白毛門 

日程 2023年4月9日(日)
メンバー I村(L)、FO寺、T橋、A木(記録)

4月会山行は土曜日組・日曜日組の2組に分けた谷川(マチガ沢)での日帰り雪上訓練。土曜日組から一部メンバーがそのまま水上に残り、翌日に白毛門を登ることになりました。

さて当日、前日の雪上訓練後の宴会の余韻を残しつつ(要は二日酔い。。)目が覚める。
昨日の雨は夜の間に雪に変わり、駐車場の車はすっかり雪化粧。

朝起きたら真っ白でした


夜半から強まった風は全く弱まる様子を見せない。
天気予報では昼には天候回復し、快晴・・・
近くのコンビニで朝ごはんを食べながら待つこと約1時間。
とにかく行ってみるか・・ということで登山口に向かう。

土合のトンネルを抜けると、あたりは一面の雪。昨夜の風雪の強さを物語る。
下界泊でよかった・・・そんな気持ちで登山口で支度を進め、8時登山開始。

こう見えて登山口は爆風。テンション上がりまくりの一同

そういえば、前に来た時もそうだった・・相変わらずの急登にあえぐ。
帰りはきっと雪が溶けてドロドロなんじゃないか・・稜線上の風の様子に加え、帰ったあとの泥汚れの洗濯の心配もチラリとよぎる。

そうこうするうちに松木沢の頭に到着。付近でアイゼン装着。そこから山頂まではあとわずか。心配していた稜線上の風は轟音がする割に大したことない。

風はそんなに強くなくて一安心。これなら行ける!

山頂直下、草付きに雪が乗った急斜面と岩場のトラバースも、リーダーの適切なルーファイと「ここ、実はガバです」というアドバイスで安全に通過。ほぼ計画通り、11:30ごろには山頂に立つ。

個人的には山頂標のピッケル&ビナがこの山域っぽくて好きです
一ノ倉をバックに

山頂では途中からご一緒になった屈強な若者2名にシャッターをお願いしました。聞けば山岳警備隊のご所属で今日はプライベートの訓練だそう。いや、強い(そして爽やか)・・頼もしい彼らですが、くれぐれもお世話になることがないように気を付けなくてはいけませんね。

山頂から伸びる稜線を眺めると、(朝は具合が悪かったにもかかわらず)あー、巻機まで行ってみたいな・・という気持ちがわいてきました。そのうち、どなたかお付き合いください。

そんな景色を堪能しつつ、山頂を後にする。
下りはただでさえ急なうえ、徐々に解ける雪と泥でさらに滑りやすい。
最近トレーニングをさぼっている身にはなかなか堪える。
途中、イワウチワの群生に励まされながら、無事に下山。

登りではほとんど気付かなかったのですが、いっぱい咲いていました。

登山口の駐車場に戻ると、2日目の雪上訓練を終えたN村さんがお出迎え。
(N村さん、ありがとうございます。そしてお待たせしてしまいスミマセン)
すでに地面は乾いており、今朝の様子がうそのよう。

違う季節にワープしたかのような登山口の様子

装備解除後はいつもの「湯テルメ」で温まったのち、帰路につきました。
リーダーI村さんはじめ、みなさんありがとうございました。