片品川水系 栗原川(会山行)

日程 2026年6月14日
メンバー Y内(L)、K村、A木(記録)

「会山行、3人だけだし一ノ倉にしちゃう?」などと相談もしていたけども、天候不順もあって、さくっとアクセスのよい沢へ!ということに。以前から目を付けていた栗原川に行ってきました。

「いや、これ東北に来たみたいだわ・・」
長いナメの連続に、3人が口をそろえる。
「そういえば、どこかでデート沢って書いてあったような・・」
確かになだらかで美しい渓相はそんな雰囲気を漂わせている。

入渓するとずっとナメがつづく。水はきれいだが、ぬめりは強い。

この沢が面白いのは、ナメがしばらく続いて、ちょうど飽きてきたころに程よい難易度の滝が現れること。

巻くのか、直登か。
都度、判断を求められるところが「デート」に程よい刺激を与えてくれそうです。
残念ながら今回はオジサン3匹の山行ですが。

アトラクション的にあらわれる滝。これも登れそうなラインがありましたが、慎重を期して巻きました。


そんなナメ→滝→ナメ→滝のルーティーンを数度繰り返すと、突如巨大なゴルジュが出現。
メインディッシュ「大膳の滝」だ。

それまでの美しい渓相から、一転。思った以上の水量でかなりの迫力。滝は数段に分かれているようだが、薄暗さもあって滝の下からは上が良く見えない。

突然あらわれたゴルジュ。写真でみると結構明るいが、実際は暗くて寒かった。左取付きの1手目には子供のヘビがいた。ヘビ恐怖症の自分はこの時点でリード断念。


「どうします?結構水量ありますね。。」と相談しながらも、Y内さんはすでにロープを結び始めている。やる気だ。
腰上まで水につかりながら取り付き、滝の左から登攀開始。
きついヌメりに苦心しながらも、慎重にY内さんが進んで1段目の落ち口でピッチを切る。

Y内さん、リード。タワシ大活躍。


残った私とk村さんはセカンドで上げてもらう。1段目終了点について絶望。
どうみても2段目は無理そうだ。
一応、登れる可能性を探って各々試登するも、あまりのヌメリにあっさり投了。
1段目落ち口のボルトを利用して懸垂で降り、右岸から大高巻して一気に上の円覚の滝に出る。ここで本日の遡行は終了。

2段目。釜をおよげば左側から2段目を登れるが、寒い。右はヌメヌメヌメ。仮に2段目クリアしても、今日のコンディションで3段目はリスキーすぎる。

この滝のあとのツメはなかなかエグく、また下山に利用した廃林道はクマの気配💩が多数。
本当にデートで来たら、別れることになるかもなぁと思いました。
なにはともあれ、今シーズン最初の沢は、とても楽しかったです。連絡先を引き受けてくださったY下さん、ありがとうございました。

途中、素掘りのトンネルもあって面白い(この後、クマの糞まつり会場がありました)


◆山行記録
7:30 駐車スペース発
8:00 入渓
10:30 大膳の滝(すんごいゴルジュ滝)
12:00 脱渓
14:00 駐車スペース帰着

※ガイド本によると、そのまま本流からツバメ沢を詰め上げて一泊。ケヤキ沢を使用して下降する周回コースが一般的なようです。途中、幕営適地も多数、薪も豊富なので、沢宿泊の体験コースとしてもよさそうだなと思いました。

駐車スペースは、護岸工事と思われる方のためのトイレなどもあってとても快適。

※豆知識※
「クマ多いらしい」との事前情報から、K村さんがモンベルで熊スプレーをレンタルしてくれました。3日間で2,500円なのだそう。
「せっかく借りたら、使いたいですね。」などと言っていましたが、今回は結局クマさんには出会いませんでした。

今回の秘密兵器。