小川山 大貧民ルート(会員山行)

小川山廻り目平でキャンプしながら、土曜はマルチの男山ダイレクト、日曜は廻り目平周辺でフリーを楽しむ計画でしたが、土曜は急遽予定変更し、廻り目平近くのマルチで殿様岩の大貧民ルート(5.7)に行ってきました。

メンバーT橋(L.記録)、青木、翌日合流メンバーあり。

土曜日は小雨が止まず諦めモードでとりあえず、キャンプ場を目指します。レタス収穫日本一の川上村に入ると道が乾いています。これはイケるかも??廻り目平に到着するとPはガラガラでテン場も3張りテントがある程度です。芝生の良い場所にテントとターフを張って今夜の宿と宴会場をセッティング。これから男山に取り付くにも、撤退で戻るにも時間がかかるので、近場のマルチを検討。小川山ビギナーの私達が決めたのはアスレチック要素のある大貧民ルートです。

取り付きのテラスへ行くには2パターンあり、裏からトンネルを抜けるか、下からスラブを登るかです。はじめ後者を選択し登りますが、びしょびしょのスラブに阻まれ、トンネルアプローチに変更。狭いトンネルの中はカメムシの香りで充満しています。身体を壁に擦りつけつつ、香りも移しつつトンネルを抜けると、すっかりカメムシの化身です。テラスで自身の香りにおののきながらも、装備をつけ登り始めます。

抜けてきたトンネルを振り返る。狭い。

11:00スタート、12:40トップアウト、13:30下降開始

1P T橋、横クラックからの縦クラック。横に0.5と1.0、縦に0.75をキメて立木でピッチをきります。

スタート地点。横のクラックにそって登っていく
1P終了点手前。登ってくるA木さん。立木で支点可。

2P A木さん、これもやさしいスラブなのですが、ランナーを取るところがまったくなく、高度感もあるためリードはとてもコワイ。しかも濡れています。リーダー権限を発動し、A木さんにリードをお願いしました。

2Pフォローで登るT橋。

3P A木さん、2P終了点からほんの数メートル歩いて3Pですが、30センチほど離れた岩に飛び移ります。移る側の岩の割れ目に0.5カムをキメて、割れ目の中のガバをつかんで移ります。最初、私がリードにトライしてましたが、割れ目のガバが見つけられず、ヌメヌメに怯えてリード交代。乾いていれば何てことはないのですが、岩のしっとり感がメンタルをジワジワと溶かしていきます。

岩がしっとりしていてメンタルやられる

4P?縦穴 T橋、最後は縦穴をくぐり抜けて、岩の上に出るのですが、ここも狭い。そして、香りがキツイ笑。

光が入り込み美しいけど、狭い、香る

ギアをはずしてズリズリ上がりますが、途中ヘルメットがハマって首がロックされてしまいます。一生抜け出せないかもと不安を感じつつ、ヘルメットも外して、岩に挟みこみ、再びズリズリとお腹やお尻のお肉を削ぎ落とすように(ホントに削ぎ落ちればいいのに!)上へ上へ。赤ちゃんがお母さんのお腹から産まれる時ってこんな感じかもです。最後はマントルで上がり込んで、オギャーっと無事に産まれ出ました。

ヘルメットを岩に挟み込み登るT橋。ヘルメットははフリクションが効いて落ちない。

荷物や、ヘルメットを回収し、後続のA木さんの誕生をサポートします。

産まれ上がったところは廻り目平を一望できる気持ちの良い場所です。屋根岩郡も私達のテントも遠くによく見えます。

屋根岩郡

さらにもうに一つ上がるところがあり、これも飛び移り系。A木さんに飛び移ってもらい、映える写真を撮ったら懸垂で下降です。

巨石に立つ産まれたてのA木さん。山荘と私達のテント見えます。

トポでは60m懸垂でしたが、50mロープだったので、3P目のところと1P目のテラスでピッチを切り、懸垂3回でした。

テント場に戻ったあとは買い出しに行き、乾杯タイム突入です。19時過ぎにK村さんとI村さんが合流しました。飲んでしまうといろんなことがどうでもよくなり、嗅覚も鈍感になるようです。コインシャワーもあったのに、カメムシの香りをまとったまま翌朝を迎えてしまいました。

大貧民ルート、とても楽しいルートですが、今年はカメムシがとても多いようです。ご注意ください。A木さん、ありがとうございました。

雲取山縦走(会員山行)

メンバー:I澤(L)
日程:2024年6月22日-23日
1日目:9:20秩父鉄道三峰口駅-11:30大血川渓流観光釣場-12:40大陽寺-14:50お清平-16:25白岩小屋跡地-16:55芋ノ木ドッケ-17:35大ダワ-18:00雲取山荘
2日目:4:55雲取山荘-5:30雲取山山頂-6:55ブナ坂-7:20七ツ石山-10:25鷹ノ巣山-14:10奥多摩駅付近

平年より2週間遅れて梅雨入り。雲取山を縦走してきました。
私は単独テント泊山行の経験がない為、その練習を兼ねています。新品のエアライズを担いで行ってきました!
ルートは以下の通りです。折角なら、バスは使わず三峰口駅から歩いて奥多摩駅に繋げてみようという目論見です。

【1日目】
初日は天候に恵まれ快適でした。秩父鉄道三峰口駅からスタート。⑤大血川渓流観光釣場までは2時間の車道歩きです。

秩父鉄道三峰口駅

出発早々、①-②の区間が土砂崩落によって通行止めになっていたので、橋を渡って対岸の道を歩くことに。
2匹のお猿さんに監視?されながら、⑤大血川渓流観光釣場に到着。やっと登山道に入れると思ったら、釣場の方から「⑤-⑥大陽寺の区間も土砂崩落で通行止めだよ。このまま車道を歩いて行ってね!」とお声掛け。車道歩きが続きます。
途中で、大陽寺への近道があったので利用しましたが、現在はあまり使われていない様子で荒れていました。

奥秩父の苔むした世界
ギンリョウソウ

大陽寺付近の登山道から入山。ここから山歩きになりました。
そのまま、大陽寺~お清平~白岩山~芋ノ木ドッケ~大ダワと経由して、18:00雲取山荘到着。(大陽寺から霧藻ヶ峰を経由する計画でしたが、工程に遅れがあった為、巻き道を利用しました。)
翌日は悪天予報でしたが、小屋泊まりのお客さんもそれなりにいて、テントは6張程ありました。
雨が降る前に、テント設営完了。天気予報通り、21時過ぎから雨が降り出し、徐々に風も強くなっていきました。持参したビールを流し込んで、就寝。明日は雨の中で撤収か…

(写真中央テント)もちろん練習しましたが、初めてにしては上手く張れたと自画自賛。

【2日目】
2:30起床し、外に出ると、濃霧で視界がほとんどない。トイレまでの道もおぼつかない程だったので、日の出後の出発に変更しました。雨は強弱を気まぐれに繰り返している。

雲取山荘

4:55雲取山荘を出発し、5:30雲取山登頂。天気がすぐれず眺望はありませんでしたが、自分で計画して踏んだ山頂は喜びもひとしおです。

雲取山山頂

ここから東京都に入り、進路を東に変えて石尾根を下山します。東京都側は南向き斜面である為、北側の埼玉県側よりも明るく、植生はシダやフキの群生があったりと、明るく開けた印象を受けました。

開けた縦走路が続く
鷹ノ巣山頂より

石尾根は七ツ石山~高丸山~日蔭名栗山~鷹ノ巣山~城山~と西から東へアップダウンを繰り返しながら、徐々に標高を下げていきます。綺麗な尾根歩きで、奥多摩駅から上りでも歩いてみたいと思いました。
昨日の疲れもあって、前半はなかなかペースが上がらない…のそのそ…
城山を下りたあたりで、中学生7名くらいと引率の先生のグループに抜かされたので、くっついて行くことに。
何やら三角点や地形の話をしていたので、地理の先生のようでした。先生、お疲れ様でございます。
中学生グループのお陰で後半はペースが上がり、前半の遅れを取り戻すことができました。
無事、14:10奥多摩駅近くに下山。奥多摩温泉もえぎの湯で汗を流してから、帰路につきました。

【山行を終えて】
自分が理想とするラインを計画し自分の足で歩き切る。そういった縦走の魅力を感じることができたと思います。
まだまだ、知識・経験・体力が不足しており、行ける山は限られていますが、少しずつ自分の山を増やしていきます。
ありがとうございました!

稲子岳南壁左カンテ(会員山行)

日程   2024年5月19日
メンバー Y内、I村、A木(L・記録)

日々温かくなりいよいよクライミングの季節、ということで久しぶりのマルチピッチを登りに稲子岳へ行ってきました。

朝3時、Y内さんをピックアップして浦和を出発。途中でI村さんをピックアップ。
順調に上信越道を進みます。
Y内さんが仕入れた情報によると、八ヶ岳近辺はウルトラマラソンの当日らしく、目的地の稲子湯もエイドステーションとして使用されるとのこと。その影響で登山口となる「みどり池駐車場」が満車でないことを祈りつつ現地到着は5時半ごろ。
なんとか数台の空きスペースがあり安心。

駐車場はまだ空きがあった。よかった・・


身支度を整えて6時スタート。あっという間にシラビソ小屋に到着(汗だく)。小鳥たちを愛でつつ、どんよりとした空を見上げる。夕方からの雨予報は少し早まるかもしれない。そんな予感で先を急ぐことに。

しらびそ小屋にて

その後は稲子岳の岩場までのアプローチ。当初予定のルートは急登のザレが延々と続くとの情報もあり、(昔行ったことのある)I村さんの助言により通常のルートよりも高い位置からトラバースすることに。薄い踏み跡ながらも問題なく取付きに到着できた。

登攀については、I村さんの計らいで、今回がお初のY内さんとA木がリードさせていただくことに。
1P目の出だしでちょっとだけ躊躇したものの、あとは順調に登攀。トポでは6Pということでしたが、豊富なピナクルや残置を利用してすこし長めにピッチを切ったこともあり合計4Pで登攀を終えた。

1ピッチ目。1手だけすこし出しにくいところがあった
2ピッチめ終了点
Y内さん、軽快に登る
最終ピッチI村さん、全体を通してサクサクと。さすがです。
登攀終了。眺めよし!
あとはザレを登ってピークへ
控え目すぎる山頂標識

最終ピッチを終えると、パラパラと雨が降り出して岩もそれなりに濡れる状態に。メンバーの皆さんのおかげでタイミングよく終えることができたことに感謝。
下山はそれなりに明瞭な踏み跡をたどり「にゅう」を経由。にゅうのピークではモデルさんらしき方の大変美しい撮影を横目に我々もとりあえず集合写真をパチリ。

にゅうピークにて。それぞれ「にゅう」「NEW?」「パン??」と思い思いのアイテムを手に。
※一部画像処理しています。

その後は石楠花尾根をスタコラと(というほど早くはないのですが)下山。アフターは稲子湯にて汗を流して一路埼玉へというつもりでしたが・・・やっぱり途中でナナーズ(長野のスーパー、とても品ぞろえがよい)に立ち寄り家族への?お土産を購入して帰路につきました。

長くはないルートではありますが景色もよく、今シーズンのスタートとして大変気持ちのよいクライミングとなりました。ご一緒いただいた皆さんに感謝です。(A木)

北筑波 加波山・足尾山縦走(会員山行)

メンバー:I澤(L)
日程:2024年5月18日(土)
7:50JR岩瀬駅-8:15入山口-9:00雨引山-10:35燕山-11:10加波山-12:50足尾山-14:45桜井バス停(JR岩瀬駅へ)

登山初心者の私は、自分自身のレベルアップを図るべく、
今回は、小学生の頃から、遠足やプライベートで何度も登っている筑波山の、北部に連なる山々を縦走しようという計画です。
目的は以下の通りです。
①自分自身で山行計画を立てられるようになること(ルート決め、行程(距離、時間)、装備、他)
②自分がどのくらいの距離なら歩けるか知ること

①については、
・地理院地図を参考に計画を立てたのですが、岩瀬駅から入山口へ向かう道が、地図上は歩道になっていても、実際はあまり使われていない道のため、藪のようになっていました。
・コースタイムについて、今回は、山と自然ネットワーク「コンパス」の参考コースタイム×0.8の(全行程8時間30分)で計画していましたが、
結果、7時間で行程を終えられたので、参考コースタイム×0.7くらいで計算しても良かったのかもしれないと思いました。

②については、駅からバス停まで約19kmでしたが、今回の工程、装備、気候であれば、いくらか余裕を残して下山できましたので、今後は少しずつ距離を伸ばしていきたいです。
いつか、体力をつけて、岩瀬駅から加波山・足尾山を経由して、筑波山まで歩いてみたいです。

山行当日は、天気が良く、筑波山は登山者で賑わっていたかと思われますが、北部の山々は人が少なく、静かな山歩きを楽しむことができました。
静かなお陰で、嬉しいことに、アナグマ、ヤマカガシ、アオダイショウに出会うことができました。
基本的には整備された登山道を歩いていきますが、所々、粘土質の滑りやすい道があったり、藪のようになっていてわかりにくい道もありましたので、とても勉強になりました。
引き続き、自分の山を増やしていけるよう、精進します。
ありがとうございました!

JR岩瀬駅
御岳山、雨引山の登りでは、コアジサイが咲いていた。
雨引山山頂からの眺望。筑波山と広大な田園地帯。
セミの抜け殻が落ちていた。ハルゼミか?
テンナンショウが堂々と咲いていた。
加波山山頂。大きな岩がゴロゴロと。
足尾山へ向かう道中。風力発電機と石切り場。
アナグマは視力が弱い。距離にして3m程まで接近。夢中で餌を探していた。
足尾山山頂から筑波山を望む。
パラグライダー離陸場。10機以上飛んでいた。
下山しバス停に向かう道中。筑波山と田園風景がよく合う。

槍ヶ岳(会員山行)

メンバー : N(L)、I

4/27(土)上高地8:30→ババ平13:30

4/28(日)ババ平3:30→槍ヶ岳山荘7:30→槍ヶ岳8:30→槍ヶ岳山荘10:00→ババ平11:40~12:10→徳沢15:00

4/29(月)徳沢5:30→上高地6:50下山

久々に上高地から入山。今回は昨年入会したI君の初槍。久々とは言え、月日は流れど変わらぬ梓川沿いの気持ち良い遊歩道を昔を懐かしみながら歩く。変わってしまった風景もあれば変わらぬ風景もアリ、昔のことは若き耳にはどのように届いたか・・・

もう少し暖かい日が続けば花園になりそう

     

相変わらず太々しい・・・昔と変わらず人慣れ

     

徳沢・横尾間は工事中で遠回り

        

13:30ババ平着

急に気温が下がり雨や霙まじりの中、凍えながら急いで整地してテントに潜り込む。

ビールで乾杯すれば狭いテントもまったり快適な我が家となる。

   

早暁2時起床・3:30出発、アイゼン付けて凍った雪面を快適に歩く

   

最後の登り・・・喘いでいます・・・

     

心打たれる期待通りのいつもの風景が広がる

    

初槍おめでとう

      

合宿前半組がいる穂高方面

    

AM8:40 前穂山頂に合宿チームの姿は・・・見えない

    

富士山・南アルプス・八ケ岳・浅間山・奥秩父

    

笠ケ岳に白山・・・日本中の山が全部見えそうです

     

どうしても徳沢園でランチしたいとのことで急いでババ平に戻りテント撤収して向かったが、売り切れでありつけなかった。残念。

この中にテント張りました。 どこっ?

   

半年ぶりに土の上にテント張って寝た。地面の暖かさが心地よかった。

シーズン初めということもあるが大槍の登り下りは見た目より悪かった。少しでもミスをして滑転落すれば軽いケガでは済まされない。たいぶ雪は消えたが、雪が溶けて氷と化しアイゼンのつま先だけ使うところも多く夏場のように楽しく誰でもが登頂できる状態ではなかった。

4月会山行での岩場でのアイゼントレーニング、雪が溶けて氷となった所では2月会山行のアイスクライミングでのピッケルやアイゼンの使い方が判っていないと通過できなかった。

さらに安全を担保するためにザイルで確保しながら大槍を往復した。登り下りのルートが1本に限定されすれ違いに待ち時間があったこともあるが大槍の往復に通常の3倍(2時間)も掛かった。

自ら技術を学び、研鑽し、自らの可能性を高め、憧れの領域に近づいていくことの裏返しは、気づかない内に自ら死線の領域に立ち入っていくことであることも忘れてならない。

決して奢ることなく遭難防止を図りながら山を楽しむために必要な『コト』を今後も続けていきたい。

白根南嶺(笹山〜広河内岳)会員山行

日程: 2024/4/20〜22 メンバー: T(L/記)、N

4/20 晴のち曇 7:55奈良田P出発 9:40地点1344m 10:39地点1603m水場入口 12:00地点1932m 13:30地点2256m 15:26地点2560m幕営

4/21 曇のち雨 5:00発 5:39笹山南峰 8:10白河内岳 9:10大籠山 10:50広河内岳 11:30大門沢下降点 15:00大門沢小屋避難小屋泊

4/22 曇 5:50発 7:27大小森沢出合い 7:55発電所取水口吊橋 8:25森山橋 8:52ゲート 9:20奈良田バス停

 昨年秋にN山さんに白根南嶺を教えてもらってから残雪期に行きたいと思っていて、今回は雪やトレイルの状況がわからないので、2泊で計画しN山さんに同行をお願いしました。結果、体力的に病み上がり??の自分にはしんどい山行でしたが、良いルートでした。

駐車場側の吊り橋からスタートです。
馬酔木のとんねる
木々の景色に物足りなさを感じた頃に稜線がチラ見え

 1日目は天気が良く暑さと、三大急登を凌ぐ笹山までの標高差1800mに不安を感じつつ奈良田湖を出発します。取水口の分岐まではパイプの柵があります。尾根に合流したあとは樹林帯をひたすら登ります。途中、1400mあたりのピークから雪についた山陵が木々の間からチラ見えします。翌日歩く南稜かしらと少しワクワクします。馬酔木のトンネルもあり小さな花に少し癒されます。雪はなく良く乾いていて、荷物の重さをのぞけばとても歩きやすいです。ワクワクや癒しが少しずつなのは、しんどいからです。。でも、この辺りは私もまだまだ元気でした。

2256mの道標。ここから雪がでてくる。
踏み抜きしまくる。。Nさんが遠くなる〜。
2560mは幕営適地でした

 2256mから雪が出始めます。傾斜はあまりないのですが、踏み抜きで体力をすわれ、バテバテになり明らかにペースダウン。地点2400mからの150mupの登りは1時間もかかってしまい、Nさんの後姿も追えなくなっていました。。リーダーがヘロヘロのため、幕営予定を笹山から地点2560mに変更しました。夕食をとっているとヘリの音がします。隣の峰の辺りを旋回してるなと様子を伺っていたら、どんどんヘリが近づいてテント正面まで来て私達の様子を確認していきました。

笹山南峰。予定幕営場所でした。ここも適地でした。
笹山北峰からは塩見や蝙蝠の景観が素晴らしい。
大籠岳山頂から向かう広河内岳をのぞむ
気持ちの良い稜線歩き。2772m地点あたりを通過中。お天気もなんとかもちそうかな。
ラスボス広河内岳まであと100mup。歩いた稜線を振り返る。
ラスボス制覇!広河内岳山頂到着時はすっかりガスに包まれた。

 2日目朝は高曇で、遠くが見渡せる空模様。天気の崩れは遅れるかも。。稜線からの景色に期待が持てる可能性が出てきました。Nさんによると東側の高気圧が頑張って居座ってることでお天気の崩れが抑制されてるとのこと。稜線にでると風が少し強く感じましたが、東側の谷を挟んだ蝙蝠岳〜塩見岳の美しい稜線を見ることができました。大籠岳を過ぎてからもラスボス広河内岳はまだまだです。振り返った稜線のトレイルがきれいでした。ラスボス制覇の記念撮影はすっかりガスで真っ白な背景となってしまいました。

この向こうに農鳥岳があるはずだけど、真っ白。
大門沢への下降はルーファイ必須。
沢に出るまで雪がありました。
他に誰もいなかったので、広ーく使わせてもらいました。

 下降点からは雪渓でした。雨(霰も)もパラつき始めた頃に下降開始。アイゼンを装着し、雪渓をまっすぐに降りてから左の尾根に上がる登山道に出ました。登山道にはいってからも、雪でトレースがなくピンテも途切れがちなのでルーファイ必須でした。Nさんにフォローしてもらいながら進みますが、踏み抜きも足の付け根まで落ちたりします。途中からトレースが出てきましたが、小屋からの往復のようでした。沢に出てからはアイゼンをはずして進みましたが、倒木も多く歩きづらい箇所もありました。小屋に到着してすぐに本降りになり、ギリセーフでした。二日間の健闘を讃えつつ、反省しつつ祝杯をあげました。小屋は避難小屋となっており、とっても快適に過ごすことができました。

大古森沢の出合いの橋は斜めになっており渡れなかった。
森の中は熊さんが出そうだった。こちらはピグモンのようなシルエットの倒木。
取水口吊橋には誰かのう◯チが。。。吊橋効果??

3日目は雨も上がり、下山だけなので気持ちも身体も楽チンです。途中小雨に降られましたが、森の中でリスに出会ったり、花を愛でたり、熊よけに歌をつぶやいたり、吊橋の上の「おそそ」にびっくりしたりしながら無事に登山口に到着。更にゲートから30分で奈良田バス停に到着。

アフター登山…!女帝の湯で3日間の汗を流した後は、古民家カフェ鍵屋でジビエで映えな食事をして、山岳写真家の白旗史郎の写真館へ寄り道しました。雑誌なんかで見たことのある有名な作品が多くありました。

今回の山行では、ほぼ計画書の時間通りには進行できましたが、リーダーとして体力やルーファイ力が足りず、サポートしていただきました。ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

 おまけの疑問 白根南嶺の笹山から北は◯河内岳が連続します。黒、白、広と続きますが、途中に大籠岳があります。同じような名称で赤河内とか細河内とかにすれば良かったのに。しかも「籠」ってこもるって読めませんでした。大小森沢と関連があると思いますが、漢字が何故違うんでしょうかねぇ??

岩トレ 天覧山岩場&キャンプ (会員山行)

日程 2024年4月13日(土)
メンバー T橋、I村、U田、I澤、A木(L/記)

例年は残雪を利用した谷川岳近辺での雪訓練となる4月の会山行だが、今年は雪が少なく難しい様子から日曜日の日帰り岩訓練(飯能・阿寺)に変更となった。
そこで、せっかく土日の2日間を空けているメンバーがいるのだからと、土曜に岩練習&吾野近辺のキャンプ場で宿泊、そのまま会山行(阿寺)に向かうプランを提案した。快く(モノズキな?)4名が参加くださるとのこと。大変ありがたいことです。

朝9:00、桜が満開の飯能中央公園Pにて集合。
準備を整えたあとは能仁寺の隣、オシャレなパン屋さんの横から入山。
辺りにはすでにパンの焼ける香ばしい香りが漂っている。
「帰路でおいしいパンをGETしてからキャンプ場に向かいたい」と心に秘めつつ、歩くこと3分。あっという間に天覧山の広場に到着する。

満開のツツジにザックが映える

その後はわずか数分、登山道を少し外れた岩場に到着。先行パーティによってすでに数本のロープが掛かっている。
ご挨拶をすると、ありがたいことに岩場の左側をお譲りくださるとのこと。感謝をお伝えしたのち、さっそく上部にTR支点を構築。

さて始めますか・・と準備を進めていると、どうも先行Pの中に見覚えのある方が。
先日のクライミング旅行(伊豆・雨で結局相模原のジムに転戦)でご一緒した他山岳会のみなさんでした。いや、ホントによくこの会の方には山でお会いするなと、さらに勝手に親しみを感じてしまいました。

その後は新人さんを中心に懸垂下降、ビレイ&リード、フリクションヒッチの復習から、ついでに登り返し、ミュールノットによる仮固定を実施。
新人I澤さんは登り返しが相当に気に入ったようで、何度も反復して練習をしていました。

レクチャーを受けるI澤さん
T橋ねえさんも登り返します

ひと通りのトレーニングを終えたあとは、「いかにこの岩場を難しく登るか」という、よくわからない意欲にかられ、以下の課題に挑戦しました。

<ノーハンドでの登攀>
岩場が若干寝ていることから、ノーハンド(もちろんTR)で簡単なルートに挑戦。
なんとか完登したものの、ビレイヤーの新人Uさんから「ゾンビが歩いているみたいでしたよ」とのコメントが。T橋さんが撮影してくれた写真を見て納得。確かにちょっとキモい感じがします。

確かに気になる…「こんな程度のキモさではなかった」とは撮影者T橋さん&ビレイヤーU田さんの共通見解。

<無駄に?困難なルート設定>
幼少期から平山ユージさんの動画を見続けてきたという期待の新人I澤さん(クライミング歴約半年)が微妙なハングを利用してルート設定。核心部と思しき箇所を指して「あそこのムーブがカッコよくなる想定です」とのこと。数名で束になってかかりましたが、彼の理想には至ることができず。いつか再挑戦したいと思います。

自ら設定した課題に挑むI澤さん。このあと「て、テンションください。。」と言っていました

そうこうするうちに15時近くを迎え、下山。
登山口にある例の「おしゃれパン屋さん」にお邪魔しましたが、レジの大行列に驚くとともに、ロープを背負った我々の場違い感もあって、そそくさと退散。
結局パンは買えず仕舞い(TT)

おとなしく飯能市内のスーパーで買い出しをしたのち、西吾野のキャンプ場へ。
西川材を使った美しい炊事場&トイレ、ウッドデッキの綺麗なサイト、そしてなにより管理人ご夫妻の温かいおもてなしで楽しい時間を過ごすことができました。(居心地が良すぎて、翌日の会山行の集合にはちょっと遅刻しました。申し訳ありません。。)

サイト横にはボルダーが??つい登りたく気持ちを抑えて七輪を熾す
七輪を囲んでお酒が進む・・

以上、岩トレーニング&キャンプのご報告でした。
ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました!

谷川岳西黒尾根(会員山行)

メンバー:N山さん(L)、K村さん、I澤

日程:2024年3月24日(日)
ベースプラザ7:50-ラクダのコル10:50-ザンゲ岩11:50-トマノ耳13:05-(西黒尾根にて下山)ベースプラザ16:30

元々、3/23-24で戸隠山・高妻山を計画していましたが、23日(土)は天気が悪そうとのことで、私I澤のトレーニング山行として谷川岳西黒尾根をご企画頂きました。N山さん、K村さん、ご指導いただきありがとうございました!

水上ICを下りてすぐのセブンイレブンから谷川岳を見上げると、雪がべったり付いているように見えました。店員さんの話だと、明け方まで降雪があったそう。期待が高まります。
山行日当日は曇天予報でしたが、歩き出す頃には青空が広がっていました。気温も上がる予報。ベースプラザから西黒尾根登山口へ向かう車道には雪はほとんどなく、アスファルトが露出していますが、山肌にはしっかり雪が残っています。

ベースプラザから登山口へ向かう車道

西黒尾根登山口から、まずは尾根に上がります。出発が遅かったため、トレースはしっかりついていましたが、雪は緩くグズグズで歩きにくかったです。
尾根に上がると、既に熱い。汗をかきながら歩きます。「これが春山か」と、登山初心者の私には新鮮に感じました。今月の会山行(雪訓)でラッセル訓練をした斜面を通過します。
さらに進むと、谷川岳が見えてきます。12月の雪訓では天神尾根から登りましたが、西黒尾根から見上げる谷川岳は、また別の表情で格好良かったです。振り返ると白毛門も見えます。

樹林帯を進む。正面にはラクダのコブと谷川岳が。

暫く歩くと、ラクダのコブの取付きに到着。ここで、いつでもロープを使えるようアイゼン・ハーネスを装着し、ストックをピッケルに持ち替えました。山行日は雪が緩く比較的登りやすかったですが、凍っていたらもっと怖かっただろうと思います。
途中、急傾斜の岩とグズグズ雪のミックス・セクションがありました。私は岩の乗り越え方が分からず、かなりの時間がかかってしまい、N山さんとK村さんをお待たせしてしまいました(下山時も同様に時間がかかりました)。足・アイゼンの置き方をご指導いただきながら、何とか通過することができましたが、アイゼンを使った岩の昇り降りに大きな課題を感じました。
痩せた尾根を上り下りしながら前進します。10m程、急雪面の下りがあったため、私だけはロープを繋いで、K村さんにボディビレイして頂きながら後ろ向きで下りました。私はアイゼンを正しく効かせることができていない為、このような急雪面ではロープが必須です。

ラクダのコブ取付き付近(実際は写真よりも急に見えました)
痩せた尾根を歩く

この後、コルまで一旦下って、登り返します。なかなかの急登で疲れました。途中、何度も、「ごおぉー」と雪崩の音が聞こえてきました。雪崩自体は目視できなかったので、一ノ倉沢方面だったのかもしれません。雪崩の音を聞いたのも初めてで、少し興奮しました。

途中、N山さんから「これ、ザンゲ岩だよ」と教えて頂きました。急斜面を下を向きながら、(まるで懺悔しているかのように)登っていきます。
この辺りで後ろを振り返ると、K村さんがかなり後方を歩いている為、しばらく待機していると、今度は座り込んで足をマッサージしていたので、足攣りだとわかりました。ザンゲ岩の辺りで、バケツを掘ってザックを下ろし、待機します。

待機中、N山さんから、私のアイゼンの前爪が短いというご指摘を頂きました。急雪面を登るときは、もう少し前爪が出ていた方がアイゼンが効いて良いとのことです。一方で、平地を歩くときは、アイゼンの前爪が長いと、岩や木の根に引っかけてバランスを崩すことが増えますので、想定される状況によって使い分ける必要があるとのことでした。勉強になります。
K村さんと合流して話を伺うと、両足を攣ったとのこと。序盤、かなり汗をかきましたので、それが原因だったのかもしれません。私も気を付けないといけません。

急斜面を登る
ザンゲ岩
東尾根と白毛門

急斜面を終えると、美しいなだらかな雪稜が現れます。山頂を目指します。13:05トマノ耳登頂。K村さんは足の回復を優先して、肩ノ小屋までとなりました。山頂付近は天神平からの登山者で賑わっています。

このまま空まで続いているような雪稜
山頂にて

肩ノ小屋付近で少し休憩し、西黒尾根にて下山。雪の状態が悪かったため、西黒尾根で下山する方は殆どいなかったです。
登りより下山の方が高度感があって怖かったです。急斜面については、後ろ向きで下ります。ここでも私だけはロープを繋いで、3ピッチ(150m)、ボディビレイして頂きました。上りと同様に、私がアイゼンを正しく効かせられていないためです。次来るときはロープなしで下りられるよう、経験を積みます。

瘦せ尾根を下りる際、脆い雪面に足を置いてしまい、足を取られることがありました。雪質を判断してから足を置くという基本的なことができておらず、今回の反省点です。
また、気温上昇に伴い、下山時の方が雪が緩くなっていた為、踏み抜くことが多く疲れました。N山さんとK村さんの方が踏み抜きが少なかったことから、私は疲れてくると足の置き方や重心の置き方が雑になっているのだと思います。これも次回以降の課題です。

下山は高度感があって怖かった
急斜面は後ろ向きで下りる
西日に照らされる谷川岳

16:30ベースプラザ到着。帰りは、湯テルメ・谷川で汗を流してから、上毛高原駅近くの蕎麦屋・天丸さんで夕食をとりました。天丸さん、上毛高原駅近くに飲食店がほとんどない為か、新幹線利用客や地元の方で満席。そば・丼セット定食はボリューム満点で大満足。ご馳走様でした。
帰りも最後まで、中山さんに運転して頂きました。いつも、ありがとうございます。

山行を通して、天候に恵まれ、春を感じさせる谷川岳を満喫できました。岩の昇り降りや急雪面の下り方を勉強させて頂きました。次回は、後輩を連れて来れるように、引き続き経験を積ませていただきます。
N山さん、K村さん、今回は、私I澤のレベルアップ山行をご企画頂き、ありがとうございました!また、宜しくお願い致します!

磐梯山(会員山行)

メンバー:Y下さん、K村さん、H子さん(L)、I澤

日程:2024年3月16日(土)
裏磐梯スキー場登山口8:30-スキー場上部入山口9:05-磐梯山火口壁コル10:35-弘法清水小屋11:20-磐梯山山頂12:00-イエローフォール13:50-裏磐梯スキー場登山口14:45

桜の開花が待たれる3月中旬、磐梯山に行ってきました。強風の予報もありましたが、天候に恵まれ、気持ちの良い山行になりました。ご一緒させていただき、ありがとうございました!

8:30裏磐梯スキー場からスタート。駐車場は雪が少なく、地面が見えていました。スキー場上部入山口までリフトを利用している方もいましたが、私たちは歩きます。スキー場の左端を歩きます。

裏磐梯スキー場駐車場
裏磐梯スキー場

30分程でスキー場上部の入山口に到着。樹林帯を進みます。雪が少ないことに加え、入山者が多くトレースがしっかりついていたため、ワカンは最後まで使いませんでした。

スキー場上部入山口

しばらく進むと、雪原と磐梯山の火口壁が眼前に広がります。美しい景色に思わず足を止めます。雪原を歩きます。

磐梯山火口壁。この壁の向こうに磐梯山があるが、ここからは見えない。
岩肌と雪のコントラストが美しい

雪原歩きの次は、火口壁を登り、コルを目指します。途中でアイゼンを装着。気温が高かった為、斜面は凍っておらず、ステップもついていて、安全に登ることができました。コルに上がると、桧原湖、飯豊連峰がくっきり。

コルへ上がる最後の斜面
左から飯豊連峰、桧原湖、西吾妻山(蝶々形のグランデコスキー場)
櫛ヶ峰

コルから稜線を辿ると、今まで山の端に隠れていた磐梯山が姿を現します。美しさに息を吞むます。

磐梯山

しばらく歩くと、弘法清水小屋に到着。磐梯山を見上げます。

弘法清水小屋と磐梯山

山頂を目指して、最後の登りです。所々、凍っていたため、アイゼンを効かせます。時折、風か強く吹き、寒かったです。

山頂を目指す。雪の造形が美しい。

12:00登頂。風は強く寒かったですが、天気は快晴で、猪苗代湖、安達太良山、飯豊連峰がよく見えます。存分に景色を堪能しました。地元の方とお話もできました。この方、ホームセンターで売っているような普通のスパイク付長靴で登ってました。地元民強し。周辺の山のことなら何でも知っていて、勉強になりました。

飯豊連峰をバックに山頂にて記念撮影
地元の方に色々教えて頂きました
猪苗代湖
飯豊連峰

下山時、H子さんからお借りした尻ソリを使わせて頂きました。私はまだまだ下手くそですが、上手くなれば下山が楽になるだろうなと思いました。H子さん、ありがとうございました。
途中、イエローフォールを見に行きました。例年であれば、岩壁に付いた氷が黄色く染まっているそうですが、今回はかなり融解が進んでいたため、またの機会にお預けです。

山行日当日のイエローフォール
H子さんからご提供頂いた別日のイエローフォール

帰りは、H子さんにお勧め頂いた中ノ沢温泉の朝日屋旅館で汗を流しました。硫黄系・乳白色の温泉で、湯の華がごっそり沈んでいました。入浴後も、しばらく身体がポカポカ。
入浴後、朝日屋旅館の道路向いにある日乃出屋さんで天ぷらまんじゅうを食べました。天ぷらまんじゅうとは、(そのままでも美味しい)お饅頭を(さらに)天ぷらにしたものです。注文してから揚げてくれるスタイルで、熱々を頬張りました。餡子のたっぷり入ったお饅頭に、サクサクの衣。美味しかったです。

山行を通して、天気は快晴で風も弱く、雄大な磐梯山を満喫できました。
今回も連れて行って頂きましたが、なるべく早く、自分で計画から山行まで出来るよう、経験を積みます。Y下さん、K村さん、H子さん、ありがとうございました!

爺ヶ岳東尾根・鹿島槍ヶ岳(会員山行)

メンバー:Y下さん、N山さん(L)、I村さん、A木さん、I澤

日程:2024年2月23日(金)-25日(日)
2/23(金):鹿島山荘登山口8:50-爺ヶ岳中峰直下尾根上2,360m地点TS15:10
2/24(土):爺ヶ岳中峰直下尾根上2,360m地点TS5:55-爺ヶ岳中峰2,669m6:40-冷池山荘8:00
-布引山9:20-鹿島槍ヶ岳南峰2,889m10:30-爺ヶ岳中峰直下尾根上2,360m地点TS14:30
2/25(日):爺ヶ岳中峰直下尾根上2,360m地点TS7:00-鹿島山荘登山口10:10

爺ヶ岳東尾根・鹿島槍ヶ岳を2泊3日テン泊してきました。結果は、天候にも恵まれ、両山とも登頂することができました。

登山口に到着すると駐車場はほぼ満車。端の方になんとか停めることができました。
雪の降る中、8:50出発。数日前から降雪があって、ふかふかの雪を歩いていきます。

まずは尾根に上がる急登。息が切れます。斜面は雪がうっすらのっている程度で、地面が見えている所も。樹林帯を進みます。

尾根に上がる急登
樹林帯を進む

尾根に上がるとガスに覆われていました。風は弱かったです。尾根上を進みます。

尾根上はガスの中


嬉しいことに、徐々に天気は回復。時折、雲が切れます。爺ヶ岳中峰直下につながる最後の尾根は、痩せていて緊張感がありました。

痩せた尾根を行く

爺ヶ岳中峰直下の尾根に上がると、青空が覗きました。爺ヶ岳を見上げます。
2,360m地点で初日は終了。爺ヶ岳中峰直下の尾根上にテントを張りました。夕方になると、風が強まり寒かったです。
キャンプ地は眺望が素晴らしく、麓を見ると雲海に覆われていました。夜は雲がなくなり快晴。絶景です。

爺ヶ岳を見上げる
山麓は雲海に覆われていた
爺ヶ岳中峰

2日目は4時起床、5:55出発。天気は引き続き快晴で、朝焼けが美しかったです。歩き出して間もなく、テン場からそれほど離れていないハイマツ帯に2羽のライチョウがいました。A木さんとI澤で撮影を試みましたが、声を出したせいか、すぐに姿をくらましました。残念…。
爺ヶ岳中峰直下を登ります。程よく凍っていて歩き易かったです。

爺ヶ岳中峰を目指す
富士山がくっきり見えていた

6:40爺ヶ岳中峰登頂。

爺ヶ岳中峰山頂にて
爺ヶ岳中峰山頂からの眺望

鹿島槍ヶ岳を目指します。冷池山荘、布引山と経由。雪が少なく、ラッセルはありませんでした。布引山を越えたあたりで、N山さんのアイゼンの樹脂部分が破断してしまいましたが、シュリンゲを使い迅速に補修。さすがの対応力でした。10:30鹿島槍ヶ岳南峰登頂。

剣岳
冷池山荘、布引山、鹿島槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳を見上げる
鹿島槍ヶ岳山頂にて
五竜岳方面

爺ヶ岳中峰からテント場への下りが、景色が抜けているせいか、気温が高く雪が緩かったせいか、怖かったです。

爺ヶ岳からテント場への下り

2日目夜は宴会。泡盛にテキーラ、焼酎と、楽しい夜でした。

3日目はテント撤収して下山のみ。まずは痩せた尾根を降ります。念の為、ハーネスを装着。慎重に降りました。
1時間半程下山したところで、悲しい出来事が。ピッケルを仕舞い、ストックに変えようとした時、I澤は気付きました。ストックをテン場に忘れてきたことを。I村さんのストックを1本お借りして、下山。I村さんありがとうございました。忘れ物の確認はしっかりとしないといけないですね。反省です。
下山工程最後、尾根から登山口へ降りる急斜面。ここが辛かったです。体重と荷物、3日間の疲労が、大腿四頭筋にのしかかります。太ももがプルプルしました。まだまだ修行が必要です。

下山後、湯けむり屋敷・薬師の湯で汗を流しました。

(余談ですが、埼玉県に帰還して解散する際、I澤の車のバッテリーが上がっており、N山さんに助けていただきました。ルームランプの消し忘れが原因でしょうか。皆様、ご迷惑をおかけしました!)