霧積アイスクライミング(会山行)

日付 2025.2.8(土)

メンバー N村さん(L)、Nさん、Fさん、Iさん、H(記録)

行程 9:40駐車場到着ー10:00ゲレンデ到着ー15:00撤収

今回は、アイスクライミング練習ということで群馬県の霧積へ。

ゲレンデで練習ということなので初心者のHも安心です。

JPCZの影響で日本海側は大雪。その影響で行きは渋川~はチェーン規制でした。帰りはなんと通行止め。国道も通行止めだとか…私たちはその手前だったので影響はありませんでしたが、心配です。いつもなら見える赤城山が全く見えない暗いあやしい雲。

駐車場には車が5、6台。今日は人が多いかな。アプローチは5分?!で全く歩かずにゲレンデに到着。

7パーティくらい

毎年右側のところも登れるようですが、今回は雨も少なかったのであまり発達してないよう。残念・・・

こちらは傾斜も急で混雑していたので、もう少し右にある緩やかな場所で練習開始。

①トップロープ(アックスの振り方・アイゼンの使い方)②アイススクリューセットと回収③Vスレッドの設置方法④懸垂下降 を行いました。

2か月ぶりを全く感じさせないFさん

今日は、雪山の装備チェックと寒さに順応するため~と言っていましたが、さすがFさん。最近登れていなかったのが嘘のようです。

先月の八ヶ岳ゲレンデで全く登れなかったH。今回は、ベテランの先輩方のご指導の下、少し登り方を覚えました。1本目はビビりまくりのH。アイゼンの刃を全く使えてない自信がありました(笑)

怖くて膝を氷につけてしまう=アイゼンの刃が立たなくて滑べる→怖い

頭の中では分かっていても体重をかかとにかけることができないHを見て、Nさんがアイゼンを貸してくださいました。

縦爪だと氷に刺さる感覚が分かり、登れる~~!!その感覚が分かると怖さより楽しさが湧き出てきました!アックスもNさんの研いだものを使うと軽い振りでしっかりと刺さりました。自分の道具を自分の使いやすいように手入れをして使うことも大事だなと実感。アックスの研ぎ方(Nさんの秘密の研ぎ方)を教わりました。来年に向けてアイゼンとアックスを調達したいと思います♪

アイススクリューセット

バランスを保ちながら片手でセット。ポイントは胸~腰の位置でやること。腕が伸びきった状態では全く氷に刺さりませんでした。Iさんは利き手と逆でもできるように練習しており、さすがです!!

長さも色々とあり、氷が薄いとき厚いとき、表面が溶けているとき等その状況に合わせたスクリューを使うことや中に氷が入っていると刺さらないなど実際にやってみないとわからないことがたくさんありました。

Vスレッドの設置方法

正三角形をつくるように氷の中に穴を作りますが・・・N村さんはさらっとやっていましたが、穴が合わさらなかったりするので難しそうです。使う捨て縄の太さによっても通りやすさが違ったり、長さが足りなかったら等応用も教えていただきました。

最後は、懸垂下降。

氷の懸垂は緊張感があります。グローブをつけて懸垂セットは一緒にグローブが巻き込まれたりするのでやりずらい。太いローブだとなおさら。一本ずつ練習をして、冷えた体を温泉で解凍して帰宅。

ベテランの先輩方に色々と教えていただき、Iさんも新人のHもとても学びのある1日でした。ご教授ありがとうございました。