梅雨の晴れ間の浅間連山

日程:2022年6月10日(金)

メンバー:K子・G郎OB・A紀(記)

例年より早く梅雨入りした2022年の6月。皆の都合が合うのは6月10日のみ。梅雨らしい天候不良の日々が続く中、第一候補の山が見事好天予報!ということで、浅間連山へ。池の平湿原&東篭ノ登山・西篭ノ登山・水ノ塔山と花の縦走を楽しんできました。

コース:池の平湿原入口→ぐるっと湿原1周→三方ヶ峰→コマクサ園→池の平湿原入口→東篭ノ登山→西篭ノ登山→東篭ノ登山→水ノ塔山→高峰温泉

池の平駐車場に車を停めて、湿原へ出発!池の平湿原は浅間山の噴火によりできた湿原。
入場は7:00からのところ、係の方のご厚意で7:00前に入場でき、湿原に1番乗り!さらに貸切です
自宅からここまで来る道中は、曇り→霧→雨→晴れと目まぐるしい天気の変化。さすが梅雨の天候。下界は晴れていたので期待して来てみたら湿原は霧の中。でもこれも幻想的で素敵です
鏡池。残念ながら何も映らず…。レンゲツツジが開花とのことですが、まだチラホラ
湿原を抜けて、三方ヶ峰を目指して歩いていると1m位の距離にいきなり動く物体が…!
「熊?!」と思ってびっくりしてみたら、カモシカさんでした。私達もびっくり!カモシカさんもびっくり!驚かしてごめんなさい
もぐもぐと朝ごはんを食べているところをわきからそっとお邪魔して、撮影モデルになっていただきました
カモシカさんとお別れして、本日の目的のひとつ、三方ヶ峰の脇にある「三方コマクサ園」へ。高山植物の女王のコマクサ!咲いています♪
砂礫や他の植物が生育できないような厳しい環境に生育する不思議な花。新人A紀は2年ぶりの再会に大喜びでした
珍しい白いコマクサも咲いていました
見晴岳に向かいます。三方見晴歩道を歩いていると霧が晴れてきて、先程歩いた池の平湿原が一望できました
途中にもコマクサ園があります。こちらは三方ヶ峰のコマクサより小粒
見晴台に到着!天候も良くなってきました!
霧が晴れて、青空が広がり冬に登った「烏帽子岳」と「湯ノ丸山」が一望できました
新人A紀は湯ノ丸山の「丸」のポーズ、G郎OBさんには烏帽子岳の「とんがり」のポーズをとってもらおうと思ったらなぜか「×」のポーズ…(笑)
池の平湿原入口に戻り、岩稜帯を登り東篭ノ登山へ。お天気目まぐるしく変わります。
霧が晴れると絶景です!
西篭ノ登山へ。片道30分の道にはハクサンシャクナゲがあちらこちらで咲いていました!
こちらは蕾。満開には後1~2週間後位でしょうか
西篭ノ登山へ到着。移動距離は短いですが、岩稜帯のアップダウンの道が楽しい。
同じ道を通って、東篭ノ登山に戻ります
ここでK子キャップのご好意で、G郎OBさんと新人A紀は水ノ塔山へ。
K子キャップは車で回り、下山口の高峰温泉で待ち合わせ
高曇りの天候ですが眺望が良く、歩いてきた篭ノ登山から黒斑山、街並みが良く見える、楽しい稜線歩き♪ 途中シャチの様の岩が。命名「シャチ岩」
水ノ塔山に到着。ここまでの稜線。超お気に入りとなりました。時期を変えて何度も歩いてみたいです
高峰温泉へ下山を開始です。絶景を見ながらの好物の岩稜帯歩き♪

下山後は今日歩いた道が一望できる温泉へ。山頂は雲がかかって見えなかったものの、露天風呂でおしゃべりしていたらすっかり晴れて、浅間連峰の端から端までが一望でき、歩いた道が見えるっていいものだなぁとしみじみでした。端から端まで、繋げて歩いてみる事できるかなと考えたり、縦走は楽しい♪
地元の方が、今日は久々の天気だから登りにきたとおっしゃる様に、久々の晴れだったようでその中で充実した登山ができて感謝です!

東北 出羽三山の主峰と高原台地の山旅

日程:2022年5月20日(金)~22日(日)

メンバー:K子・G郎OB・A紀(記)

秋の終わりから初春にかけて、登山口へのアクセス道路が通行止めになる「月山」と「八幡平」。お待ちかねの道路が開通!で、みんなの都合が合う日に2泊3日で東北へ雪山納め山旅に行ってきました!

■山旅1日目 「月山」

コース:姥沢P~月山リフト下駅…リフト…上駅~姥ケ岳~金姥~牛首~月山頂上小屋~月山神社~月山のピストン

往路は月山スキー場上駅までリフトで楽々~。リフトは圧倒的にスキーヤーが多く、登山者はちらほら。
A紀は初月山です。何度も計画しては悪天候で中止となっていた山なので、この地点に立てただけでもう感動で泣けてきました
快晴です!スキーヤーがなにやら集まって、ロープにつかまって上に登っていきます。
何だろうと思っているとK子キャップからTバーリフトとの説明が。見たことのない景色にわくわく♪
先ずは「姥ヶ岳」の山頂を目指します。雪は緩く、アイゼンなしのキックステップで登ります。本日一番の急登で、後は穏やかな稜線歩きとなりました
上まで上がってしまえば真っ平。雪はなく木道が表れました。春満載~♪
「姥ヶ岳」山頂に到着!本日の天気は強風予報で心配していましたが、登ってみれば気にならない位の風。
景色に霞がかかっていますが、天気に恵まれました!360度パノラマビュー♪標柱の先には朝日連峰が広がります
月山の山頂へ向かいます。夏道と雪道のミックスの登山道。行きの車内から見た月山の全容は真白だったので意外でした
月山は昔から信仰の山として、近隣各県から沢山の参拝者がやってきたため、四方八方に沢山の登山ルートが存在しましたが今は3つのルートが主だそう。そのうちの一つ「湯殿山神社」への分岐に到着
ハクサンイチゲやミヤマキンバイなど、高山植物も咲き始めていました。眺望の良い尾根の夏道を絶景を堪能しながらゆっくり進みます
あちらこちらにクレパスが見えます。要注意です。スキー場の大斜面コースはクレパス発生・拡大で立入り禁止でした
新緑と残雪の山々が美しい!
最後の登りを登り切り、月山神社へのビクトリーロード
写真等で見慣れた月山神社の入り口が見えてきました。遂にここまできました~!
月山神社への入り口の石像
月山神社の本殿を超えた先が山頂となります。姥沢や湯殿山神社方面から登る人は本殿が山頂と思ってここまで来ない方もいる様です
山頂とっだどー♪♪♪ 山頂ずーっと貸切!
ゼブラ柄が美しい、息をのむ絶景!しばらく堪能します
名残おしいですが、下山開始です。ヒップそりで雪原を下ります!
今雪山シーズン最後のシュプール~&最後のトラバース!

■山旅2日目「八幡平」

コース:八幡平頂上P~見返り峠~ガマ沼~八幡平山頂~鏡沼(ドラゴンアイ)~八幡平頂上P

駐車場に車を停め、少し歩くと県境。なんだか得した気分です
スニーカー・長靴・登山靴…様々なスタイルの人たちがいて、観光地なんだなぁと感じます
階段を上り、見返り峠を過ぎると直ぐに八幡沼の展望デッキが現れます。
展望デッキから見る八幡沼はハート型♪ 久々に団体ツアーと遭遇
ガマ沼を経て直ぐに山頂に到着!
ガチな登山スタイル2名と観光スタイル1名で記念撮影♪
どこまでも平らです。だから八幡平と呼ばれるのでしょうか
今回のメイン、鏡沼に到着!
鏡沼の雪解けの様子が、まるで龍の眼のように見えることから「八幡平のドラゴンアイ」と呼ばれる人気スポット!5月の中旬から6月の中旬の限られた時期に、数多くある沼の中でここ「鏡沼」しか見られない神秘的な景色とのこと。積雪量や雪解け、天候の状況などの条件が揃うと姿を現す神秘的な自然現象です。
本日の龍の目は…半開きでしたが十分にドラゴンアイでした!
下山後は、お待ちかねの温泉!東北はどこへ行っても温泉天国♪ 2日間の疲れも癒されます
東北の2座を堪能した後は、岩手県の最高峰「岩手山」を望むコテージ村に宿泊!
岩手山を眺めながら、BBQと美味しい地酒で雪山シーズンの無事を乾杯!

往復の車中からも、前後左右、遠方にそびえる様々な山を望める東北。
これからは雪解けとともに花が咲き乱れ、秋はパッチワークのような素晴らしい紅葉が見られるとのこと、様々な時期に訪れてみたいものです。

半年前までは、雪山に登ることはないだろうと思っていた自分が雪山に挑戦し、数多く登れるとは考えてもいませんでした。
知識も技術もない雪山初心者に、素晴らしい景色を見せていただき、先輩方には感謝で一杯です。まだまだ未熟だらけですが、今シーズン身に着けた経験を次に生かしていきたいと思います!


4月23-24日 卒業山行(爺ヶ岳南尾根~鹿島槍ヶ岳縦走)

メンバー:N村、Y下、N山、K村、F寺、Y内、A木

ズブの素人ながら2013年入会して以来、9年間に渡り、山岳会活動に積極かつ精力的に尽力し、押しも押されぬリーダーに成長した会員が仕事の都合で富山県に転勤となりやむを得ず当会を離れることになった。これまでの数々の思い出を振り返ると共に、彼が新天地で更に岳人として飛躍することを祈念して当会からの追い出し卒業山行を企画した。

行程 

4月23日(土)  扇沢柏原新道入口駐車場8:00 ⇒ 爺ヶ岳南尾根(途中強風待ち停滞1時間) ⇒ 爺が岳南峰14:00 ⇒ 冷池付近(TS)16:00

4月24日(日)  TS4:30 ⇒ 鹿島槍ヶ岳6:30 ⇒ TS撤収8:30 ⇒ 爺ヶ岳10:30 ⇒ 扇沢柏原新道入口駐車場14:00 ⇒ 薬師の湯にてご挨拶 お別れ

4月23日

南尾根取付きから急な樹林帯

ジャンクションピーク直下が最も急斜面

山頂付近が強風のため風を読んで『風待ちタイム 1時間』・・・大正解、あたりました!

強風が収まるのを待って稜線に・・・鹿島槍頂上は今だ強風帯

爺ヶ岳の縦走路に入る  雪が少なく山小屋 露出

テントを張って宴会。ますの寿司、チョリソー、焼き肉、テント内が真っ白スモーク、深夜まで続いた

4月24日

布引岳 後方は北アルプス南部の山々
剣岳 東面
がっちり肩を組んでこのメンバーで過ごす最後の頂

これまで、ご苦労さま・お疲れさま・ありがとうございました。

これからもどうかお元気で!・・・・・さようなら!

宝の山 会津磐梯山

日程:2022年4月2日(土)

メンバー:K孝・K子・G郎OB・A紀(記)

浦和溪稜山岳会で生まれた偶然の縁を結ぶきっかけを作ってくれたK孝会長とのご一緒山行がやっと実現!で、「エンヤ~♪ 会津磐梯山は~♪ 宝~の山よ~♪」の民謡で有名な磐梯山に登ってきました。素晴らしい天候に恵まれ、なんとも贅沢な1日となりました!

コース:裏磐梯スキー場~噴火口分岐~火口原~弘法清水分岐~磐梯山のピストン

裏磐梯スキー場駐車場から出発!シーズン終了後のスキー場は静かで貸切感満載です
振り向くと右手に2月の会山行で登った西吾妻山が見えてきました。
スノーモンスター達の今はどんなだろうななんて考えながら登っていきます
西吾妻山麓にはグランデコスノーリゾートの蝶々型のゲレンデがくっきり!
緩やかなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度をあげていきます
荒々しい噴火口が見えてきました。ド迫力です。
噴火口の周囲を取り囲む様にそそり立つ岩壁が迫ってきて圧巻です。
ここからは徐々に斜度が上がり、急坂が続きます
眺望が広がり、まだ凍っている桧原湖が見えてきました。噴火で出た岩雪崩で出来たそう。上は朝日連峰方面。写真にない右手は奥羽山脈が一望でした
火口壁を登り噴火口の上部に到着。左側には磐梯山の一角をなす櫛ヶ峰。今日は見るだけ~
磐梯山山頂に向かいます。この風景、なんだか海外の山みたいです!
登山道のコンディションが様変わりして、アイゼン付けたり外したり忙しいです
いつ雪崩が起きてもおかしくない雪の状態と教えていただきました
考えるだけで恐ろしい…
夏は樹林帯を迂回して山頂を目指しますが、この時期は直登できます
山頂に到着!
新人A紀、ここで事件を起こしました。反省です…。今後に生かします!
浦和溪稜の歴史を作り上げた皆様で思い出の1枚をパチリ♪
猪苗代湖は全く凍っていません。山を挟んだだけで、こうも湖の状態が違うとは不思議です
山頂からの景色を楽しみ、下山開始です。
下山時の方が眺望が良く、雲がかかっていた飯豊山脈もくっきり♪いつか歩いてみたい山脈です。
下山時はかなり気温が高くなり、辺りから落石の音が鳴り続いていました。

歩みを進めるごとに見える景色が変わり、登山道も変化していくバラエティに富んだ山、磐梯山。登りも下りもずっと絶景を楽しめて、印象に残る山となりました。
諸先輩方と山をご一緒するごとに、技術と経験の豊富さに感心してしまいます。
もうすぐ雪山シーズンも終了。雪山デビューした今シーズン、多くの雪山に登らせていただきましたが、雪山の美しさ・楽しさと厳しさ・怖さを同じ位感じました。
山には常に謙虚で真摯で…を心において…。

帰り道は、技術と経験の豊富な諸先輩から、愉快(?)で豊富な浦和溪稜の歴史話を聞きながらワイワイと♪ 今回も感謝です。

大迫力!前掛山

日程:2022年3月25日(金)

メンバー:K子・G郎OB・A紀(記)

雪山シーズンもそろそろ終盤。お休みが合った平日、行先は天気予報が良い山をいくつかピックアップしていただき、その中から新人A紀が恋焦がれていた浅間山(前掛山)へ!
6時半には浅間山荘駐車場到着。風が強い日が多い山域とのことですが、前日からの強風も未明には静まり、山頂を無事踏めることを祈りながら出発です。
下山後の楽しみの温泉がある浅間山荘、 新人A紀はついこの間まであの有名な「あさま山荘事件」はこの場所だと勘違いをしておりました。
今回は地図読み講習も兼ねた山行。地図と磁石を照らし合わせて方向を定めて進みます。出発時の新人A紀の採点は落第点(汗)。戻ってくるまでに果たして合格点に達することができるでしょうか…。

コース:浅間山荘~浅間山荘登山口~火山館~浅間神社~湯ノ平口~賽の河原~前掛山のピストン

浅間山荘の登山口から7時前に出発!3日前に降った雪の影響はここでは感じません
あっという間に一ノ鳥居→不動滝に到着。硫黄臭が漂います
登るにつれ雪はどんどん深くなりますが、浦和溪稜スタイルでアイゼンは付けず、ツボ足で進みます
トーミの頭がどーん!風もなく穏やかな天候となりました
火山館手前の川。この風景、火山帯に居ることを感じます
火山館に到着!ここで小休憩をとります
昨年初めてここに登りに来た時にはレベル2で前掛山には登れず…
湯ノ平口を経て賽ノ河原へ。分岐点左に行くと急登草すべり
進むにつれ、浅間山が少しづつ姿を現してきてテンション上がります
浅間山の外輪山にあたる黒斑山~蛇骨岳~仙人岳~鋸岳~Jバンドへ続く稜線が一望です
森林限界手前でアイゼンを装着。前掛山取り付きから傾斜が徐々にキツくなります
新人A紀は12本アイゼンを付けるのは3ヶ月ぶり
緊張感の中、八ヶ岳で教わった歩き方を頭の中でリピートさせながら進みます
立ち入り禁止区域に到着!雪の浅間山をこんなに間近に見られて大感動!!!
この地点で360℃パノラマビュー♪ 先月登った四阿山もくっきり!
避難シェルターで小休憩をとります。この時間は少し風が強くなりました
前掛山へのVictoryroad!ダイナミックでカッコよくて感動で泣けてきます
恋焦がれていた前掛山の山容がこんなに迫力がある稜線だとは想像できず…
想像を裏切られて、大感動です!!ここが歩ける幸福感をかみしめながら進みます
振り返ると北アルプスの大展望!K子キャップ、キマッています♪
G郎OBさんもこんなに風の無い前掛山山頂は初めてとの事!
皆でゆっくり周りの景色を楽しみながら進みます
振り返ったVictoryroadも大迫力!3人の貸切road!
山頂に到着!新人A紀、うれし泣きです
山頂から先の景色もまた絶景かな♪
OG五郎さん、K子キャップも登頂です!山頂も3人の貸切♪
前掛山の標柱の向こうには浅間山
山頂から見た牙山方面。豪快な山容
浅間山は今日は噴煙もあげずに大人しい
たっぷりと堪能して下山スタートです。下山もまた絶景!
下山はお決まり?のシリセード♪
楽ちんに見えるけど、腹筋ピクピク、息があがります(苦笑)
下山後は赤褐色の秘湯♪天狗温泉で源泉を貸切で堪能!
鉄鉱成分が豊富に含まれた源泉は、最初は透明ですが空気に触れて酸化すると赤褐色のお湯に変化するとのこと

昨年、黒斑山の稜線から見た浅間山の独特な山容に惹かれ、ずっと見たいと恋焦がれていた「ガトーショコラ」と称される積雪期の浅間山の姿を拝む事ができた最高の山行となりました。
まだ片手にも満たないアイゼンを装着した雪山歩きや雪山でのポイントを、2人の大先輩から色々ご指導いただけた有意義な時間となりました!感謝です。
さて、 新人A紀、地図読み実践講習の採点は…。次回山行での実践後に持ち越しです。復習復習…φ(・ω・ )

あずまや温泉から四阿山

日程:2022年2月25日(金)

メンバー:K子・G郎OB・A紀(記)

平日休みの日程が合い、雪山へ行きましょう!と高速料金が平日割引の対象となる朝早時間に群馬県と長野県にまたがる「四阿山」を目指して出発!
お天気はちょっと風が強いくらいの快晴予報。心配なのは3~4日前にそこそこの雪が降り、その後あまり山に人が入った記録がない事。トレースあるかなぁ、またラッセル祭りになっちゃうのかなぁ、そろそろツボ足で歩きたいねぇなんて話しながら、駐車場となるあずまや温泉に到着です!平日なので、我々しかいないのではと思いきや、既に数台の車が駐車場に停まっていました。その後も数台やってきて、人気の山なんだなぁと認識。

コース:あずまや温泉~登山口~分岐~里宮~分岐~四阿山のピストン

駐車場前の「あずまや高原ホテル」
立派な建物ですが、コロナ禍の影響で閉館となってしまった様です
朝日を浴び、今日の好天に期待をしながら出発!
最初は樹林帯を歩きます。トレースばっちり!で心躍りながら進みます
樹林帯を20分くらい歩くと、牧場に到着!一面雪原。ここから終始眺望が開けます
目の前には本日の目標「四阿山」左には「根子岳」も見えます
天気は良いけど風が強く、トレースが雪で埋まってしまっている…
ツボ足で頑張るもののこの辺りで限界となり、速やかにワカンを履きました
前にスキーヤーが数名登っていきましたが、スキーヤーが付けたトレースは登山には全く役に立たない(涙)と今回、学びました
吹きっさらしで雪氷が風で流され、キラキラとダイヤモンドダストみたいで綺麗です
登りながら後ろを振り返ると、浅間連峰や北アルプスの白い峰々が美しい
樹林帯の霧氷が風で落ちてしまっていて、暖かそうに見えるけど気温は-11℃
分岐の標識に到着。 K子キャップから「掘り起こして~♪」との指示が
A紀、エッホエッホと掘り起こし、「←四阿高原 四阿山→」の標識が出てきて、任務終了!とくつろいでいるとダメ出しが…
「??」とさらに掘り起こすと、出てきました。「←中尾根四阿山方面 四阿山↑」の標識が…ここ、十字の分岐だったようで…。これで、ルート確認バッチリです
どんどん高度をあげ、真白な浅間山が見えてきました
紛糖が多めにかかったガトーショコラの様な浅間山
樹氷の先に、四阿山の山頂がちょこんと見えてきました
急坂もここで終了!風が強い中、ラッセル頑張りました!
根子岳との分岐に到着!根子岳の方からはこの時間は誰も登ってきていない様でした
ここから夢のビクトリーロードの始まりです!
目に入るもの全てが綺麗過ぎて、目を奪われて前に進まない!
先日登った、西吾妻山のスノーモンスターとはタイプが違うスノーモンスターがお目見え♪色々なスノーモンスターに目を奪われて前に進まない!
四阿山の山頂がどんどん近くなってきました。が、絶景過ぎてなかなか前に進みません
「うらめしや~」とお腹がでているスノーモンスター
下半身にお肉(雪)たっぷりのスノーモンスター
「登っている時は辛いなぁって思うけど、こんな絶景やこの瞬間があるから山はやめられないんだよなぁ」
by G郎OBさん
「ここから先にやせ尾根があるから気を付けてね」とのK子キャップの助言を受け、A紀、慎重にトップを進むもやせ尾根らしきものはなく、K子キャップに確認すると「やせ尾根が雪で肥えてデブ尾根になっていた」(笑)という位、今年は雪が多い様です
山頂まではアップダウンが続き、楽しい稜線。雪は深いけど歩きやすく、もっともっと長く歩いていたい症候群になる位、気持ちの良い稜線でした
山頂まで後少し!後ろに北アルプスの稜線が広がります
山頂に到着!平日にもかかわらず、狭い山頂は人が多く密でした
山頂にある奥宮は雪にすっぽり埋まっています
山頂からの浅間連峰。富士山も見えました。絶景すぎてなかなか下れません
風がそこそこ強いですが、山頂にいる方々も長居していました
名残おしいけど下山を開始します。
絶景を見ながらの贅沢な下山。冬の四阿山の人気がわかりました
やっほー♪下山も絶景が続きます
これは雪庇と呼んでよいのかな?同じルートでも登りとの印象が異なり、飽きません。少し下った樹林の影で珈琲タイムを設けてのんびり。沢山の方々も同じ場所でこの絶景を楽しんでいました
登山口に到着しました

新人A紀は、夏に四阿山を訪れていますが、藪漕ぎをした夏とは大きく違い、雪を纏うとこんなにも山容がかわるものなのかと四季の奥深さを感じた山行となりました。
他の山も季節を変えて登ってみたいものです。
下山後は、奥深い秘湯で冷えた体を温めて帰宅。
今回も素晴らしい山行となり、感謝です。

絶景 霧ヶ峰スノーハイキング

絶景の霧ヶ峰ハイキング

日程:2022年2月7日(月)

メンバー:K子・G郎OB・A紀(記)

K子リーダーの取り計らいで、浦和溪稜山岳会で生まれた偶然の縁を山行という形で結んでいただき、これ以上ないのでは?という好天の中、霧ヶ峰高原でスノーハイキングを楽しみました!

コース:車山肩~沢渡~物見石~北の耳~南の耳~車山~車山肩

朝から雲一つない好天!7時に到着の時の気温は-15℃でしたが、風がないため寒さを感じません。
駐車場は平日なのにどこも満車状態。霧ヶ峰で撮影した写真が何かで受賞した事の影響で人気の撮影スポットになっている様で、路駐取り締まりのパトカーも出動していた様です。

「車山肩」から出発!朝日が上り、テンションも上がります
御嶽山と乗鞍岳を背景に雪景色が広がります
一面、雲一つない青空と銀世界
八ヶ岳・南、中央、北アルプスのお出迎え
日の出の絶景を撮影する方々もちらほら
景色に見とれて前に進めません♪でもそろそろ出発!その前にパチリ
まずは「沢渡」を目指します。最初はトレースがありツボ足でサクサクと進めました
しばらく歩くとトレースがあるものの雪が深くなり、ここでわかんを装着します
G郎OBさんの木材で出来た100年物の年代わかん。渋い♪
今日の候補に上がっていた山で霧ヶ峰の天気が一番!のK子リーダーの予測が当たり、風の無い好天の中、自然とみんなニコニコと満面笑顔♪
トレースはあるものの、雪が深く時々ズボッと沈みます
新人A紀、本日先頭ラッセル頑張ります!
「沢渡」に到着。小休憩をとります
沢渡に建つ山小屋「ヒュッテ ジャヴェル」は休業中です
ここから稜線を外れ、地図を確認しながら「物見岩」を目指して進みます
メンバー3人の唯一の全員集合写真♪
だれも足を踏み入れていないコースを進みます
樹林帯を抜けると、本格的なラッセルが始まりました
G郎OBさんもラッセル!
標高が上がるにつれ、景色が広がります。どこまでも絶景♪
新人A紀、1週間前に入笠山で行った、わかん&ラッセル練習の成果発揮!でずんずん進みます!
ラッセル楽しい~♪と自惚れていたら
何度もズボッ!!と深く踏み抜き、抜け出すのに四苦八苦(汗)
「物見岩」に到着!360℃パノラマの大展望です
折角の好天なので、もっと歩こう♪と距離を伸ばして「北の耳」に向かいます
「北の耳」に到着!風もなく穏やかです。気温はー10℃。後ろに蓼科山
八ヶ岳連峰が端から端迄くっきり!
次の目的ポイント「南の耳」の山頂には雪庇が出来ています。新人A紀は生の雪庇を見るのは初めてで感動
「南の耳」に到着!下山の時間も迫り、この後は蝶々深山の山頂は踏まずにトラバースして「車山」に向かいます
振り返って、自分達が作ったトレースにうっとり♪ 後日だれか歩いてくれると嬉しいな。
本日のラスボス、「車山」が近づいてきました。
新人A紀は不慣れなわかんにも大分慣れてきましたが、「南の耳」からのラッセルで腰まで踏み落ちて、抜けるのに本日一番の四苦八苦(汗)力づくで足を抜いた時、わかんが緩んだ感があったのに後少しだからと締め直さずに進んだら、最後の急登で失速!
わかんはしっかり装着、こまめに締め直しを心に刻みました
霧ヶ峰最高峰「車山」に到着!
鳥居が雪に埋もれています。背景、左に八ヶ岳、右に南アルプス。厳かです
今年の登山の無事を祈りました

車山からは、あっという間に車山肩に到着!
好天・展望に恵まれ、終始笑顔で穏やか(ラッセルは大変ですが)な楽しい楽しい山行となりました!

毛勝山

~ 貸切の頂上 ~

登山口 6:15  モモアセ山 9:30  毛勝山 11:30  登山口 14:30

  毛勝三山の北端の山。好天に恵まれ能登半島~富山湾、後立山連峰(白馬~鹿島槍~

針の木岳)、立山連峰(薬師岳~立山~剱岳)まで、360度の眺望を楽しみました。

毛勝山登山口の目印
巨木
クワガタ池 結構厚い氷が張っていました
毛勝山頂上 貸切状態❗

猫又山・赤谷山

2021年10月9日(土) 個人山行 N

6:05 馬場島駐車場 9:30 大猫山 10:40 猫又山 12:05 ブナクラ峠 13:15 赤谷山 14:40 ブナクラ峠 16:40 馬場島

剱岳の景色を目的に毛勝三山の一つ、猫又山と一つ南隣の赤谷山へ。

猫又山は登山者も多かったですが、赤谷山方面では誰ともすれ違わず。

大猫山~猫又山間とブナクラ峠~赤谷山間は道が藪に覆われてるところ多く、視界が悪い時やヘッデンでの行動は避けるべきルート。

この標識から左の道へ
大猫山への急登
午前中 クッキリ見えていた北方稜線 手前が赤谷尾根、奥に大窓・小窓・三ノ窓・剱岳
釜谷山 猫又山
猫又山頂上 
後立山連峰(鹿島槍・五竜岳)よく見えていました(写真忘れました)
猫又山側から見た赤谷山 ⤵470m ⤴+350m

中山・クズバ山

2021年10月2日 個人山行 N

どこの山❓❗

剱岳登山口の馬場島から、剱岳方面に尾根は北から順番に赤谷尾根・小窓尾根・早月尾根と並んでいます。早月尾根の南側に、立山川を挟んで奥大日岳に向かって伸びる尾根が西大谷尾根で、その途中にあるピークが中山(1255m)クズバ山(1876m)です。

(クズバ山まで登山道ありますが、その先はありません)

馬場島から中山経由でクズバ山まで登り、周回して降りてくる半日コースの登山。累積標高差は1300mを超えるので、日帰り登山としては十分なボリューム(中禅寺湖から男体山を往復するよりも標高差あり!)なんですが、不思議とそうは感じません‥ 真近に迫る毛勝三山・剱岳・奥大日岳・大日岳の眺望に圧倒されてるからでしょうか❓❗ (^^)

スタート時の光景。剱岳の稜線クッキリで大眺望が期待できる!
中山頂上の様子 残念ながらガスの中
このパノラマは無かった…
大日岳方面の眺望(クズバ山より)
下山途中に見えた剱岳
「試練と憧れ」 ここから早月尾根
馬場島のキャンプ場(剱岳に向かって)右側にあるこの尾根が西大谷尾根です
馬場島荘と山岳警備隊の拠点、馬場島警備派出所
天気はいいですが、稜線には雲が沸き上がっていました。