浦和溪稜山岳会について

ごあいさつ

浦和溪稜山岳会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当会は埼玉県さいたま市浦和区を拠点とする社会人山岳会です。

このページでは活動や歴史・理念や方針を紹介いたします。

1.活動

山行

  • 合宿山行  : 春・夏・冬の年3回、会員全員で計画して行く長期山行
  • 会山行   : 月1回、会員全員で計画して行く日帰りや宿泊山行
  • 会活動   : 加盟団体主催への参加は会山行扱い
  • 会員山行  : 会員同士または会員単独で計画して行く山行
  • 個人山行  : 会員外と計画し、会が関与できない山行

これらの山行で、縦走・沢登り・岩登り・雪山・アイスクライミングなど多岐にわたる本チャン山行、訓練山行を楽しんでいます。

集会     月に1回以上の集会を原則全員参加で開催

  • 山行報告と山行計画
  • 地図読みや気象判断・応急処置・装備点検などの研修
  • 情報交換と共有・協議・意思決定そして親睦

加盟団体  埼玉県山岳・スポーツクライミング協会(SMSCA)

  • 登山技術と遭難対策の向上・指導者資格取得に関わる講習会・研修会への参加
  • 自然保護、海外登山、高所登山、医科学、競技などの事業への参加・情報収集

遭難対策  次の通り可能な限り強化に努めています

  • 予防対策 : 年間計画による訓練・研修山行
  • 事故対策 : 年間計画による遭難対策訓練
  • 日本山岳共済会とココヘリに全員加入
  • 当会独自の遭対金積み立て  あり
  • JSPOスポーツ指導者(山岳コーチ) 在籍
  • 計画の事前承認
  • 準会員制度        あり
  • 救援・救助体制      あり
  • 過去トラブル集計・まとめ あり

過去トラブル (遭難事故)

  • 死亡事故   0件
  • 準会員ケガ  0件
  • 会外の組織救助を必要とした事故          2件
  • セルフレスキュー後、ヘリ・救急車に収容した事故  5件
  • 怪我はあるが自力下山し病院へいった事故      7件
  • ケガは無いが山行を打切り下山した事故       7件

2.歴史

昭和31年(1956年)12月8日に浦和市立高校山岳部OBGが集まり『溪稜山岳会』と称して発足し、昭和38年4月に『浦和溪稜山岳会』と改称し、同年6月にOB会から一般社会人山岳会となり、70年を迎えようとしています。

3.理念・方針

当会会則は創立当初より、理念・方針を前文に掲示し、本則で山岳会目的とそれを達成するための事業を定め、ぶれない活動を心がけています。

  • 前文

当会は安全登山を第一に遭難防止を心がけ、岩、沢、雪山、氷壁、縦走と四季を通したオールラウンドな山行を基本方針とし、それを実践していく過程において“より高く”、“より困難”を目標にパーティの実力に応じた山行を基本とする。

また、当会はザイルパートナーを求める同人組織とは違い、より深い組織的なつながりを基本とし、経験者は山で学んだ技術と知識を後輩に伝授することに努めるものとする。

  • 山岳会目的

登山活動を通じ心身の鍛錬・人間性の高揚ならびに登山技術の向上を図り、もって会員相互の親睦を深め、健全なる社会人を育成することを目的とする。

  • 事業
  1. 年間計画に基づく活動
  2. 登山技術および山に関する研究
  3. 広報および関係出版物の発行に関すること
  4. 遭難予防および対策・指導者の育成に関すること
  5. 会員相互の親睦
  6. その他、本会目的に必要な事業

以下、本則省略

登山は一人で行うには限界があり、仲間を募り、育て、組織を組み、統率のとれた行動をとることにより、より安全で、より高度な山行を行っていこうとするところに、山岳会を組織する意義があります。

新人を募集し、指導し、山行を通じて自立した一人前の山やに育て上げる。そして、さらに彼らを優秀なリーダや指導者に育て、後継者とし、次の新しい世代に引き継いでいくという先輩・後輩の間での積極的な伝授の輪廻を続けることが山岳会の目指す姿です。山岳会に入るということは、自らの意思で伝授の輪廻に加わり、最初はダメでもやがて山岳会を背負い貢献していくという気持ちを持ち続けることが必要です。それが無償の奉仕で伝授してくれた先輩への恩返しであったり、後輩へ伝授したことが巡りめぐって自分に還ってくることでさらなる高みを目指すことができたり、あるいは長きにわたり山に登り続けることができるようになるのです。

このため当会において信頼関係構築は最重要であるため、本会の理念・方針と異なる考えの方の入会はご遠慮願っております。当会はガチの山岳会です。