前川大滝

2024年8月18日(日)
山形県米沢市 吾妻連峰  前川大滝沢登り
メンバー Y内 N村 Y代 S方 4名

朝発(深夜発?)にてY内号にて家庭訪問兼メンバーを積み、
台風5号が東北地方を逸れたとは言え、1日違いの台風を追いながら

一路山形県へ向かう。

~~~おおよそのタイムテーブル~~~~~
7時20分 入渓地点到着
8時20分 入渓
12時30分 前川大滝到着
14時30分 前川大滝上の支流到着
15時30分 登山道到着
16時30分 滑川温泉到着
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入渓点の駐車場にて5~6台ほど停められる駐車場は既に満車状態、
丁度、他のパーティも着いたばかりで車を入れ替えて頂き無事駐車。

関東地方から来た3名パーティ
北陸地方から来た8名パーティ
出身地未確認の3名パーティと
我々4名で計4パーティを目視確認と軽い挨拶を行う。
総数4パーティ18人となるので今回の遡行は大渋滞の悪寒・・・

橋の上から見た沢は台風の影響からか以前来た時より

5割ほど水流が多い気がする・・・
見た感じ、ほぼ「アカン」感じだがせっかく来たので

行くところまで行く感じになる。

入渓直前、橋を降りた際に3名パーティとすれ違う。

「水流が多いので今回は撤退する」との事。入渓後、

足を持っていかれそうな感じの水流を受け、水流を避けて遡行。
途中、8人パーティに道を譲っていただき遡行継続。
3段15mの滝を直前に控え、更に3名パーティとすれ違う。

「滝を見て今日は撤退する」との事。どんな感じかと思い、

3段15mの滝に到着。はい、「激流滝」で以前見た感じや

他の写真と大きく違い、撤退する気持ちが分かった。

3段15m
普段なら1段登って右岸沿いに行くか、左岸から行けるが

本日は水量サービスタイムらしく横断NG,直登NG、

シャワークライミングNG日和。
無理繰り右壁の泥壁&草付き(実は泥壁大好き)を

大高巻き2ピッチし、トラバース3ピッチ後に

懸垂下降3ピッチで3段15mをクリア。

普段は懸垂下降するような沢ではありません

そして8人パーティは自分が登攀している最中に撤退したとの事。

へつりが無理で釜を結構泳いで突破中

その後、ナメ沢とは言えないやや急流なナメ沢を遡行し、

前川大滝に到着。水量5割UPのサービスタイム前川大滝は正に圧巻。

前川大滝の右壁に高巻き用の登山道を使い大高巻き。
前川大滝上部のトラバースはロープ出しが2か所あり、2か所とも丁寧にロープを出す。
※最初のトラバースでロープを出して、もう1か所ある事を知らずに

危険個所をロープ無しで通過しようとして過去滑落事故する場所ですので

ここは丁寧に危険回避の為、ロープを出す方を推奨します。

分かりにくですがロープを出しての2回目のトラバース、ちなみに左側は絶壁です

時間も押してきてネコノ沢を登攀し分かりにくい登山道に合流。

(3段15mの大高巻きが原因です、すいません)
ここで武装解除し、登山道を下降し途中の展望台で満喫したのち滑川温泉まで到着。

滑川温泉内を通過するのに一人200円必要です。
ここでお風呂と思いつつ、日帰り入浴は16時までとの事でここでの入浴は断念し、「高湯温泉」へ転進する。
高湯温泉はシャワー無し、シャンプー類無しではあるが建物は綺麗で入浴料250円と安く、正に秘湯。
乳白色のお湯は露天形式で温度も丁度よく、また来たいお風呂場でした。

帰りは大きな渋滞もなく東北道を南下し帰宅。

総括
トラバース用にロープは25m×2本はあった方が良い。(今回2本持参して正解)

全遡行は叶わなかったが水量UPの前川大滝と高湯温泉を堪能しここに筆を置きます。