苦土川大沢左俣~井戸沢下降

令和8年8月1日(土)

メンバー Y(L) K(記録)

07:00 ~ 大沢遡行 ~ 井戸沢下降

何度も訪れている井戸沢を下降に利用する沢があるので行ってみませんかとYさんから誘っていただき大沢に行ってきました。途中左俣と右俣の分岐があるようで今回は左俣を遡行しました。

深山林道のゲートから少し戻った橋を渡り、最後の堰堤まで林道歩き
しばらくゴーロ歩きの後に出てくる滝
20M大滝は左のルンゼから途中水流にトラバース。Y氏リードでルンゼから水流に入る所がちょいと緊張します。
左俣に入るとスラブ滝や登れる滝が連続します。ラバーソールで概ね問題なく登ることができます。
40M大滝?もっと乾いた岩と思っていましたが、水流がしっかりありました。

この後も水流が途切れることもなく続きます。藪のトンネルなどがあり先が心配になってもまた視野が開けます。腰下程度の藪を漕ぎほどなく登山道に出ます。

1792から流石山の間から井戸沢源頭部に下降を開始。クライムダウンと3回の懸垂下降で無事下山です。

今回天候は曇りで気温も低めだったので積極的に水と戯れることはできませんでしたが、開けた沢できれいな沢でした。井戸沢遡行では峠沢、中の沢下降や登山道で三斗小屋宿経由で下山に時間が掛かりましたが井戸沢下降をすることで時間は短縮できると思います。

葛野川深入沢

日程 2026年7月26日(日)
メンバー A木(L、記録)、Y内

Y内さんとお手軽日帰り沢として紹介されている深入沢に行ってきました。

深城ダム付近、深入橋脇から入渓点に向かう。崩壊気味の作業道?は落ち葉の積もった急傾斜。さらに前日の雨でとてもよく滑る。もう死ぬんではないかと、ビビリながら慎重に入渓。

橋の横から入渓…階段は抜け落ちて結構な間隔に。


入渓すると、すぐさま立派な滝に到着。
トポには「釜深い」と短いコメント。試しに釜に入ってみたら、ドボン!まったく足がつかない。え、なにこれ。心なしか引き込むような流れも・・本日2回目の死を意識する瞬間でした。滝も登ろうと思いましたが結構難しく、さっきの釜ダメージもあったので素直に右岸から巻きました。

激深の釜にハマってうなだれているように見える


しばらくは平和なナメ・・とおもいきや現れたのはいかにもヌメリそうな大滝しかも逆相気味だ。
ラバー靴の私が躊躇していると、「あ、オレいきますよ」とY内さんがロープを結び始める。
やる気だ。
私は素直に持参してきたカムを全弾お渡しし、リードをお任せする。
予想どおり、悪い&ぬめる…カムを要所でキメながら進むが、落ち口付近が本当に悪い様子。

厳しいコンディションにm時間をかけながら慎重にY内さんがトップアウト。会長の気迫あふれる漢気クライミングであった。

会長の漢気シャワークライム。ヌメと泥との戦いを制し、見事完登。さすがでした。


その後の滝は程よい難易度。

サクサクと登っていくうちに雲行きが怪しくなる。
ちょっと例の大滝登攀で時間をつかったこともあり、予定地より少し手前で右手の尾根上を目指して詰めあがることに。


急斜面をあえぎながら、なんとか尾根に出て下山開始。遠くに聞こえる雷鳴が徐々に迫る中、スタコラと尾根筋を下って下山。雨にもちょうど打たれずラッキーでした。

下山後、ひさしぶりに小菅の湯に訪問。
沢→♨のゴールデンルートを満喫して、今回の山行は無事終了となりました。
連絡先のT嶋さん、ありがとうございました。





クドレ沢左俣(会山行)

2026年7月11日(土)

メンバー:Y内、A木、I村、S木(SL)、T嶋(L)

8:10神戸岩駐車場 - 8:25入渓 - 10:40徳兵衛滝 - 14:30神戸岩駐車場

6月会山行は沢登り。行先は直前にT橋さんが骨折されてしまったという、いわくつき(?)のルートであるクドレ沢左俣に行くことにしました。

さらっと行先が決まりましたが、2級沢だ~~~と個人的に沢どころか登山自体が久々になってしまっていたため、大丈夫だろうかと不安いっぱいで当日を迎えました。

神戸岩駐車場はちゃんと整備されており、トイレもきれいな水洗でした。(帰りに気づきましたが、わりと来訪者のいる観光スポットだったようです。)

スタートは岩をくりぬいたような作業道?を歩き、プチ下の廊下気分を味わえます。

入渓地点

全体的にあまり人が入っていない沢のようで、目立つ踏み跡もなく、SLのS木さんに蜘蛛の巣と藪をかき分けてもらいながら進みます。

右俣との分岐を過ぎるまではそこまで高低差を感じないルートで、水の冷たさを味わいながらちょこちょこ出てくる小滝を気持ちよく遡行できました。

途中とんでもないサイズのミミズに遭遇。これは本当にミミズなのか……?

徳兵衛滝が奥にちらりと見えるところからしっかりとした高さのある滝が出てきたためロープを出して、Y内さんにリードしてもらいます。

続く3m幅広くの字滝(おそらく)、きもちのいいシャワークライム。

徳兵衛滝は奥多摩にもこんな大きな滝があるのかと驚くような、しっかりと高さのあるかっこいい滝でした!徳兵衛滝の前で休憩を取った後に、今回は一番左の中岩沢へ入ります。

男性陣は突っ張りながらかっこよく登っていきます

今回の遡行でメインとなったチムニー滝。しっかりとした水量がありますが、リードのA木さんはじめ皆さんイケイケでど真ん中を責めます。T嶋も真似するも速攻で手が冷えてあっという間に1回落ちて、左から登り直ししました。しっかりと2級だ~~~と実感させてくれる滝でした🥲

これを超えると水量ががくりと減り、巻いているうちに気づけばツメに入っていました。

このツメがやわらかい急斜面、浮石多数、脆い立木と、きついきつい……。シャワークライムで冷えた体が一瞬で汗だくになりました。一回登山道に上がれたらいいな~と思っておりましたがそこまで登る気力も残っておらず。途中からトラバースして作業道らしい踏み跡に入り、下山となりました。

下山の支尾根は、あらかじめ間違えそうだな~と予習しておいた二股でしっかりと間違え(これがまた間違えているはずがないと思えるほど、きれいな尾根でした)、少々登り返したりしながらの下山となりました。地図確認、大事。

入渓時に気づかなかったかわいい標識

シーズン1発目の沢登り、無事沢の気持ちよさとツメのしんどさをこれでもかと思い出させていただく山行となりました。

ご一緒させていただいた皆さん、緊急連絡先をお引き受けいただいたT橋さん、ありがとうございました!

龍王岳東尾根・雄山南陵(会員山行)

日時:2026年4月25日(土)~4月26日(日)

メンバー:T橋さん(L)、T嶋(記録)

1日目:9:15室堂ターミナルー10:10一ノ越山荘-11:00東尾根取りつき-12:30龍王岳-14:00一ノ越山荘

2日目:7:50一ノ越山荘-8:30南陵尾根-10:30雄山-12:30室堂ターミナル

T橋さんに1人分空きがあるよとお誘いいただき、初の春(の)立(山)へ行ってきました。前日深夜に埼玉を出発し、扇沢で仮眠をとってアルペンルートへ。チケット売り場は当日券まちの人たちで長蛇の列です。チケットをご購入いただいていたことに感謝しながら乗り場へ上がると、そこにもびっくりするほどの人が……。観光7、スキー2、登山1くらいでしょうか、想像以上の盛況ぶりです。

室堂ターミナルにてT橋さんが情報収集したところ、やはり今年は小雪とのこと。たしかに外に出ると少ない?しかし水場が埋まって見えないくらいには雪がしっかりありました!

暑さといきなりの高所にぜえぜえしながらまずは一ノ越山荘へ。当初は2日目に龍王岳を予定しておりましたが、お天気もよかったので山荘に荷物を預け、初日に登ってしまうことに。

晴天の週末、たくさんの人が入っているのか、とりつきまでのトレースは明瞭でした。

トレースをたどって取り付きへ
取りつきが一番難しかった

T橋さんに先行してもらい、アドバイスをもらいながら登っていきます。最初の大岩はまごついたため念のためお助けを垂らしていただきましたが、(時折雪面に逃げたりしつつも)最後までフリーでいくことができました。

前半、少し怖そうなリッジ

開けた明瞭な尾根をちょっとずつ詰めていくため、ずっと気持ちがよくて景色もいい!これは人気なルートなのも納得です。

後半に2か所急な雪壁があり、雪が緩んでいるので慎重に
時折岩パートでも先行チャレンジさせていただく

後半に2回急な雪壁を詰めたら山頂です。時間に余裕をもって山頂に到着できたので、ゆっくりと山座特定しながら景色を楽しむことができました。

お天気よすぎてものすごい数の写真を撮っていました
真横からみた東尾根は思ったよりも急!

余談ですが、下山後に小屋の前でのんびり🍺タイムをしていると、下山中にすれ違った山ボードのお兄さんが一本滑り終えて小屋まで登り返してきました。このお兄さん、只者ではなくなんと約1ヶ月ほど雷鳥沢にテントを張って滞在している最中だとか。掘れば掘るほどやばいエピソードが出てくる出てくる。間違いなく今まで出会った山屋さんの中で一番狂っていらっしゃいました(褒め言葉)。

お兄さんと記念撮影
山荘からの日没。なお日の出は完全に忘れていました。

2日目は雄山南陵。T橋さんから聞いて初めて知ったルートでしたが、ネット上にもほとんど記録が落ちていないレアルートです。

南陵ルート概念図

はじめはトラバースしながら下降。朝型でカチカチではありましたが、左側には複数の雪崩れた後があるため間隔をあけてできる限りそそくさと通過し、きついトラバースを避けるように尾根に寄っていきます。しかし気づくと南陵ルートの半分程度のところで尾根に上がってしまいました。が、雄山南陵ショートver.ということでよしとしました。

小雪なこともあり藪漕ぎがすごいだろうことを覚悟していましたが、そこまでハイ松も伸びておらず、籔の上をふわふわと快適に登っていきます。

南陵をのぼっていて気づきましたが、龍王岳は本当に竜が空に飛んで行っているかのような姿をしていてものすごくかっこいい!!

途中で白い雷鳥さんにも会えました
ハイ松・雪・岩が交互にでてくる

たどり着いた雄山山頂は登山者とスキヤーでにぎわっていました。ちなみにロープをつないでいたパーティーは雄山第2尾根というルートをのぼってきたそうで、知らないだけで雄山にもいろんなバリエーションルートがあるんだなと勉強になりました。

この日も快晴

この日ものんびり山頂を堪能してから、一ノ越まで降りて荷物を回収し、室堂ターミナルから帰路につきました。

雪の大谷、ではなく雪の回廊とのこと。十分高い!
大好物の黒部ダムカレー

2日間バリエーションルートを歩くことができ、特に龍王は岩あり雪壁ありで終始たのしい~~~と笑顔になってしまうような大変気持ちのよいルートでした。(そして個人的にも怖い、というよりは楽しい!という気持ちで登れたことが大変うれしかったです😂)

お誘いいただいたT橋さん、緊急連絡先お引き受けくださったY内さん、ありがとうございました!

那須 朝日岳・東南稜(会員山行)

メンバー:Y(L)、S(記録)

2026年3月15日

日帰りで初めての雪山バリエーションに行きました。といっても、雪は期待していなくて、ほとんど岩登りかなと思っていましたが、思っていた以上にまだ雪がありました。

はじめからアイゼンをつけ、この番号4番の手前から右に入り、

目の前の朝日岳を直登しました。

登はじめは雪はなく、岩とガレ場でした。

1箇所懸垂で降りるところがあり、上に行くにつれて雪が残っていて、ミックスの雪景色が見れました!

山頂まで行くとエビの尻尾がまだこんなに🦐

山頂ではガスも抜けてくれて、きれいな茶臼岳が目の前に⛰️ 絵みたい! 那須岳はいつ来てもキレイな山でした♪

またガスってきたので、帰りはおとなしくてくてくと下山しました。

下山後、時間に余裕があったので、ピッケルの持ち方いろいろを教えていただき、

鹿の湯で46℃のお湯に浸かって温まって帰りました♨️

キレイな景もみれて、ルンルンな山行となりました♪

ロープウェイは3月20日からみたい。   

標高が低いから、雪解けも早いのかな❄️

計画を立ててくださったリーダーのYさん、緊急連絡先を引き受けてくださったHさん、ありがとうございました。

【SMSCA主催】積雪期登山講習会

2/14日~15日 泊まり参加 F王寺・T嶋

2/15日 日帰り参加 Y内、S方

お噂はかねがね聞いております……な雲海閣へお泊りし、一泊二日でSMSCA主催の積雪期登山講習会に参加してきました。

初日渋滞を警戒して早めに埼玉を出たところ、大分早く宿についてしまい。宿に入ると、ご主人がお風呂入ってもらっても大丈夫ですよ~とのありがたいお言葉をいただき、まさかの講習前に朝風呂入ることに。

何が貼ってあるのか、あまり凝視してはいけない宿の入口

たっぷりとした前情報を仕入れていたので、びっくりするというよりも笑いながらお風呂まで進みます。温泉はパワーがあり、大変いいお湯でした。(結局滞在中5回くらいお風呂入りました)

滑落停止訓練をするため、みんなで斜面づくり。

初日はちょっとしたトラブルもあり、大丸駐車場から那須ロープウェイ山麓駅方面へ進んだ途中の斜面へ移動しながら、基本的な雪山知識~雪山の歩き方~滑落停止訓練を実施しました。滑落停止はF王寺さんと斜面増設しながら飽きるまで滑って反復練習。

夕方は宿に戻りロープワークの復讐を。座学が終わり入浴を済ませると、皆様おまちかねの宴会タイムです。講師N村シェフのほうれん草と地元ブランド豚のしゃぶしゃぶがとてもおいしくて感動しました。家でもやろう。その後も皆でわいわいと楽しい宴会となったようです(T嶋早々にダウンし気づいたら部屋で寝てました、すみません;;)

2日目、Y内さんとS方さんが合流して、歩きながら適当な笹薮を見つけると訓練開始です。

藪を使ってイワシで支点を取る方法。1か所でなく、何か所かで支点を作ると安全度が増す。さらにシュリンゲを根本に1本増やすことでぶれにくく。

S方さんが15キロになって自己脱出の練習中。

次にスタンディングアックスビレイ。ちなみにアックスでなく、土嚢袋を使っての支点構築の仕方を教わりました。雪山行くなら何枚かザックにいれておくと便利ですね。スノーバーはTバーが一番強度高いとのこと。その後の自己脱出は秋の講習でやったはずが、支点が地面になると????となってしまい、しっかり復習をしなければと反省いたしました。

午後に宿に戻って閉校式を実施し、解散となりました。

今回驚いたのは、外部の方にも宣伝して参加を募り、一般の方が2名参加されていたことです。ヤマケイ経由でSNSを見て参加されたとのこと。こうやって広く山岳会に所属していない方にも雪山技術を学べる場を提供しているのは素晴らしい取り組みだなあとびっくりしました。お二人とも雪山ほとんど初めてくらいだったようですが、真剣に、時に楽しそうに参加してらっしゃり、雪山ってたのしいよね~~~😊と私も初々しい気持ちになって帰ってきました。

SMSCA講師陣の皆様、ありがとうございました!

仙丈ケ岳(撤退)

日時:2026年2月9日(月)~2月10日(火)

メンバー:N山さん(気象)、F王寺さん、T嶋(L/記録)

1日目:8:50柏木登山口駐車場‐16:00松峰小屋付近2050mTS

2日目:4:10松峰小屋‐9:30 2,800m‐12:30TS撤収‐17:45柏木登山口駐車場

何のきっかけだったか、年末冬合宿の際にN山さんに雪山付き合ってもらう券を入手したのでどこに付き合ってもらおうか楽しみに考えておりました。が、いかんせん圧倒的運動不足のため、ガチャやロープをしっかり持っていかないといけないところは今は無理だな……と思案。

休みをとれるタイミングがおりしも寒波襲来直後のため、ラッセルきつくなりそうな北アルプスもしんどい。ということで、行先はまだ降雪がマシであろう南アルプスの仙丈ケ岳地蔵尾根に決定。厳冬期の地蔵尾根2年ぶり2度目のチャレンジとなりました。

新しい駐車場は広々!

以前は登山口横に数台止められるだけだった柏木登山口ですが、おそらく地域の方が土地を解放してくださったようで、広くて止めやすい駐車場になっていました。平日山行のため人全然いないかもなと思っておりましたが、到着してびっくり、車がめっちゃ止まっている。ノーラッセルの万歳三唱してスタートです。

新雪がきれい

最初は緩やかな登りから始まり、徐々によいペースで標高をあげていきます。が、1800まで到着してから一転して、平坦な道に。歩いても歩いても標高が上がらない。平坦とはいえ、雪があるためサクサクも歩けない。じりじりと体力が削られる行程が続きました。

きれいだけど、ぎょっとする遠さ。

ペースが落ちてきてこれは当初予定していた2,400mまで上がることは無理だろうと判断。松峰小屋周辺はうっそうとした樹林帯で尾根幅はあるが幕営には不向き。もう少し下で張る方がいいか……?とも考えましたが、N山さんより松峰小屋のところ張れると言われて、たしかにスペースあった!と思い出しました。一度歩いた道を覚えておくこと、大事ですね……。

松峰小屋周辺は倒木の多い樹林帯でしたが、幸い小屋からすぐのところにテントを張れそうなスペースを見つけることができました。

テント張っている最中に横を5~6名の団体さんが下山。なんとこの日入っていた方はみなさん日帰りだったようで、とんでもない健脚揃いだなとびっくりしました。トレースありがとうございます🙇‍♀️

テント入ると全員ぐったりし、(なんとF王寺さんがビール1本しか飲まずに!)さっさと水作りをして早々に就寝しました。

なお幕営地は電波がないところでしたが、スマホを見ると少し前に変えたiPhone16に「SOS通信を使用しますか?」の文字が。タップしてみるとSMSの画面が開き、端末を空に向けてくださいとの指示に従うと、衛星通信を利用して家族とLINEよりちょっとゆっくりくらいの速度でメッセージのやり取りすることができました。日本雪崩ネットワークの剱の事故調査にもauスターリンクよりiPhoneのSOSの方が早かったと見られる記載があり、これは沢など電波が皆無な場所でとても有用な機能だと思いますので、いざという時に慌てないためにもiPhoneの方はぜひ電波ないとこいったら試しておいてみてください。(キャリアも関係ある??ドコモのahamoです)

2日目。予定より標高を上げられなかったため2時半起床、4時出発、10時をリミットとして18時下山の予定で出発です。

幕営地からしばらく行くと、今度はがんがんに標高を上げていく急登が続きます。前回来た時にテントを張った2,400mまで幕営適地は見つけられなったため、昨日無理に先に進まなくてよかったです。

しかし2日目もなかなか思うように進みません。とりあえずリミットまでいけるところまでを目標に進みます。強風でトレースが消えた2,600の雪壁をのぼって、ようやく稜線に出たのは9時少し前でした。景色がやっと開けてテンションは上がりましたが、思ったよりも風が強く、雪煙がびゅうびゅうの稜線(予報より悪化した?)。

北アルプスまでくっきり

山頂は見えていますが、まだ200m以上の登りが残っています。進むだけ進みましたが、とりわけ風が強い場所まできて、撤退としました。(前回来た時より100mくらいは先に進めたので、進歩したということにします!)

吹きすさぶ雪煙
N山さん動画ありがとうございました🙇‍♀️

ここからのテントまでの戻りも下りなのに辛く、休み休み。テント撤収後も休み休み。

体力が落ちているとはいえ、前回来た時はここまでしんどかった記憶はないぞ??とN山さんに確認したら、下は雪全然なかったとのこと。ラッセルしなくて済んだとはいえ、やはり雪のあるなしは大きかったです。(とはいえ2月と考えたら全然雪も少ないそうらしいですが)

休み休み、18時少し前に、ぎりぎりヘッデンを使うことなく駐車場まで戻ることができました。2日目の行動時間約14時間、運動不足の身体にはなかなか堪えました……。

そのまま諏訪の温泉に直行し、冷えた体を温めて、休憩してから埼玉へと帰宅しました。

前回の厳冬期地蔵尾根は(登頂できなかったとはいえ)ここまで辛かった記憶はなく、体力が落ちていることを痛感するとともに、この行程に一緒に行ってくれるN山さんF王寺さん冷静に考えるとすごいな~と感謝しきりです。

N山さんF王寺さん、緊急連絡先お引き受けくださったY内さん、ありがとうございました!(次はI澤さん一緒に行こうね~!)

金ヶ窪沢アイスクライミング

日時:2026年2月8日(日)

メンバー:I村さん(L)、Y内さん、T嶋

場所:三つ峠、金ヶ窪沢

今季タイミングを逃してしまいT嶋は1回もアイスクライミングの練習ができず、反復練習ができる場所がいいだろうということで金ヶ窪沢を選んでいただきました。

登山口に到着すると小雪が舞っていましたが、予報だと回復傾向でそのうちやむだろうと楽観的な気持ちで出発。

取りつきで若干迷子になったものの、無事金ヶ窪沢を発見しました。

寝ている滝だったという情報をもとに、小滝を巻いてまずは大滝まで。それほど立っておらず、氷も柔らかいためアックスもよく刺さり、楽しく登れます。何本か下部で練習した後、I村さんリードで一番上まで。

雪がついており雪をかき分けかき分けとなり、アイスクライミングとしてはあまりよい状態ではなかったかもしれませんが、逆にそれが楽しい……。たのしーと思いながら雪をかき分けているうちに、滝のトップまで到着しました。

夏だったらこの大滝登れただろうかと思うと、滝に登れてしまうアイスってすごい。

懸垂でおりた後は下の堰堤に移動して練習します。堰堤の方が氷が固く、アックスが全然刺さらず、大変いい練習になりました……。

腕が限界となってきた頃に切り上げ、ふと携帯を見るとF王寺さんからあちこち通行止めだよとの連絡が入ってきており、まじかーと思いながら急いで下山。

結局中央道がほぼ通れず、ぐるっと奥多摩方面から回っての帰宅となりました。

長距離の運転してくださったI村さん、連絡先お引き受けいただいたI澤さん、ありがとうございました🙇‍♀️

2025 冬合宿Part2(赤岳)

山行日程:12月29日(月)~31日(水)

メンバー :赤岳₋横岳-硫黄岳縦走チーム I村さん(L)、O滝さん(装備)、S方(記録)

:阿弥陀岳北稜チーム T橋さん(L)、S木さん(記録)

ベースキャンプ:八ヶ岳 赤岳鉱泉

赤岳鉱泉をベースに、私達のパーティーは赤岳を登りました。

美ノ戸山荘でチェーンを履かせ、美ノ戸林道にツッコミました。  前にはまったことがあるからドキドキだったけど、さすがI村さん!無事に赤岳山荘に到着できました!

荷物を割振りして、重ーいザックを背負って、肩が無くなりそうになりながら、でも肩はちゃんとくっついたまま赤岳鉱泉に到着しました。

2日目は天気が崩れる予報なので、テントを設営したらそのまま登る案も出ましたが、重い荷物で少々疲れが出ていたため、予定通り2日目に登ることにして、I日目はアイスキャンディで練習になりました。

そして夜は酒盛り♪ 想像以上のご馳走にびっくりしながらお酒がすすみました♪ おかげさまで美味しいもの覚えました♪

朝起きるとやっぱりこんな風にどんより曇り空。いそいそと支度をしていざ出発!

行者小屋の先の分岐でお互いのの健闘を祈りそれぞれの道へ。

まだ平和な樹林達が続き、上はどうなっているんだろうと想像しながら、行けるとろまで行こうと進みました。  だんだん木が少なくなり、風も強くなり、装備をを整えて進みました。 撤退していくパーティーもちらほら。 それでも、風速22メートルの予報ほどは感じられず、岩たちが私達を守ってくれました。

途中1箇所道を確認した場所以外は迷うことなく無事に登頂! 強めのハグで登頂の喜びを分かち合いました✨🫶

Screenshot

下山の岩場を抜けたら楽々、無事にベースキャンプへ戻ってきました。

小屋で温まって、夕飯はまたまた美味しいモツ煮うどん♪ みんなでパックして整えて、3日目もアイスキャンディで練習しました!

今シーズンの登り始め。 疲れかが出た時こそフォームに気をつけた方が楽に登れるのに…修行が足りない。

今回の合宿は私にとっては初めての厳冬期テント泊でした。テントでの過ごし方や諸々、たくさんの学びや体験がありました。ご指導いただきありがとうございました。そして計画してくださり、美味しいご飯の計画までありがとうございました。  良い登り納め、シーズン始めとなりました。

今年も宜しくお願い致します😊

冬合宿 茂倉岳(撤退)

日時:2025年12月27日(土)~12月28日(日)

メンバー:N山さん、F王寺さん、Y内さん、I澤さん(SL)、T嶋(L/記録)

1日目:9:30駐車場ー10:45茂倉新道登山口ー15:30 P1,200mTS(幕営) 

2日目:6:30TS-8:45矢場の頭-13:15駐車場

【訂正】下山報告で「登山口よりラッセル」と報告させていただきましたが、正しくは駐車場からラッセルでした。謹んで訂正させていただきます。

合宿1チーム目は行き先をどこにするかで無い知恵を絞り悩んでおりましたが、F王寺さんが提案してくださった茂倉岳~蓬新道の周回コースが魅力的すぎて行先は決定。しかし前日に関越道での大事故発生のニュースが。まず登山口までたどりつけるだろうかとドキドキしながらのスタートとなりました。

当日、関越は月夜野~水上インター間が通行止めとなっていたため、途中から下道に降りて向かうことに。

Google先生によると安全登山の広場という場所にある駐車場まで除雪が入っていたため、その手前に車を止めてスタートです。(年によってどこまで除雪が入っているか違うようでした。)

N山さんが除雪終了地点の様子を伺い、スタートからもうワカン装着することが決定。

先陣切って出発してしまうN山さんY内さんを慌てて追いかける

道は見事なまでのノートレース。みんなで交代しながら、まずは登山口を目指します。

深いところはすでに膝上、笑ってしまうような積雪量

そしてCT30分弱の登山口に辿りついたのは約1時間後のことでした。この時点で本日の幕営地として当初予定していた茂倉避難小屋までは無理だろうと悟り、せめて矢場の頭くらいまでは行きたいと思っておりましたが……。

ようやく山に入り、本格的なラッセルがスタートします。

またしても先頭切ってくれる先輩方

茂倉新道の前半は比較的広い尾根のため危険さは感じませんでしたが、その代わりルーファイが難しい。基本的には登山道がついている(はず)なので、その上を見つけられれば藪に邪魔されることなくスムーズラッセルできます。(とわかっていても間違える)

T嶋がルーファイミスりI澤さんが復旧してくれているところ
幕営装備が重いため、基本的にトップは空身でラッセルしますが
そのまま進むI澤さん、素晴らしいパワー👏

真っ白な道をひたすらラッセル、進んでも進んでもラッセル、とにかくラッセル。ラッセルしてザックを回収に戻り、ザック分重くなった体でまた来た道を戻る……。

最初は一番にトレースをつけられることに喜びもありましたが、数時間後にはみんなぐったりとしていました。13時過ぎには矢場の頭も無理だと判断し、おそらく1,200mあたりの等高線が緩やかになっている場所なら幕営できるだろうとあたりをつけて、ひらすらそこまで頑張ります。

適地を見つけた後は整地もほどほどに(したため夜にえらい目にあいましたが)、エリカちゃんに転がり込みました。

プチブームの豚汁うどんで暖を取る
おそらく夜通し復旧作業中だったであろう関越道が天の川のようでした。

2日目。4時半に起床し、6時半に出発。この日は荷物を最小限に抑え、まずは矢場の頭を目指します。

1日目と違い、尾根は細くなり、樹木の上を縫うように歩くラッセルが続きます。変なところを歩くと雪を崩して滑落してしまいそうな気がしてルーファイに悩み、先輩方にアドバイスをいただきながら進みました。

予報では高気圧が張り出してきてそろそろ晴れる時間帯だと思っておりましたが、回復が遅れているようで視界はあまりなく。それでもうっすらと矢場の頭らしきピークが見えました。

最後の山頂直下の斜面はここまでで1番の急登でしたが、先頭をラッセルしてくれたI澤さんが早い早い……!!先頭を代わろうと慌てて追いかけましたが、まったく追いつけずに矢場の頭に到着しました。

時刻は9時、ここまで300mを登るのに2時間半。茂倉まではまだ高低差500mはあります。昨日よりは各段にスムーズに進んだとはいえ、ここで撤退することにしました。

記念撮影をして下山を開始します。細尾根は岩や木の根が出ておりワカンでは危険な箇所もあったため、安全のため途中でピッケルとアイゼンにチェンジして下山しました。

テント撤収後は深い雪に沈んで怪我をしないようにとゆっくりめに下山しましたが、それでもあの苦労はなんだったのだろうかと驚くような速さ。途中でソロで上がってきたお兄さんとスライドしたため、ラッセル頑張ってくださいと半ば野次のようなエールを送り見送りました。

登山あるある、おりたら晴れてくるやつ
初日は全面雪で埋まっていた林道も、地面が出ていました

駐車場に戻ってニュースを確認すると、ちょうど30分ほど前に関越道の通行止めが解除されたとのこと。ということでそのまま湯沢の岩の湯で温まり、帰りは関越で帰ることができました。

予定していた蓬新道周回どころか茂倉岳にも届きませんでしたが、帰りの車窓から見えた茂倉岳は驚くほど白く大きく、これには適わないな~!と清々しい気持ちで帰路についた山行でした。

メンバーの皆様、緊急連絡先を引き受けてくださったI村さん、ありがとうございました!

(なお帰りの関越は、(途中のPAにがれきの山が積んであったこと以外は)そんな大事故があったとは思えないほど平常運転でした。夜通し復旧作業にあたってくださった関係者の方に感謝がつきません。)