【春合宿②】2日目 大中子(おおなご)山

メンバー:F王寺さん、H島さん(SL)、U田(L)

6:30 林道スタート - 7:00 登山道取り付き - 9:30 クマ山 - 11:45 下山

女子だけの春合宿2日目は、当初燧ヶ岳を予定しておりましたが国道352号線が開通せず、登山口まで辿り着けないため断念。予定を変更しF王寺さんが事前に目星をつけてくださっていた大中子山へ。

会津百名山に選定されており、登山道は冬季限定とのことなので、それはそれでわくわくする!と調べると登山記録が極端に少ない。今年は2週間程前に登頂した人の記録しか見つからず、ほぼ情報がない状態で登山口へ向かいました。

駐車できる場所も定かでなかったため、登山口手前の林道路肩に車を止めて出発。(が歩きだしてから、もう少し奥まで車でいけたことが発覚。)

30分ほど林道歩きをして、登山口に到着。取り付きの真横を流れる沢は昨日と同様雪解け水で爆流!渡渉があるため、これ渡れるだろうかと少々不安になりながら入山します。

渡渉する予定の支流が奥に見えていますが、水流がすごいのが遠目にも明らか

ある程度踏み跡やピンクテープもありましたが明瞭とは言えないため、うろうろしながらまずは最初のポイントの渡渉地点まで。

思ったよりは川幅も狭く、何カ所か渡れそうなポイントがあったため、各々好きな場所を渡渉します。

F王寺さんとH島さんは敢えて難しいところからチャレンジ(しているように見えました笑)

あとは単純に尾根を辿ればOKと思いましたが、これがとても急!雪があればアイゼンでサクサク登れそうではありましたが、雪がないためずるずるの土。一回足を滑らせたら止まれなさそうな斜度にひやひやしながら登ります。下り用にロープあった方がよかった?最低限ヘルメットだけでも持ってくるべきだったかも……??と後悔しました。

下山の時に道を間違えないように、枝で目印を作りながら進みます。

標高900mあたりからは斜度も緩やかになってきましたが、今度は藪が出てきました。藪をかき分けたり残雪の上を辿ってみたりしますが、なかなか思うように進みません。

振り返ると昨日登った会津駒ケ岳~燧ケ岳の広くなだらかな稜線!

(昨日夜はキャンプ場にも爆風が吹き荒れテントが大暴れし、みんな若干の寝不足だったこともあり)標高1,500mあたり、いい加減疲れてきた~!という頃に、木に「クマ山」という謎の文字が刻んであるのを発見したため、ここを本日のピークとすることにしました。

ピークとは思えないような場所で発見
最高到達地点で。

下山はアイゼンを着用。最初の極端に急だった尾根は、土にアイゼンをぐさぐさと刺しながら下りることで、なんとか事なきを得ました。

林道まで戻ったら、収穫タイムの開始です。

春の恵みが大量
お買い物帰りスタイルのF王寺さんとH島さん

帰りは燧の湯でさっぱり汗を流して帰路につきました。

情報が少なかったとはいえ装備やルーファイなど反省点が多かったですが、思いがけずバリエーション感があり、予期しない方向で楽しむことができました。ピークは踏めませんでしたが、またいつかしっかり雪が残ってる時期に再チャレンジしたい…かも?

予定通りとはいきませんでしたが充実した2日間を過ごすことができました、F王寺さんH島さんありがとうございます!