかった

9月27日(月)

水俣川と湯俣川の合流点にある堰 ここを守るために大々的な河川改修工事が行われていた
硫黄尾根P1の左のコルから硫黄尾根には取り付く
自分が知っている限り40年前から変わらない道標
この透明な水が流れる水俣川に掛かる吊り橋を渡って左が千天出合(千丈沢・天丈沢)右が伊藤新道
血気盛んで若輩者だったころ春夏秋冬に通い詰めた水俣川沿いの山道は崩壊していて影すらなかった  懐かしさであの当時こんな自分に付き合わせたメンバーの顔が浮かんだ
吊り橋から右に山の神を経て湯俣川の河原に降り立つとそこは温泉地帯だった 右は本流で左は川水と底から湧き出す温泉が上手くブレンドされ天然足湯ができる場所
沸騰したお湯が沸きだすところは熱くて危険なのと有毒ガスのこともあり遠巻きに通過した 湧き出しは透明なのに川水とブレンドされるとクリームソーダ―のような色に変わるのも自然のおもしろさ
噴湯丘が対岸にあるので流れが比較的ゆるやかで浅そうな場所を探したがそれでも腰までの渡渉を往復で2回した。深いので水量と流れの速さで流されそうになった。秋の渇水期でこれなので夏はもっと深いらしい。
噴湯丘 てっぺんから噴いてはいなかったが温泉(熱湯)が流れだしていて、温泉成分が固まってこんな形になっているとのこと 結構でかいのでびっくり、足元には熱湯が流れていて暑くてやけどに用心。ここまで成長するのにどのくらいの年月を要するのだろうか? 近くに噴湯丘のでき始め(あかちゃん?)もあった
たまねぎかにんにくか 奇妙な形をしている
さらに上流には活動しなくなった噴湯丘の残骸があった 
ガイドブックには晴嵐荘から噴湯丘まで行き15分、帰り10分とあったが、我々はルートファインディングと渡渉点を探し急流を2回渡渉したので噴湯丘の見学と合わせ往復で2時間掛かった。行くなら時間は余裕を持った方が良い
今日は月曜日と言うこともあり河川&登山道改修工事が行われていた。数年できれいに整備されるのかな?とおもわせるほど各所で大々的に行われていた。我々は湯俣を9:00に出発した。
ダムから1時間ぐらいの車道終点 今は許可車しか入れないがここまでタクシーが入れると湯俣は登り2時間・下り1.5時間ですごく近くなる
クリームソーダ―色の水を湛えた高瀬湖畔の林道を歩きタクシーの待つ高瀬ダムには12:00頃到着し下山した

2021年9月20日 鷹ノ巣谷

大滝2段20m

メンバー K F N

鷹ノ巣山から標高差1000m超を一気に流れ下る奥多摩を代表する銘溪の一つである鷹ノ巣谷を遡行した。台風一過の快晴の秋の一日だったが、雨の多い今夏の影響もあり、平水では無く、沢幅いっぱいに流れる水と轟音、そして水しぶきでびちょびちょになったものの、ルートファインディングを楽しみながらの沢登りと1000mを越える地獄の下山が楽しめた。帰路は連休最終日・18時と比較的空いていたもえぎの湯へ寄って長湯で体をほぐしたが、筋肉痛は3日ほど続いた。

日原駐車場7:30ー入溪点8:00ー大滝10:30ー稜線14:00ー駐車場16:30

正面に見える稲村岩尾根の左下の緑の谷が鷹ノ巣谷だ
水量が多いと2条になる滝、入渓時若干濁りはあったが遡行するにつれきれいになっていった
X状滝とのことだが、しぶきを上げて沢幅いっぱいに水が流れてよく判らん、この時点で既に濡れている
距離は3m程だが底の見えない大釜の薄被りへつりを水中のステップとアンダーホールドでこなし、続く3m滝をクリアしたところ。両岸が巻けないので関所のようなところ。通行手形がいただけたようだ。
関所に続きトラロープが下がっている所は積極的に使わせていただく
続く小滝群は水流中央を行く
次のアトラクション。水流が強いので中央は歩けず、そこに偶然ある物は何でも都合よく利用して登らせてもらう
その次のアトラクション、腰下まで水に入るところ
3段10m滝、下2段は左岸水流沿いに、続く一段は右壁を登った。
沢全体にしぶきが上がり中々休憩ポイントが無い
入渓から2時間休憩なく遡行し、やっと休憩できた後に大滝が見えてきた
大滝は右側の壁を登った
ホールドスタンス豊富だったが落ちたらケガするのでロープを使った。中間テラスは深いところで腰まで浸かる水たまりでどぶの匂いがした。
大滝の上も小滝が続き都合よく水浴びしながらどぶの匂いを流した。
ワサビ田の跡地、稲村尾根に続く山道を探したがそれらしきものは無かった、あきらめて更に登る
数えられないくらい続く小滝群
最上部なのにまだ水しぶきが・・・
水の戸沢の分岐でやっと水が枯れた
水の戸沢に入ってから適当に急な尾根に取り付き標高差300mの登り、上手いコトけもの道に乗れたおかげですんなり稲村尾根登山道終了点に出れた。この登りで濡れは乾いたが、代わりに汗でびっしょりになった。装備を解除して下山した。

沢登り@仙ノ倉谷東ゼン     

(オススメ度 ⭐⭐⭐⭐⭐)

2021年9月19日(日帰り)

メンバー:YG

7:05 平標新道登山口歩行開始

8:00渡渉ポイントより入溪

9:00 西ゼン・東ゼン出合い

10:30 大滝下

11:45 大滝登攀終了

15:50 稜線の登山道にトップアウト

16:30 平標山頂上

18:30 松手山側登山口駐車場

(歩行距離:約12㎞、行動時間約11時間30分(うち沢登りパート8時間)

累積標高差⤴1,526m、⤵1,234m)

谷川岳エリア日帰りオススメ沢で、必ず出てくる仙ノ倉谷の東ゼンに行ってきました。

台風通過の直後で前夜は雨が降っており、水量や気温を心配しましたが、共に大丈夫でした。

ガイド本では総合グレード初級とありますが、しっかりした経験がありルート判断や登攀技術・体力等の足並が揃ったパーティにオススメの沢です。

(注)大滝はカムやナッツで中間支点、ビレイポイントのバックアップを取る必要あります

駐車スペースの様子
歩き出しの林道
平標新道入口
アプローチ 沢靴スタートがオススメ
平標新道の様子
渡渉ポイント・入溪地点
入溪点 沢登り開始! 
水がそれほど冷たくなくてよかった~♬
入渓直後 ナメ滝連瀑帯のはじまり
東ゼン・西ゼン手前の開けたナメ滝地帯           「これだよね、求めていたのは❗」 
西ゼンの最下段。一枚岩スラブで水流右の乾いたところを少し登ってみましたが1/3も登れませんでした💦
西ゼン・東ゼン出会いにて。(東ゼン側)     小休止。
ここから東ゼン入口 左側を登る
クライマーの右下に西ゼンが見えます。沢床へ降りるポイントを慎重に見極めていきます
東ゼン連瀑帯のはじまり!!
行きまーす
シャワークライミングの光景🎶          「 これがやりたかったんだ❗❗」
右側の上部が中ゼン
中ゼン付近の15m滝 猛烈なシャワークライミングが出来る。
釜の右側から取り付き、下段水流をトラバースして左壁を登った。
大滝見えた❗❗               逆光で滝には日が当たらない。登れるという情報が無ければ尻込みしてしまう💦
大滝下段を見上げる
大滝下段部分の登攀ルート。顕著なバンドを水流に向かって上がり、水流際で水が掛かるところに残置ハーケンあり、中間支点を取る。少し戻って傾斜の強い所で手足を高く上げる一歩が核心。
大滝の上段
2ピッチ目入り口
大滝の2ピッチ目。水流脇の登攀シーン     カッコイイ〜⭕
大滝の最上段をビレイしてもらってます。     下見てないでこっち見て❗
大滝の下段を覗き込んだ景色          ビレイヤーも気になった光景です(笑)
大滝最上段。                 落ち口を横目に見上げる。左壁を登りブッシュ掴みで巻き気味に落ち口上部へ
大滝登攀終了でひと安心です (^^)
快適な上部の連瀑帯
多段の階段状滝 結構デカイ
多段の階段状滝右側からの写真です        スリップ厳禁❗
大滝よりもだいぶ上に上がったところ。     終始明るい沢筋♪ ロープを出すほどではないが、万一コケたら果てしなく落ちていくので、気の抜けないゾーン。
最後の黒い滝 気が抜けません
稜線が近づいてくる
気持ちのよいツメ上げゾーン           \(^o^)/
沢の源頭部・ヤブ漕ぎの始まり

最高のツメアゲです🎶

青空に向かっての快適な藪漕ぎ❗
最初は頭の上の熊笹が、徐々に低くなっていきます。
仙ノ倉岳側 良い景色
ツメ上げ終盤。平標山方面の稜線をバックに一枚
登山道へ抜ける直前。夕方の雲海が最高!!
仙ノ倉手前ピークのほど近くに出ました
最高の天候・景色の中で沢装備を解除 ♪
貸切状態の稜線。 
紅葉が始まっている下山路
平標山頂上を目指して、快適な稜線歩き
記念撮影
記念撮影
松手山を通過
最後はヘッデン下山になりましたが、間もなく駐車場。充実の沢登りでした!!

終始開けた明るい沢筋・大滝の登攀・景色の良い連瀑帯、快適なツメ上げ、平標山の登頂・稜線歩き‥etc、沢登りの魅力がいっぱい詰まった大満足のルート (^^)

いつの日か、また訪れたい沢です。

燧ヶ岳

9月19日 M

尾瀬燧ヶ岳へ行ってきました。
御池駐車場(シャトルバス)~沼山峠~尾瀬沼ビジターセンター~長英新道経由~燧ヶ岳~熊沢田代~御池駐車場


紅葉の季節には若干早いのもあって、6時頃でも駐車場の奥はまだ空いていました。
本当は逆ルートで計画していましたが、シャトルバスが空いていたので逆ルートで行くこととし、バスの乗車して沼山峠へ。尾瀬沼付近は9時頃だったのでまだ人も多くは出ていない状況でした。長英新道は最初は登山者に会わない状態で、ミノブチ岳手前まですれ違うパーティーもそう多くは無い状態でした。爼嵓はかなりの人混みで、最高点の柴安嵓もかなり混んでいたのでパスして13時に熊沢田代側へ現在開始。時間的に上がってくる人が終わった時間の様で、下山路もあまり人は多くありませんでした。
ただ、下山路は人が多く入った後のためか、足元はかなり悪い感じでした。

日和田 岩トレ

  • 2021年9月12日(日)  曇り
  • 参加者 Sさん、K

大先輩のアルピニストSさんと日和田山へ岩トレに行きました。前日の雨のせいで、岩場はびしょびしょで苔もあって滑ります。難易度がいつもより2ランクくらい上がってるんじゃないかしら。そのおかげで岩場は空いていました。

私は何度か日和田の岩場にきていますが、ほとんどの人が、まずは岩の後ろを歩いて登り、頂上近くにある終了点のカラビナにロープをかけて垂らし、来た道を歩いて下山し、トップロープで登ります。

でも、Sさんは違いました。上からロープを垂らしに行くなんてことは全く頭になくて、まずは男岩西面の左端あたりに立ち、じっと岩を眺めた後、リードで頂上に登り、支点構築。次に私がセカンドで登ります。「ここは私はリードできないなぁ」と四苦八苦しながらやっと頂上に到着。Sさんが「懸垂下降で降りましょう」ということで、順に下りて取り付きに戻りました。ここでの懸垂下降ってけっこう珍しい光景かも。

ロープダウンはせず、ビレイしあいながらSさん→私が登り、次にまたSさんが登り、頂上で「ちょっとルートを変更してみましょう」と、崖面のトップのロープを3mほど右のプロテクションに移動し「このロープに沿って直登してください。面白いルートになってますよ」と。登ってみると、確かに前のルートは大きなクラックの中にとりやすいガバがあってそれをつかめば力づくでも登れたけれど、今度はガバなし。小さいクラックを丁寧に見て、つま先できちんと捉えて少しずつ上に進むしかない…、最後に右手上方にあるガバをつかんで足を大きく上げて終了。Sさんから「今のはナイスな登りでしたね」とお褒めの言葉をいただけました😊。それぞれがまた1本ずつ登り、昼食に。

昼食後は、女岩に移動。ここは日陰でさらにヌメヌメ。Sさんがリードでロープをかけた後に懸垂下降で下り、私が1本、Sさんもまた1本登りましたが滑る滑る。木が鬱蒼としていて暗いし…もう怖いからここはいいやぁ、と早々にTHE END。

少し岩が乾いてきた男岩南面に移動。

いよいよ私がリードで行くことになりました。クイックドローを岩の斜面に3本かけたところで、少し戻って(クイックドローが足りないので)1本回収し、合計4カ所かけて頂上に到達。やはりリードとなると意識が違う。絶対に落ちられないし、ロープのルートも考えないと。易しめのルートですが、頂上に乗り込んだのは初めてで、広いテラスにはペツルやリングがあり、それを使って試行錯誤しながら支点を作ってSさんをビレイ。Sさんは私のザックも持って上がってきてくれました。構築した支点をSさんに見てもらうと「OKですよ」とのことでホッ。

ここで、今日の岩トレは終了。

Sさん「岩が濡れてなければもう3本ずつは登れましたね~」とポツリ。ちょっぴり物足りなさを感じつつの下山となりました。

Sさんは、いつもどうやったら面白い登りができるかを考えているようで、そういうことを意識するって凄いな、と思う。

私は、リードもできたし、今までと違うルートにも挑戦できて充実感いっぱい!
Sさん、ありがとうございました。

小菅川本谷

令和3年9月11日(土) 会山行

メンバー: Y下 N山 F王寺 Y内 S村 K西 K村(L)  

入会するかも隊 S A

08:00 日向沢登山口先の駐車場 ~ 13:15 登山道合流 ~ 15:00 駐車場

前日からの雨も上がり、遡行準備。今回は経験者の入会検討中の2名も同行し9名の大所帯。天気はいまいち、いざ出発。

小菅川は釣り師の入渓もある沢のようです。途中2パーティーの釣り師と遭遇しました。邪魔にならないよう沢中を歩かないように注意が必要です。

ゴーロ歩きに飽きてきた頃、やっと出てきた滝。

右岸を果敢に攻めてはみたが、この後・・・・

人数も多いし、ロープをフィックスし安全に一人づつ登ります。

こんな滝もあったけど、右から巻きました。

全員でポーズ

藪漕ぎもなく、登山道に出ました。

この後フルコンバから日向沢登山道を下山し、駐車場着。

大人数での山行でしたが、天候もどうにか持ったし怪我もなく皆様お疲れ様でした。

北アルプス縦走

2021年8月5日~8月13日

メンバー:N

仕事の関係で2週間の長期休暇が取れることになった。このチャンスにしか出来ない山行を目指して、北アルプスの南北縦走(焼岳→親不知)を計画。

(計10日間+予備日2日の計画)

DAY1【8月5日・晴れ】 7:15 中の湯バス停 8:30 焼岳登山口 11:30 焼岳(北峰) 12:40 焼岳小屋13:50 割谷山 15:40 西穂山荘テン場(泊)

DAY2【6日・晴れ】 3:30 西穂山荘 6:00 西穂高岳 10:30 ジャンダルム 12:30 奥穂高岳 13:10穂高岳山荘 13:50 涸沢岳 16:20 北穂高岳 17:00 北穂テン場(泊)

DAY3【7日・晴れ/双六小屋~三俣蓮華岳間 夕立+雷】 4:00 北穂高岳 5:50 長谷川ピーク 7:40 南岳小屋 8:10 南岳 10:00 大喰岳 10:30 槍ヶ岳山荘 12:15 仙丈乗越 14:40 樅沢岳 15:00 双六小屋 16:20 双六岳 17:20 三俣蓮華岳 18:00 三俣山荘テン場(泊)

DAY4【8日・晴れ】 5:10 三俣山荘 6:30 鷲羽岳 8:00 水晶小屋 10:30 真砂岳 11:00 野口五郎岳 15:00 烏帽子小屋テン場(泊)

DAY5【9日・ 雨混じりの強風】 3:00 烏帽子小屋テン場 3:45 烏帽子岳 5:30 南沢岳 7:20 不動岳 10:30 船窪岳 11:50 七倉岳 12:05 船窪小屋(泊)

DAY6【10日・台風】 台風のため船窪小屋で停滞

DAY7【11日・晴れ+日の出前 風+にわか雨少々】 1:50 船窪小屋 3:20 北葛岳 5:45 蓮華岳 6:30 針ノ木小屋 8:00 針ノ木岳 9:00 スバリ岳 10:30 赤沢岳 11:55 新越山荘 14:10 種池山荘(泊)

DAY8【12日・曇+にわか雨少々/鹿島槍以降はガス/夕方から雨】 3:30 種池山荘 4:30 爺ケ岳(北峰) 5:00 冷池山荘 6:45 鹿島槍(南峰) 7:30 鹿島槍(北峰) 8:30 キレット小屋 12:00 五竜岳 12:45 五竜山荘(泊)

DAY9【13日・雨】 6:20 五竜山荘 8:30 唐松岳 10:30 八方池山荘(下山) 

釜トンネル手前のバス停にある登山届ポスト 安全登山を期して❕
中の湯温泉の旅館
焼岳登山口の駐車場の様子 車ほどよく停まってました.。車道歩き約1時間
焼岳登山口 標識シンプル 食料減らして軽量化すべきだった荷物(約25kg)
稜線が近づいてきた光景 最初はガスがかかっていました
稜線近づく
山腹に岐阜県側から雲が沸き上がってるのかと思いきや、火山性の水蒸気ガスでした
お釜をのぞき込む ここが火口であることがよく解る
手に持った帽子を見ると風あり
上高地の帝国ホテルなどが見えます
西穂側に少々下ったところ。火山性の水蒸気ガスが噴き出ていて、本当の活火山だと解る
焼岳小屋
焼岳小屋売店の様子。Tシャツ欲しかったけど、先々のことを考えて買い控え‥
焼岳小屋を後にします
穂高岳方面の稜線 西穂山荘が近づくにつれて、新穂高ロープウェイの放送や機械音が励みになった
西穂山荘までもう少し❕

【2日目】 西穂山荘→西穂高→奥穂高岳→北穂高岳→北穂テン場

早朝5時前、西穂高岳への登り
ここはどこだったかな❓ 吊り尾根がだいぶ近い
奥穂高岳近づく
すごい所に立ってるように見える人
【3日目】 槍を越えていく日 午前5時前の光景
【縦走4日目】出発時。三俣の小屋前からみた鷲羽岳。この日は烏帽子小屋テン場まで歩きました。水晶小屋にはソフトバンクのブースターあり、通話・ネット環境良好でした。

地図の距離感だけならば4日目に船窪小屋迄行けるかな!?と思っていたが、大間違い。烏帽子小屋→船窪小屋間は道が悪くてコースタイムで歩くのがやっとでした。

【縦走5日目】 烏帽子小屋テント場から船窪小屋まで

天候が崩れる予報だったので、烏帽子のテン場を早出(3:00)して船窪小屋を目指す。6時頃から雨混じりの風が次第に強くなる。約9時間で船窪小屋に到着。テントを張る気は起らなかった。(写真は船窪小屋)烏帽子~船窪小屋間のネット上の記録や写真があまり見当たらなかったので頑張って写真撮りました。

【縦走6日目・船窪小屋にて停滞】

台風で一日中荒れた天候。夜には小屋全体が揺れている感じの強風でした。

テントだと、遭難しているような状況だったと思います。 おとなしく1日停滞し、体力回復に努めました。(写真は船窪小屋内部。囲炉裏のある部屋とランプ)

【縦走7日目】船窪小屋~種池山荘  これより後立山連峰

台風が去り、1日限りの好天予報。午後には天候崩れる予報だったので頑張って早出。この時点では親不知まで歩き通す気満々で、種池山荘まで歩いた。相変わらず天候が崩れる予報だったので、テントにせず小屋泊に切替えて体力・気力回復に注力した。日中は扇沢起点・日帰りで蓮華岳~爺ケ岳間で任意のピークを周回する、多くのスピードハイカーを見かけました。

縦走路の光景
黒部湖と劔・立山連峰
【縦走8日目】種池山荘~五竜山荘  雲の切れ間から差す放射状の日光

朝方は天候が持つが、午後からは崩れる予報。五竜まで足を延ばして、天候の改善を願うが、天候崩れる予報は変わらず、小屋泊にする。

一日中概ね曇り。時々弱いにわか雨。本日も扇沢など起点の日帰り登山の方に多く出会う。(夜中出発の弾丸登山の方、多し。)

【縦走9日目】≪最終日≫  唐松岳方面を望む

秋雨前線の発達・停滞で天気予報は続く3日間程度連続で荒れる予報。

悪天予報に直面し、予備日を使っても親不知までの縦走は断念せざるを得なくなったので下山を決意。雨が降っていたが、せっかくなので唐松岳の頂上を踏んでから下山することとした。

9日目に縦走継続を断念し下山しました。天候が良ければ予備日を使い、→白馬→朝日小屋→栂海山荘→親不知(GOAL) 行きたかったです。

残された区間は、次回のお楽しみにします。今回の経験を活かし、いつの日か、通しでの縦走に再度チャレンジ出来るよう、山を続けていきたいと思います (^^)

塩見岳 ~西野孝幸の山行記録~ 2021年7月22日〜23日

7月の4連休に照準を合わせ、            宿泊の山行を計画。

天候やメンバーのモチベーション・スケジュール等々を考慮。南アルプスの塩見岳へ行ってきました。

今回は期待の新人2名(←新人ながら浦和溪稜愛ハンパないっ❗生粋の浦和っ子◎)にテント泊山行に慣れてもらう+リーダーN以外は初の塩見岳=登頂モチベMAX❗❗

2つのテーマを掲げた山行でした。

新人2名の経験値アップ+頂上から最高の景色を満喫したよき山行でした。

メンバー : 西 野 孝 幸 (4名)

初日 : 10:50 ゲート前駐車場 11:40 鳥倉登山口 15:10 三伏峠小屋TS

二日目 :3:00 歩行開始 4:20 本谷山 6:30 塩見小屋 7:55 塩見岳 8:00 塩見岳(東峰) 10:00 塩見小屋 11:30 本谷山 12:50 テント場 16:00 鳥倉登山口 16:50 駐車場

22日の午前10時過ぎ、駐車場は満車
鳥倉登山口の様子

自転車が沢山置いてありました

上機嫌❗
最初はこのような道をゆく
小雨が降り出し、カッパ着用
滑りやすいので気を付けて
塩川ルートの分岐点 三伏峠までもう少し
もう少し
夕食の光景 テントの外で
2日目は3時に歩行開始しました
歩行開始直後の三伏山
夢中になって歩いていたら、樹林帯の中で
日の出終わってました💦
午前中の好天が期待できる予感
待ってました!! 塩見岳
塩見岳 カッコイイ
すかさず記念撮影
まもなく塩見小屋
塩見小屋の玄関風景
小屋のトイレ表示
塩見小屋から頂上アタックパートへ!!
行きますか~
やっぱこの景色でしょ
塩見岳‥デカイ
岩稜帯のはじまり
岩稜帯を行きます
トップを行くのはコニタン
北岳、甲斐駒、仙丈が見えて
テンション上がる!
ガレ混じりの登路
ハクサンイチゲ
両手両足を使って
スカイラインを行く
最高の天気! 最高の頂上!!
富士山ドーン❗
富士山
全員で記念撮影
南アルプス南部の峰々をバックに
塩見岳東峰からみた西峰
西峰越しには乗鞍、槍穂高、
後立山連峰が見えました
左から、仙丈・甲斐駒・北岳・間ノ岳・農鳥岳
頂上でくつろいでいます
いつかはこの先を歩いてみたい
ミヤマキンバイ
眺望を惜しみながら下山
落石注意!!
下山中

行きは夜だった三伏山頂上から
烏帽子岳がカッコイイ
三伏峠の標識
三伏小屋
三伏峠からの下山中に夕立(雷雨)
急いでカッパを着用
雷鳴の土砂降り
だいぶ降りてきました
先ほどの雷雨がウソのように明るくなった
全員無事に駐車場到着!! 
お疲れ様でした